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GC 13: マルチプレイFPSの秩序を変える『Titanfall』初ハンズオンインプレション

先のE3 2013では、Game Critics Awardsの“ベスト・オブ・ショウ”をはじめ、実に50以上もの賞に輝いた、Respawn EntertainmentとElectronic Artsの新規FPSタイトル『Titanfall』。ビハインド・クローズド・ドアの場で初のプレイアブル展示が実現。

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先のE3 2013では、Game Critics Awardsの“ベスト・オブ・ショウ”をはじめ、実に50以上もの賞に輝いた、Respawn EntertainmentとElectronic Artsの新規FPSタイトル『Titanfall』。ドイツ・ケルンで開幕したgamescom会場では、ビハインド・クローズド・ドアの場で初のプレイアブル展示が実現。ヨーロッパのゲームファンやメディア関係者が多数詰めかけていました。

■ 新発表された人質救出型ゲームモード“Attrition”に挑戦

クローズドルーム内には、PCバージョンのデモが10台設置。Respawn開発者の解説入りでゲーム概要の映像を見た後、EAメディアブリーフィングでも情報が出ていた、新たなゲームモード“Attrition”にさっそく挑戦。Attritionモードは、敵のエリアからパイロットを救出し、エスコートして脱出すれば勝利という特殊な条件を持ち、単にキルを稼ぐだけではないチームの連携や役割分担が求められます。

各プレイヤーはマッチ開始前に、3つのプレイヤークラス(Assault、CQB、Tactical)と3タイプのタイタンから1つを選択し、自分好みにロードアウトを設定。それぞれ使用武器やプレイスタイルが異なり、弾丸を吸収するシールドVortex Blockerやアンチタイタン兵器といった特徴的なものを使用できるタイプも存在します。

まずプレイして驚かされるのは、パイロット兵士の移動能力の高さとスピード感。ジェットパックによる壁ジャンプを駆使してあっという間に建物の上に登ったり、そのまま高所から飛び降りて通りの反対側に着地したりと、一般的な対戦型FPSではなかなか見られない高低差を存分に生かしたアクション。マウスとキーボードによる操作も大変快適で、グレネードを放り投げつつ、スペースキー(ジャンプ)をポンポン押しながらマップ上を駆け抜ける、まるで忍者のようなプレイも可能です。

■ マッチ中盤からタイタンによる攻防と駆け引きに突入する

マッチ開始後しばらくすると、パイロットたちのもとに“Titan(タイタン)”の準備が出来たことを告げる通信が入り、PC版ではVキーを押せば、空の彼方から巨大メックタイタンが隕石のごとく投下されます。「自分のタイタンをいつ呼び出すのか」という部分が本作の対戦における重要な駆け引きの要素だと感じました。

強力な火力で敵を圧倒するタイタンも完全に無敵の存在ではありません。敵プレイヤーの操るタイタンには十分注意する必要があり、たとえ相手がただのパイロットであっても、建物の上からロケットランチャーで狙い撃ちされたり、タイタンの上に飛び乗られて直接攻撃を受けるおそれもあります。タイタン操縦中に敵が上に乗ってきた時の「ゴンゴンゴン…」という曇った足音が非常にリアルで焦ります。

■ 既存の対戦型FPSにはなかった数々のオリジナルギミック

自分のタイタンが破壊される寸前に、イジェクトで上空に脱出でき、そのまま別のタイタンの上に飛び乗れるギミックはE3でも話題になりましたが、筆者はなかなかタイミングがつかめず搭乗したまま毎回倒されてしまいました。タイタンの投下準備ができているタイミングで倒されてしまった際、自らタイタン視点になって上空彼方からリスポーンできる演出は痛快そのものです。

Attritionモードの勝敗は、いずれかのチームが捕虜のパイロットを救助した時点でほぼ決まるものの、勝利したチームは輸送機を目指してエリアからの撤退を試み、敗北チームは敵が逃げないように妨害するエピローグフェーズが存在。ここでは一度倒されてしまうとどうやらリスポーンできないため、メインの対戦とは一味違う“鬼ごっこ”のような雰囲気が楽しめました。

筆者がプレイできたのはわずか30分足らずでしたが、『Titanfall』はRespawnのベテランクリエイターらによって十分に洗練された作品だと実感でき、スピーディーかつダイナミックなジェットパックアクションと、搭乗兵器タイタンによる駆け引きが、今や定型化しつつあるマルチプレイシュータージャンルに全く新しい秩序をもたらしているかのようでした。
《Rio Tani》


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