ドイツ産探偵RPG『A Bavarian Tale - Totgeschwiegen』―「探偵ゲーム好きなドイツ文化や歴史的背景に興味のある人に遊んで欲しい」【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ドイツ産探偵RPG『A Bavarian Tale - Totgeschwiegen』―「探偵ゲーム好きなドイツ文化や歴史的背景に興味のある人に遊んで欲しい」【開発者インタビュー】

ビールを飲みながらの会議…ドイツっぽい!

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ドイツ産探偵RPG『A Bavarian Tale - Totgeschwiegen』―「探偵ゲーム好きなドイツ文化や歴史的背景に興味のある人に遊んで欲しい」【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Active Fungus Studios開発、PC向けに2月2日に正式リリースされたドイツ産探偵RPG『A Bavarian Tale - Totgeschwiegen』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、1866年のドイツ・バイエルン州を舞台にした探偵RPG。医学生のValentin Schmidtは、訪れた村Wolpertshofenで殺人事件に遭遇します。スキルを使ったり、村人から話を聞いたりしながら、事件の謎に迫っていきます。エンディングの数は11個。記事執筆時点では日本語未対応です。

『A Bavarian Tale - Totgeschwiegen』は、1,840円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Jakobこんにちは、Active Fungus StudiosのJakobです。当ゲーム開発スタジオは、2020年に私が設立しました。私が好きなゲームですか?初代『The Witcher』ですね。 

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Jakob私にとってPCゲームを作るというのはずっと昔からの夢でしたので、友人やビジネスパートナーたちと話をし、私は小さな開発チームを結成しました。そしてこの素晴らしいチームと共に、私たちのデビュー作となる本作を作り上げたのです。個人的な意見ですが、歴史的背景を持つRPGというものは少な過ぎると思っており、これを変えたいとも思いました。

――本作の特徴を教えてください。

Jakob私たちはドイツを舞台とした探偵ゲームを作り上げました。1866年のバイエルン州を舞台とするという点で特徴的であり、また本作は歴史的事実をベースにしています。本作ではペンと紙を使ったRPG要素とサイコロを使うスキルチェックシステムが組み合わされています。本作を遊ぶことで、ドイツ文化やドイツの歴史をより詳しく知ることができるでしょう。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Jakob探偵ゲームが好きな人で、ドイツ文化やドイツの歴史的背景に興味のあるすべての人に遊んでいただきたいですね。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Jakobいいえ、実は本作は私たちの妄想や想像でできています。私たちは夕方に会議を開き、ビールを飲みながら長い間ブレインストーミングをしたのです。本作のストーリーを作り上げることこそ、私たちの情熱であり、その結果として本作というゲームが出来上がりました。ストーリーの執筆はとても楽しく、その間にチームも一緒に成長することができましたね。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Jakobはい、日本語対応への興味はあります!有志翻訳は大歓迎です。すでにDiscord上で本作の大きなコミュニティがあり、私たちのお手伝いをしたいという人もいれば、本作のアップデートをただ待っている人もいます。どんな人でも歓迎ですよ。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Jakobはい、ありましたが、良い意味ででした。開発チームメンバーの多くは元々メディア業界で働いていたのですが、新型コロナの感染が拡大し始めると、彼らは暇な時間が増え、何か新しい挑戦を求め始めたのです。様々なものに手を出しましたが、ある時突然、その多くがActive Fungusチームとのゲーム開発に興味を持ち始めました。そうして、私たちはドイツの様々な場所から全員がリモートで作業をすることとなったのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Jakobはい、もちろんです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Jakob過去にようこそ。バイエルン州の村Wolpertshofenにようこそ。1866年のドイツ文化を深掘りし、この村や村人たちのことをよく知ってみてください。そして謎に満ちた秘密の数々を発見するのです。探偵ゲームが好きで、ドイツの歴史やRPGが好きであれば、本作を気にいっていただけることでしょう。それではWolpertshofenでお会いしましょう。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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