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レベリングシステム
完全に作り直された。ゲーム開始時のクラス選択がなくなり、全てのスキルレベルが全体レベルを算出するようになった。
プレイヤーがレベルアップするとHealthが増加し、追加のHealth、またはMagickaかStaminaを増やすことができる。
プレイヤーはレベルアップごとにFallout 3のようなPerksを入手。
最大レベルは25前後から50前後に引き上げられたが50以降はソフトキャップとなりレベルアップのペースは非常に遅くなる。
敵のレベルがプレイヤーのレベルに適合するレベルスケーリングを採用。但し前作Oblivionとは異なりFallout 3に似たシステムになっている(ソース)。
スキルシステム
MysticismがなくなりEnchantingスキルが復活。
Morrowindで27種類、Oblivionで21種類だったスキルは18種類に。
魔法タイプはDestruction、Alteration、Conjuration、Restoration、Illusionの5種類。
メイジやシーフなどある職種を特化したいプレイヤーに配慮すると同時に、色々な職種を同時にこなしたいプレイヤーにも余地が与えられている。開発チームはこの部分に細心の注意を払っている。
ストーリーと歴史
Oblivionから200年後の時代設定。Imperial Cityの北部に位置しNordが住むSkyrimが舞台。
予言された通りドラゴンが復活。プレイヤーは危険なドラゴンの神を阻止することとなる。世界は王の死により内紛が起こっている。
主人公はDragonbornと呼ばれるドラゴンハンターで、Last Bladeの一人である人物を師匠に持つ(ティーザートレイラーでもナレーションを行っていた名優マックス・フォン・シドーが声を担当)。
ゾンビ、スケルトン、トロル、巨人、雪男、狼、剣歯猫、アイスラース、ホースエルク、マンモス、巨大蜘蛛、ドラゴンといったクールなモンスターが登場。
戦闘システム
開発チームは戦闘をよりダイナミックかつ戦略的にしたいと考えている。
プレイヤーは両手持ち武器、片手武器と盾、あるいは魔法(両手)の組み合わせを選ぶことができる。また左手にダガー右手にメイスなど両手に好きな武器を装備することもできる。
各武器や戦う相手に応じたフィニッシングムーブ。
助走するとStaminaを消費するが戦略的な位置取りをすることができる。
今作では戦闘システムを特に強化すべく重要視している。また各武器の使用感にも気を使っている。
プレイヤーは町のNPCと西部劇のように決闘(デュエル)することができる。
クエスト
クエストはよりダイナミックなものになった。プレイヤーがどのようにキャラクターを育てるかによってクエスト内容が決定され、特定のアクションや全体がよりダイナミックに。
例: プレイヤーが魔法に特化している場合、近接戦闘に特化している場合では現れないメイジのNPCが接触してくる。
例: プレイヤーがクエストをくれようとしていた店の店主を殺した場合、店を引き継いだ店主の姉妹はプレイヤーに対し非常に腹を立てるが、同じクエストを与えてくれる。
例: プレイヤーが武器を店に売る代わりに道端に捨てると、どこかの子どもがそれを拾ってプレイヤーに届けてくれることがある。そしてそれが新たなクエストに繋がったり、町の人がそれをめぐって争うこともある。
クエストはプレイヤーのそれまでの行動に合わせて変化する。例えば救出ミッションの目的地はプレイヤーが訪れたことのないダンジョンに設定される。
クエストはランダム生成される。
会話システム
会話シーンでは固定視点にズームして行われなくなった。誰かと会話を開始すると相手は時折主人公に目を合わせたり、そこらを歩き回ったり、話しかける前に行っていた行為を続けるなど、現実世界の相手のように反応する。
その他
三人称視点が強化された。HUDを非表示にするオプションが存在。
5つの巨大な町が存在。洞窟や地下ステージのバリエーションも豊富に。
一度訪れた場所には一瞬で移動することが可能。
町の鍛冶場に行って真っ赤な鋼鉄から新たな武器を作ることができる。また、料理、農業、採掘、伐採などを行うことも可能。詳細は不明。
キャラクター作成も強化。体型もカスタマイズ可能に。
キャラクターの顔やモデリングが強化、特に顔は大幅に見直された。各キャラクターは種族ごとに異なる感情を示すようになり、明らかに見た目も良くなった。
新エンジンにより風になびく木々や枝、降る雪、水の流れなどがダイナミックに表現。
前方に走るような速さで後方へ走ることはできない。
10種類のプレイアブル種族。
Radiant AI。
子供。
髭。
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The Elder Scrolls V: SkyrimはPC、Xbox 360、PS3を対象に、海外で2011年11月11日発売予定。今後の更なる情報公開に期待しましょう。(ソース: NeoGAF, GameSpot Forums)
※UPDATE: 翻訳のミスを一部訂正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。
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