スティング(『ドカポン』シリーズで知られるゲームデベロッパー)はボードゲームRPG『ヴィラクタル(Viractal)Nintendo Switch 2 Edition』をニンテンドースイッチ2向けに発売しました。
本作は、自動生成される立体的な箱庭マップをダイスを振って探索し、集めたカードでデッキを育てながら強敵に立ち向かうボードゲームRPGです。ひとりで戦略を練りながらじっくり遊べるほか、最大3人によるマルチプレイにも対応しています。
協力主体ながら“足を引っ張り合う”駆け引きも健在

スティングのボードゲームRPGといえば『ドカポン』シリーズのような過酷な対戦・足の引っ張り合いが代表的ですが、本作『ヴィラクタル』は仲間と相談して助け合い、強敵に挑む「協力プレイ」が主体となっています。
しかし、完全に平和な協力関係にとどまらないのが本作の持ち味です。オンラインマルチプレイ時には「悪魔のささやき」と呼ばれる特殊システムが発動することがあり、そのプレイヤーだけにしか見えない「秘密の手紙」が届きます。仲間との協力を最優先にするか、あるいは自身だけの利益を優先して動くか、お互いの信頼を揺さぶり足を引っ張り合うような心理戦や駆け引きが楽しめます。
探索面では、ダイスの余った移動量が「DP」というポイントに変換され、イベントの選択肢やバトルの強化に使える戦略的なリソース管理要素を導入。戦闘ではデッキのカードやスキルを駆使して戦い、冒険で得たソウルポイントを使って新たなキャラクターやカードを錬成することで、周回ごとに戦略の幅が広がっていきます。

ニンテンドースイッチ2版の特徴と「おすそわけ通信」
ニンテンドースイッチ2向けに登場した『Nintendo Switch 2 Edition』では、グラフィックが高解像度化され、キャラクターやフィールド、UIの文字がより鮮明に表示されます。また、ニンテンドースイッチ版の最大30fpsから「最大60fps」へとフレームレートが向上しており、カメラ移動や戦闘演出がスムーズに描画されます。

さらに、ニンテンドースイッチ2ならではの新機能として「おすそわけ通信」に対応しています。ニンテンドースイッチ2本体と本作が1本あれば、ソフトを所持していないプレイヤーとも2~3人で協力プレイが可能です。近距離であればローカル通信(相手側のニンテンドースイッチ本体でも参加可能)で遊べるほか、遠隔地のプレイヤーともゲームチャットを介して一緒に箱庭の冒険へ繰り出せます。
なお、すでにニンテンドースイッチ向けダウンロード版を所持しているユーザー向けには、990円でニンテンドースイッチ2向けにアップグレードする「Nintendo Switch 2 Edition アップグレードパス」も販売されています。
TGSでも『ヴィラクタル』

先日開催された「東京ゲームショウ2026(TGS2026)」(9月17~21日、幕張メッセ)のハピネットブース内でも同作が出展され、ニンテンドースイッチ2実機による試遊台が設置されていました。


会場には試遊台のほか、ミニチュアで再現されたゲームボードが展示されていたのですが、こちらは実際のゲームの3Dデータからプリントしたのだとか。それだけに帽子に付いたマスコットなど、キャラクターの服装も細やかに表現されていました。
『ヴィラクタル』ニンテンドースイッチ版は、ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ向けに発売中。価格はニンテンドースイッチ2版(パッケージ/ダウンロード)が4,950円、ニンテンドースイッチ向けダウンロード版が3,960円です。なお、マイニンテンドーストアではニンテンドースイッチ向けにボリューム満点の体験版も配信されています。
また、本作はSteamでも2026年1月26日より正式版が配信中です(定価3,960円。10月9日までのSteamオータムセールでは20%引き3,168円で購入できます)。










