インディーゲーム開発者のRetroSpecter氏は、自身の開発した無料対戦格闘プラットフォーマー『Crashphalt』の不自然なプレイヤー数の増加とその理由について、海外掲示板Redditにて語りました。
「思い出の処女作」が不自然な注目作に

『Crashphalt』はRetroSpecter氏が初めてリリースした作品で、ゲーム開発のノウハウを一通り学べた本人にとっては大切なゲームではあるものの「世界を席巻するような大ヒット作ではない」と言うようにレビュー十数件程度の注目度の低い作品でした。RetroSpecter氏自身も本作を気にかけることが少なくなったと語る一方、たまにSteamページを覗いていたとのことですが、数か月前から突然500件以上のレビューが寄せられる異常な人気を集めだしたそうです。

そのレビューの内容には「プレイしないことに適した作品」といったかなり失礼なもののほか、大ヒット作『UNDERTALE』に関する物が多数含まれていることが確認できます。不思議に思ったRetroSpecter氏が詳しく調べたところ『UNDERTALE』向けのローカルマルチプレイMod「Undertale Together」のオンライン化に利用できる作品の一例として『Crashphalt』が紹介されていたといいます。

その方法はローカルマルチプレイ作品を疑似的にオンラインでプレイできるRemote Play Together対応作品であればどんな作品でも利用可能な様子。投稿では無料作品であるという以外に『Crashphalt』が選ばれる理由は特にないように思えるとRetroSpecter氏は分析していました。
「新たな命」と意外にもポジティブな反応の作者

RetroSpecter氏によると、今回の投稿の主目的は寄せられたレビューの一つ「他のゲームのModに使うためだけに興味を持たれてゲームの内容は気にもかけられないことを知った開発者はどう思うんだろう。」との質問への回答だとのこと。曰く「全く気にしていません。私はとっくに他のプロジェクトに移っているので、このゲームが新たな命を吹き込まれたのは本当に素晴らしいことだと思います。」と思いのほかポジティブなコメントを残しています。

Modの導入解説で利用されたことについては「たまたま選ばれた幸運なゲーム」と評したほか『UNDERTALE』についてもゲーム開発を始めたころにリリースされ、強く刺激された作品として印象に残っているといい、小さな形でも友人同士でのプレイのきっかけとしてコミュニティに影響を与えられているのは「とてもクール」だと語りました。投稿の最後では「トビー・フォックスさん。もしこれを読んでいたら、一緒にゲームを作りたいかどうか教えてください。よろしくお願いします。」との茶目っ気溢れる追伸も残しています。
新作はイベントで1位!培った技術は確かに発揮

RetroSpecter氏はローグライク要素を含んだテトリス風のパズルゲーム『Draftula』を開発中だとのこと。itch.ioで行われた短期間でのゲーム開発イベント「GMTK Game Jam」で「楽しさ」カテゴリの1位に輝くなど、『Crashphalt』開発で培ったノウハウは遺憾なく発揮されていそうです。









