
●Games Radar: 9/10
『FFXIII』を機能よりも形式を優先した見本とするなら、続編となる今作は手の内にあるものを実践した見本であり、(ほとんどの部分で)それらをうまく成し遂げている。前作より良い部分もあれば、悪い部分もあるが、『ファイナルファンタジーXIII-2』で最も印象的なのは『XIII』の中核と大部分を共有していながら、全く違う新たな感覚に仕上がっていることだ。
●GameTrailers: 8.8/10
予想外の続編だったかもしれないが、もしあなたが前作をプレイしてさらなる大作JRPG体験を切望していたなら、『ファイナルファンタジーXIII-2』は間違いなく喜んでプレイできるゲームとなるだろう。
デザイン: 8.7/10
ストーリー: 8/10
ゲームプレイ: 9.1/10
演出: 9/10
デザイン: 8.7/10
ストーリー: 8/10
ゲームプレイ: 9.1/10
演出: 9/10
●Destructoid: 8/10
ナイスカムバックだ、スクウェア・エニックス。
●IGN: 8/10
『ファイナルファンタジーXIII-2』は良いゲームになったことを証明したが、前作であったような集中的なストーリー性は失われてしまった。長所と言える強化された戦闘システム、オープンなマップ環境、全体の洗練度などは評価に値する。終幕感が深刻なほど不足しているのはさておき、とりわけラストに用意された心を打つ少しの場面のためにも、『ファイナルファンタジーXIII-2』はあなたの時間に値する。
演出: 7/10
グラフィック: 8.5/10
サウンド: 9/10
ゲームプレイ: 8/10
持続性: 9/10
演出: 7/10
グラフィック: 8.5/10
サウンド: 9/10
ゲームプレイ: 8/10
持続性: 9/10
●GameSpot: 7.5/10
総評: 『ファイナルファンタジーXIII-2』は奇跡を起こすようなことはなかったが、それでも依然として楽しく心のこもったロールプレイングアドベンチャーだ。長所: モンスターコレクションは面白くて中毒的。ストーリーとゲームプレイが効果的に組み合わせったたくさんの感動的な瞬間。カイアスは素晴らしい悪役。見事で多彩なビジュアルデザイン。短所: 関心の薄いキャラの台頭によりベストキャラクターが主役を退いた。いくつものシーケンスがペースを行き詰まらせる。メインストーリーは比較的簡単で短い。
●Joystiq: 6/10
突き詰めると、『ファイナルファンタジーXIII』がシリーズを5歩後退したなら、『ファイナルファンタジーXIII-2』はためらいがちに1歩前進したと言える。ノンリニアのダンジョン、サイドクエスト、NPCが生活する町といった要素は素晴らしいが、それらはどれも20年前のRPGで当たり前だったもの。『ファイナルファンタジーXIII-2』は前作での誤りをかなりうまく修正した反面、それ自身の持つメリットで突出する点が実に少ない。楽しめると同時に多くの面で期待はずれ。『ファイナルファンタジー』にはもっとふさわしいものがあるはず。
日本国内では昨年12月に発売されていたスクウェア・エニックスの人気RPG続編『ファイナルファンタジーXIII-2』が、今週ようやく欧米地域でリリースを迎え、大手ゲームサイトが続々とレビュー記事を掲載し始めています。
前作のリニアなゲームプレイが一部で批判を浴び、全体的なシステムや方向性の見直しが図られた今作。『FFXIII』の問題点の多くは改善され、JRPGとしての大作感や完成度は高いと称賛されながら、Metacritic.comにおける現在の両機種平均スコアは前作の82.5点を下回り、新たに別の問題点や物足りなさが指摘される結果となっています。(ソース: Metacritic (Xbox 360), (PS3))
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