Summer Game Fest Play Days 2026にて、NetEase Gamesと24 Entertainment Lin'an Studioが開発するPC/コンソール向けアクションアドベンチャー『帰唐(Blood Message)』のプレイアブルデモが登場しました。
本タイトルはNetEaseにとって初となるAAA規模のシングルプレイ専用タイトルであり注目されています。 本稿では、実際にプレイした感想を交えながら本作を紹介します。

『帰唐(Blood Message)』は唐代末期の古代中国を舞台にした壮大な物語が用意されており、主人公は幼い息子を連れて長安まで伝令を届ける過酷な旅路を進むという設定です。

昨今のAAAタイトルに多いオープンワールドではなく、リニアなレベルデザインを採用しており、静かな村落での探索から、崩れ落ちる足場を駆け抜け降り注ぐ矢を避ける怒涛の逃走シークエンスへと途切れることなく移行する様は『アンチャーテッド』を彷彿とさせます。

デモ版では敵の目を掻い潜るシチュエーションが多々あり、茂みに隠れながらの静かなテイクダウンや高台からのテイクダウンなど、息を呑むような隠密行動を繰り広げ初期の『アサシンクリード』のような緊張感があります。
目まぐるしいほど豊富で爽快なフィニッシャー

『帰唐(Blood Message)』の戦闘は非常に手応えのある作りとなっています。没入感を高めるためにUIは極限まで抑えられており、体力バーといったものも表示されません。 一撃が命取りになるようなヒリヒリとした緊張感を伴います。

基本アクションは弱攻撃と強攻撃、そしてガードやパリィ、回避を組み合わせて立ち回ります。盾を持った重装備の敵に対しては、強攻撃でガードを崩すといった的確な判断が要求されます。ガードを崩した後は盾を引き剥がすアクションもあり。

敵は手負いになったり武器を失ったりしても命がけで抗ってくるため、多勢に囲まれた際は完璧なタイミングでのパリィや回避を連続で成功させなければ生き残ることは難しいです。

また、周囲の環境を利用した状況に応じたアクションが豊富に用意されているのも本作の大きな特徴です。特に顕著なのがフィニッシュムーブで、非常に豪快でバリエーションに富んでいます。

たとえば、敵の頭を水桶に力ずくで沈めてから喉元を突き刺したり、ひとりの首に剣を突き立てたまま別の敵の斬撃を防ぐ盾として利用したりと、容赦のないフィニッシャーが次々と飛び出します。

フィニッシャー中も他の敵の攻撃で中断されてそこから別のフィニッシャーに派生するなど、とにかくトドメの刺し方が豊富です。
映画さながらのダイナミックな逃走劇
試遊のクライマックスでは、巨大な武器を手にした巨漢の戦士に見つかることで息もつかせぬ逃走劇が幕を開けました。

迫り来る追手から逃れるため、主人公は入り組んだ市街地や細い路地を全力で駆け抜け、道中では降り注ぐ矢をかいくぐり、巨漢が投げつけてくる家具を避けながら、商人たちが運ぶテーブルを軽快に飛び越えるといったスピーディーなパルクールアクションが展開されます。

逃走ルートには崩れゆく床や屋根が待ち受けており、時には突発的なQTEによる素早い判断が求められつつ、崩壊する天井から落下しそうになりながら間一髪で梁にぶら下がったり、足場が崩落する瞬間にカメラワークが上空からの見下ろし視点に切り替わったりと、随所に仕込まれたドラマチックな演出はまさに映画のよう。

一見すると複雑な街並みですが、進行ルートやジャンプ可能な場所の導線が景観を損なうことなく自然に配置されており、プレイヤーが立ち止まることなく駆け抜けられるよう丁寧にデザインされていました。
最後は建物から大きく跳躍して鶏小屋の屋根を突き破り、そのまま大通りの人混みに紛れ込んで追跡を振り切って終了。まるで『アンチャーテッド』のような歴史アクション映画さながらの圧倒的な没入感とカタルシスを、存分に味わえる作りでした。
『帰唐(Blood Message)』の発売時期や価格は現時点では未定、対応プラットフォームはPC/コンソールとなっています。











