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【総力特集】今さら聞けない!『トゥームレイダー』シリーズ総まとめ

2016年でシリーズ誕生20週年をむかえた、『トゥームレイダー(Tomb Raider)』。ゲームファンにはお馴染み、美しき探検家であり考古学者のララ・クロフトが、世界中を股にかけて活躍するアクションアドベンチャーゲームシリーズです。

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■トゥームレイダー3(原題:Tomb Raider III: Adventures of Lara Croft)


開発元: Core Design
対応機種: PC / Mac / PS1
日本版発売年: 1999年3月4日

―ステージ選択が可能になった3作目、日本版は難易度調整も
『トゥームレイダー2』のほぼ1年後に発売となった第3作目『トゥームレイダー3』。今回のララ・クラフトの冒険は、数百年前に南極に落ちた隕石と、その隕石から作られた、強大な力を秘めた「4つの秘宝」に関連したもの。本作の大きな特徴として、フリー進行のパートが導入された事が挙げられます。第1ステージであるインドをクリアすると、その後の3ステージであるサウスパシフィック、ロンドン、ネバダはどの順番でも攻略が可能でした(ラストステージは南極大陸)。また、シリーズでは初となる都市を舞台としたステージ「ロンドン」が登場し、ララが高層ビル群を飛び回る新鮮なプレイが味わえました。さらにステージにあわせてララのコスチュームが、おなじみのタンクトップ・短パン姿から、迷彩服、ボンテージスーツと変化しプレイヤーの目を楽しませてくれました。なお、南極ステージで着ているオレンジ色の防寒着は、最新作『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』にクラッシックコスチュームのひとつとして収録されています。

ゲームシステムとしては、新たに“這う”“ダッシュ”などのアクションが追加。バギーやカヌー、水中スクーターなどの乗り物も新たに登場しました。


『トゥームレイダー3』でもシリーズの高難度は健在で、国内PS版はなんと“日本向けに難易度調整されたバージョン”と“オリジナルバージョン”の2枚組となっていました。日本語版は旧エニックス(現スクウェア・エニックス)より発売されており、当時エニックスにて本作の日本語版プロデューサーを務めていた齊藤陽介氏によると、イギリスにあるコアデザイン社に直接出向き、ゲーム画面を見ながら開発者と膝を詰めて日本語版の難易度を調整していたとのこと。

なお、本作のシークレットルームには武器や弾薬が隠されていましたが、発見の難易度はもちろん、シークレットルームに辿りつくにはさらにシビアなアクションが要求されることも多く、プレイヤーを悩ませました。しかし、全シークレットを制覇すると、シリーズ初となる隠しステージ「セイント・デイ」をプレイすることができました。

ところで、本作では、数々の超常現象ネタで有名なネバダ州「エリア51」がマップとして存在します。ララが不気味な研究施設に潜入すると、やっぱり“アレ”が登場するのです。思えば、恐竜にはじまり、空想上の生物や超能力、邪馬台国や卑弥呼など『トゥームレイダー』シリーズは何でもアリの、ある種ゲームらしいファンタジー満載の世界観が魅力なのだとあらためて実感させられます。

《Game*Spark》
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