
ユービーアイソフトは、2025~26年の年間報告書を公開しました。
ゲームリリースの遅れも失敗要因になり得ると記載
海外メディアGame Fileは前年の報告書から変化した部分を中心に分析を実施。ビデオゲームの開発およびリリースにおける失敗要因の項目に、「ゲームが十分に磨かれていない状態でのリリース」「競合タイトルとの同時期リリース」などに加え、今回から「市場の期待が薄れ、激しい競争下での基準を満たせなくなるほど遅れてリリースすること」も失敗を招く要因であると付け加えられたといいます。
有料作品における課金要素の記述も変化
また、有料タイトルにおける課金要素に関しても記述に変化が見られます。前年の報告書には、有料作品開発の黄金律は追加費用を支払うことなくゲームを完全に楽しめるようにすることだと掲げつつ、アバターのカスタマイズやゲーム進行の高速化などでプレイヤー体験をより楽しめるものにする収益化モデルを採用するとも記載されており、一部海外メディアの間で矛盾しているのではないかとの指摘が行われていました(PC Gamer)。
今回の報告書では、批判を浴びた後半部分の記述が削除。有料作品について記載された別ページでは、中核となるゲーム体験は作品にすべて盛り込み、追加課金は体験のカスタマイズ(例:コスチューム)やバリエーションの拡張(例:追加キャラクター)を行うと説明されています。
さらに、従業員数は前年の17,782人から16,590人に減少。報酬平均は4%減少の69,399ユーロ(約1,284万円)、中央値は2%減少の58,627ユーロ(約1,084万円)であるとのことです。また、30歳未満の従業員割合は23.7%から19.6%に減少。30~49歳、および50歳以上の割合はともに増加しています。
2026年初頭に大規模な組織再編が行われたユービーアイソフト。2026~27会計年度にリリース予定のタイトルは少なくターゲットを絞ったものになるものの、2027~29会計年度では『アサシン クリード』『ファークライ』『ゴースト リコン』などの主要ブランド全体のコンテンツパイプラインを大幅に拡張予定としています。











