先日行われたDevelopのインタビューではエピソーディック形式の販売モデルからの脱却を伝えたValveのGabe Newell氏ですが、同サイトの更なるインタビューにて今現在“Source Engine 2”の開発は計画されていない事を明らかにしました。
Newell氏は既存のSource Engineを更新し続ける事は大規模なデザイン変更に対して多くのアドバンテージがあると説明しています。Team Fortress 2の開発リーダーであるRobin Walker氏によれば、現在はこれまでよりも多い20〜30人のコアスタッフがSource Engineの開発に取り組んでいるのだそうです。
またNewell氏はEpicの“Unreal Engine”に対抗する意思はないと伝え、同エンジンへのSteamworks統合は大きなソリューションになるだろうと話しています。なおValve現在はSteamworksのマイクロトランザクション部分の追求に価値があると見いだしているようです。
2004年の登場以来進化を続けているSource Engine。頻繁なアップデートが可能なのはValve独自の配信プラットフォーム、Steamの力が大きく影響しているのではないでしょうか。最近ではPortal 2の発売とともにPS3版のSteamも配信されており、Valveは今後も更に勢いを増していきそうです。
(ソース: Develop via Gameranxx)
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