ローンチから5ヶ月が経過し、世界中のどの地域でも好調な[b]Wii[/b]ですが、供給不足はワールドワイドな問題のようです。日本ではようやく需要も一段落し、ある程度(ほんとある程度ですが)お店で見かけるようになったWii。ヨーロッパやアメリカ北部の方では深刻な品不足で、しかもそれは[b]しばらく続く[/b]と見られています。Nintendoのマーケティング部門のPerrin Kaplanがこのようなコメントをしています。
私たちは、生産量を高め在庫を確保する為にいかに効率よくできるかを、あらゆる点から考えています。しかしWiiは非常に好評です。今の状況はしばらくは続くかもしれません。私たちは生産現場をフル稼働させて、行いうる全てのことをやっています。お店にWiiを並べるために絶えず努力をしています。しかし未だ多くのファンの手に渡っていないという事実も把握しています。辛抱強く待って下さい。そして私たちが出来るだけ早くお届けする努力をしていることを知って下さい。
同じことを繰り返す内容からは必死さがビシビシ伝わります。よもや任天堂の人間から「出荷調整をして飢餓感をあおり、購買意欲を高める」なんて言葉が出てくるはずはありません。このコメントを信じて"辛抱強く"待ち続けるしかないのでしょうか。DSについてもおそらく同じコメントが返ってくると思います。世界的に品不足の任天堂ハード。「余っている」のと「足りない」のでは、メーカーとユーザー双方にとってどちらが幸福なのでしょう。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.mcvuk.com/index.php]MCV[/url]) (イメージ: [url=http://www.flickr.com/photos/silvermarquis/309237670/in/photostream/]flicker[/url])[/size]
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