市場調査会社Alinea AnalyticsのRhys Elliott氏は、The Game Awardsの歴代GOTY受賞作の販売動向をまとめた記事を公開しました。
『Clair Obscur: Expedition 33』買い切り販売も好調、Game Passでは430万人がプレイ
今回の数字は、Elliott氏が公開した、The Game Awardsの歴代ゲーム・オブ・ザ・イヤー受賞作の販売動向を振り返る記事で示されたもの。開発元や販売元による公式発表ではなく、Alinea Analyticsの推計値です。
同社によると、2025年の受賞作である『Clair Obscur: Expedition 33』は、累計870万本を販売し3億6,600万ドル(約574億7,000万円)の収益を記録。機種別ではSteamが58.8%、PS5が35.7%、XBOX(コンソール/PC向けMicrosoft Store版)が5.5%を占めています。

Elliott氏は、XBOXでの販売比率が低い背景として、発売初日からGame Passで提供されていた点を挙げています。同サービスを通じて本作をプレイした人は、コンソールとPCを合わせて430万人。2026年に入ってからも、70万人弱がサブスクリプションを利用して遊んだとのこと。
Game Passで多くのプレイヤーに届く一方、買い切り販売でも870万本という数字を積み上げている形です。
同氏によれば、1年半にわたるGame Passでの提供契約が終了した後、XBOX版の販売本数には上向く兆しが見られるものの、傾向を判断するにはまだ早いとしています。また、開発国であるフランスは、SteamとPlayStationの両方で本作の販売市場として第3位に位置しているとのことです。
『エルデンリング』『BG3』『アストロボット』も売れ続ける受賞作に
記事では、過去のGOTY受賞作についても販売本数や売上高の推計を紹介しています。
2022年の受賞作『エルデンリング』は、累計3,640万本、売上高は20億ドルに到達。今年に入ってからも約200万本を販売し、約1億1,000万ドルを売り上げたとしています。発売から年数が経過しても、新たなプレイヤーを獲得し続けているようです。
2023年の受賞作『バルダーズ・ゲート3』は、累計2,320万本、売上高は12億ドル以上と推計。販売本数の約8割をSteamが占めるほか、月間アクティブユーザー数は200万人を下回ったことがなく、先月も220万人がプレイしたといいます。
2024年の受賞作『アストロボット』は、累計470万本、売上高は2億9,100万ドル。毎月10万本以上を安定して販売し、今年だけでも約100万本を積み上げたとのことです。また、販売本数の46.6%をパッケージ版が占めており、Elliott氏はファミリー層のプレゼント需要や、PlayStationファンにとってのコレクション性が背景にあると分析しています。
新作が次々と登場するなかでも、長く遊ばれ、売れ続けているGOTY受賞作。今年は『グランド・セフト・オートVI』も選考対象に入るなど、激しい競争が予想されます。どの作品が栄冠を手にし、その後も長く支持されていくのか、注目したいところです。
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