
DLsiteでも知られるviviONは、全国の20~50代男女を対象に実施した「元PCゲーマー」の実態に関する調査結果を発表し、あわせてスマートフォンでPCゲームを楽しめる新サービス「viviON GAMES」を8月26日にサービスインすることを明らかにしました。
20~50代の5人に1人、推計1,170万人が「元PCゲーマー」
本調査は8月7日から8月12日にかけて、楽天インサイトのパネルを利用したインターネット調査として実施。スクリーニング調査で全国20~50代の男女10,000名を対象とし、そのうち過去にPCゲームをプレイしていたが現在は離脱していると回答した1,000名に対して本調査を行いました。総務省統計局「人口推計」(2024年10月1日現在)の性年代構成比に基づくウェイトバック集計を実施しています。

調査では、かつてパソコンでゲームをプレイしていたが現在はプレイをやめた層を「元PCゲーマー」と定義。その割合は20.2%となり、20~50代の約5人に1人が該当することが分かりました。この出現率を20~50代の男女人口(約5,800万人)に掛け合わせると、国内における「元PCゲーマー」の人数は推計約1,170万人に達します。
性年代別で見ると、男性では40代(25.6%)、女性では20代(20.7%)がそれぞれ最多を占めており、働き盛りやライフステージの転換期を迎える層で特に高い割合を示しています。
失われた経済規模は年間約1,000億円
元PCゲーマーがプレイしていた当時にどの程度の費用を投じていたかを分析したところ、課金やタイトル購入の経験がある割合は全体で37.5%(男性45.6%、女性25.0%)に登ったそう。課金をしていた層の年間支出額の中央値は24,000円です。

この数値をもとに、推計1,170万人のうち離脱から1年以上経過している層(約1,108万人、全体の94.7%)と課金経験者の割合を掛け合わせて試算した結果、失われた可能性のある経済規模は年間で約998億円(約1,000億円)にのぼることが判明したとのことです。

調査では、PCゲームを辞めた要因を深掘り。そして、元PCゲーマーの2人に1人が就職や結婚といったライフステージの変化によって離脱していることが明らかになりました。具体的には「就職・転職」(33.7%)が最多で、次いで「進学・卒業」(20.5%)、「育児・出産」(19.6%)、「結婚」(15.8%)、「昇進・異動など仕事環境の変化」(13.0%)と続いています。ゲームへの熱意そのものを失ったわけではなく、生活環境の変化によってやむを得ずプレイを諦めた層が一定数存在することが浮き彫りとなりました。
そしてクラウドサービス「viviON GAMES」が8月26日サービスイン―スマホでPCゲームを手軽に
viviONは今回の調査結果を裏付けとして、ライフステージの変化で離れたユーザーとゲームを再びつなぐ新サービス「viviON GAMES」を8月26日に正式にサービスインすると発表しました。
viviON GAMESは、「あのゲームが、スマホで今すぐ。」をブランドメッセージに掲げ、スマートフォンのブラウザからPCゲームをすぐに起動できるクラウドゲーミングサービスです。viviONが持つクラウドゲーミングエンジン「OOParts Engine」を活用し、専用サーバー上でPCゲームを動作させる仕組みで、開発側として移植作業は不要。サブスクリプションではなく買い切りモデルを採用しています。

なお、今回の告知画像には水族館ホラーアドベンチャー『アクアリウムは踊らない』のビジュアルが使用されており、同作がviviON GAMES対応タイトルになるようです。
viviONはDLsiteを運営するエイシスの親会社として知られ、電子コミック配信サービス「comipo」やVTuberプロダクション「あおぎり高校」の運営など、二次元コンテンツに関する多彩な事業を展開しています。Game*Sparkでも先日、viviON LabおよびviviON GAMESのスタッフへのインタビュー記事を掲載しており、同社のゲーム領域への本格参入について詳しく報じているので、こちらもご覧ください。
「viviON GAMES」は8月26日よりサービス開始予定です。











