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日本語化されたF2P Co-opシューター『Warframe』プレイレポ−SF外骨格ニンジャとなって太陽系を救え

今回は昨年6月に発表され現在クローズドβテストが実施中のF2P形式Co-opシューター『Warframe』のプレイレポをお届けします。開発・運営は『The Darkness II』や『Dark Sector』などシューター作品で知られるカナダのスタジオDigital Extremes。

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古代から伝わる外骨格技術Warframeを装着し闘う戦いの種族テンノ。クローン種族グリニアの暴力に立ち向かうため、数世紀に渡る眠りから今目覚める

“戦士の剣と銃、そして一族に伝わる外骨格技術Warframeを自由自在に操る種族テンノ。彼らは何世紀ものあいだ、その圧倒的な数で太陽系全域を支配しようとするクローン種族グリニアに奴隷として扱われ、次第に絶滅の危機に瀕していった。しかし戦士の古代文明オロキンの末裔である彼等がただ黙って死ぬ筈も無い。コールドスリープから目覚めたテンノの生き残り達は、オロキンが生み出したWarframeを装着し、生き残りをかけた壮絶な戦いに立ち向かう――”

今回プレイレポでご紹介するのは、昨年6月に発表され現在クローズドβテストが実施中のCo-opシューター『Warframe』です。開発・運営は『The Darkness II』や『Dark Sector』などサードパーソンシューター作品で知られるカナダのスタジオDigital Extremes。同スタジオにとっては初となるF2P(基本無料)形式のタイトルです。

SFのシューターと言うことで人を選びそうなジャンルですが、なんと本作、既に公式ローカライズが進行中で現在チュートリアル含む殆どの部分が日本語で遊べる状態となっています。SFでシューターで無料、おまけにニンジャで外骨格でということで、日本語で遊べるタイトルとしてはかなり希少価値の高い作品と言えそうなタイトルです。

SFに良くある設定や物語が煩雑に語られるといった場面は少なく、刀&銃&外骨格装備の一騎当千なサイバーニンジャが大量の敵を倒していくゲームだと考えれば基本的にはOK。各種装備、敵、マップなどの独特なビジュアルデザインは軽くプレイしただけでも最高にSFチックでクールです



『Warframe』は各ミッションを最大4人のプレイヤー達でクリアしていくという協力型の三人称視点シューター作品。戦闘はアクション色の強いスピーディーなTPSといった感じで、大量に出現する敵をバッサバッサと薙ぎ倒しつつ、人質やアーティファクトなど重要目標の確保、敵の殲滅などといった各種任務をクリアしていきます。Co-op主体ながらミッションは完全ソロでのプレイも可能で、シングル派の人もじっくり一人プレイが楽しめる安心仕様。

ミッションの合間合間には、メニュー画面の「アーセナル」で経験値によるランクアップや獲得したMod(外部パーツ)を利用して武器や外骨格Warframeを強化。また「生産」で集めた設計図と資源を使い、時には「マーケット」にも売っていないような装備を製造することが可能です。プレイヤーは各種任務をクリアしていく中で集めた経験値や物資を費やし、より強力な武器やWarframeを収集・育成、さらに困難なミッションへと立ち向かうことになります。

戦闘パートは大量の敵を次々倒していくだけと思いきや、進むにつれシールドを付与する敵マシンや大量の感染者など一筋縄ではいかない敵も多数登場。強力な武器やWarframeを使いこなし派手なニンジャ殺陣を決めろ



本作の肝となっているのがタイトルにもある外骨格技術Warframe。プレイヤーは数種類のWarframeから1つを選んで装着し戦場に向かうことになりますが、このWarframeにはそれぞれ4種類の個性豊かなスキルが搭載されており、戦闘用や回復用、撹乱用などに特化されています。

例えばプレイヤーはチュートリアル終了後、使いやすいスキルが揃った万能型のExcalibur、敵を撹乱するスキルを多数持つLoki、電力を操り強力な一撃を放つVoltといった3種類のWarframeから1つを選ぶことになります。これらのWarframeを使い込み強化していくか、或いは新たなWarframeに乗り換えるかは装着者のプレイヤー次第。個性的なデザインと自分の戦闘スタイルに合ったWarframeを選択し、使い込んで育成強化していくのも本作の魅力の1つとなっています。

正統派のExcaliburから重量級外骨格のRino、磁力を操るMag、回復を行えるTrinityなど様々なWarframeが登場。お気に入りの外骨格を見つけたら、使い込んでランクアップしさらに強化していこう

『Warframe』を幾らかプレイして感じたのは、全体に力が込められた非常に豪華な作りだということ。Evolution Engineによる美麗なグラフィックはF2P(基本無料)タイトルの区分では目を見張るレベル。Digital Extremesが経験を積んできたアクション重視TPSも取っ付き易く爽快感があります。

さらに日本語含む多言語ローカライズに加え、洗練されたメニュー画面、膨大な育成&収集要素、ゲーム内外を含む突発イベント、ミッション毎にランダム配置される区画エリア、プロ和太鼓集団YAKUDOによるサウンドなどなどの贅沢な作りもF2Pらしかぬ出来。基本無料だからどうせ……と敬遠せず、コアゲーマーにこそ試しにプレイして「F2Pもここまで来たのか」と感じて欲しいタイトルです。

そんな『Warframe』は現在クローズドβテスト中。最安20ドルの各種Foundersパッケージ(正式サービス前の予約購入のようなパッケージ)を購入するか、各サイトにて定期的に配布されているβキーを入手することで直ぐにでもテストに参加することが可能です。君も外骨格を装着した未来のニンジャ・テンノとなり、太陽系の平和を守る戦いへ参加しよう。




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《ishigenn》
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