
現在も多くのユーザーで賑わう、エレクトロニック・アーツが運営するバトルロイヤルゲーム『Apex Legends』。そんな同作の最新シーズン「ブリーチ」で行われたランクマッチの仕様変更が、ユーザー間で物議を醸しています。
「エリアごとに分散して降下」を「飛行船から降下」に戻したところ、ユーザーからの非難轟々

きっかけは本ゲームのランクマッチにおいて、マップへの参入方法が前2シーズンで採用されていた「ドロップゾーン」形式(プレイヤーをいくつかのエリアに分散させて降下する)から、それ以前のシーズンまで採用されていた「ドロップシップ」形式(輸送船から自由に降りる)に戻されたことです。
ドロップシップ形式は序盤で一部のエリアにプレイヤーが固まってしまい、乱戦となった場合にすぐにやられてしまう可能性が高くなる、たとえ実力の高いプレイヤーであっても下振れを引いてやられてしまうことがある……などの欠点があり、それの解消を目的として一部の競技ルールで用いられていたドロップゾーン形式がランクマッチに導入されましたが、それが十分な事前告知なしで以前のルールに戻されたため、ユーザーの間には多くの混乱が広がりました。
この混乱の様子は、例えばXのハッシュタグ「#SaveApexRanked」であったり、海外掲示板Redditの複数のスレッド(例1、例2、例3)であったりで確認することができます。
さらに、世界王者として知られるBlinkzr選手が6分39秒(第1リング収縮の前)でチャンピオンを獲得したと報告したことも話題に。ものすごい速度でプレイヤーが減っていく点、試合が早く終わるところなどがユーザーから批判されているようです。
なお、ドロップゾーン形式というルール自体にも欠点がないわけではなく、例えばアイテムの多いエリアに配置されるかどうか、比較的安全なエリアに配置されるかどうか……などでユーザーが運任せだと感じやすいとされています。
この混乱に対して『Apex Legends』コミュニティ公式Xアカウントは「ランクマッチにおけるドロップシップについて」と題したポストにて、現状の混乱は認識していること、そしてドロップシップ形式の再導入に至った意図を語っています。
ドロップゾーンの導入を行ったシーズン26では、ランクマッチのプレイヤー人口に顕著な減少がデータ上で確認された。
シーズン27では、ドロップゾーン間のアイテム分布の格差解消を試みるなど、ユーザーからの意見に対応したが、ランク人口減少の傾向に対しては有意な改善は確認されなかった。
シーズン26および27の結果を踏まえ、すべてのプレイヤーにとってより迅速かつ公平なマッチメイキングを実現し、健全なランク人口を維持することを目的として、ドロップシップを再導入する判断をした。
まだ初期段階ではあるが、シーズン28開始以降、より多くのプレイヤーがランクに参加し、マッチ数も増加していることを示すデータが確認されている。
一方で、数値だけでは実際の試合の体感や展開を十分に捉えきれないことも認識している。現在もゲーム内の状況を継続的に分析するとともに、フィードバックを踏まえながら必要に応じた調整の検討および検証を進めていく。
公式側の声明を見る限り、ドロップゾーン形式の導入はランクマッチにおけるユーザー減少を招いており、ユーザー数減少に歯止めをかけるためにもドロップシップ形式に戻された……という経緯のようです。
はたしてこの混乱はいつまで続くのか、上手い落としどころは見つかるのか。今後の『Apex Legends』の展開が注目されます。








