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【総力特集】今さら聞けない!『トゥームレイダー』シリーズ総まとめ

2016年でシリーズ誕生20週年をむかえた、『トゥームレイダー(Tomb Raider)』。ゲームファンにはお馴染み、美しき探検家であり考古学者のララ・クロフトが、世界中を股にかけて活躍するアクションアドベンチャーゲームシリーズです。

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■トゥームレイダー5 クロニクル(原題:Tomb Raider Chronicles)


開発元: Core Design
対応機種: PC / Mac / PS1 / ドリームキャスト
日本版発売年: 2001年5月31日

―円熟期を迎えたシリーズ5作目、レベルエディタも
『トゥームレイダー4』の衝撃的なエンディングを経て制作されたシリーズ5作目『トゥームレイダー5 クロニクル』。物語は前作のエンディングを引き継いだ形で、死亡したと思われていたララの墓に集まった人々(墓の形状はララの全身像)による、4つのシチュエーションの回想といった形で展開します。回想ということで、過去作に登場したキャラクターなども登場します。ストーリー自体は前作までのララの冒険を上手く取り入れたものながら、当時多くのプレイヤーは“あの後”が多少なりとも明確にララの視点で描かれることを期待していたものの、結局それは叶うことはありませんでした。


発売から5年に渡りシリーズのリリースが行われ、ある種円熟の域となった本作では綱渡り等の少々の新アクションはあるものの、微細な変更に留まっています。ステージ構成はシビアな時間制限付きの仕掛けや、連続ジャンプでの移動など、よりパズル要素の難易度が増した作りとなっています。最終ステージとなる「タワーブロック」にはルートの分岐が存在し、分岐時の選択によって攻略方法が異なりました。また、本ステージにはレーザートラップやX線監視ゲートなどが登場し、さながらのミッション・インポッシブルといった雰囲気が味わえる、アクションシーンがメインのステージとなっていました。

余談ですが、ゲーム中に登場する総プレイ時間などを確認することのできるアイテム「Timex-TMX」は、現実でもTimex社からデジタル時計として発売されていました。今でいうゲーム内コラボアイテムのはしりかもしれません。

肝心のララ・クロフトの生死についてですが、本作のシークレット報酬として次回作の情報が含まれている他、エンディングでは最後にララの生存を匂わせて終了、という形となっており、新たなシリーズへの期待を伺わせるものとなっていましたが……。4、5作目ともに日本語版はカプコンより販売されていました。

なお、『トゥームレイダー5』のPC版には、他にはない本当に大きな特徴としてレベルエディタが存在していました。世界中のユーザーが様々なララの冒険を作り出し、配布・共有することを可能としていたその存在は、これから2度に渡って長く続いた空白期間を上手く埋めるものとなっていたのではないでしょうか。かくいう筆者も、なかなか扱いの難しいレベルエディタに苦戦したり、海外ユーザーの作ったステージをダウンロードしていた記憶があります。

《Game*Spark》
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