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Game*Sparkリサーチ『有料の早期アクセスについてどう思いますか』結果発表

毎週恒例の読者参加アンケートコーナー「Game*Sparkリサーチ」。今回は『有料の早期アクセスについてどう思いますか』というお題で皆様から集まった回答をご報告します。

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毎週恒例の読者参加アンケートコーナー「Game*Sparkリサーチ」。今回は『有料の早期アクセスについてどう思いますか』というお題で皆様から集まった回答をご報告。

回答では以下の様なメリット・デメリットが挙げられており、肯定派と否定派の様々な意見が寄せられています。

    メリット
  • 完成までワクワクできる。
  • 製品版にはないバランスがあって面白い。
  • デベロッパーを支援できる。
  • ユーザーからの意見を反映させやすい。
  • いち早くプレイできる。
  • デベロッパーは多くのフィードバックと開発資金が得られる。
  • 発売までにゲームの評価が確認できる。
  • Kickstarterよりもリスクが低い。

    デメリット
  • 価格が少し高いものがある。
  • 更新が途絶えてしまう場合がある。
  • 正式版までに飽きてしまう。
  • あまりにも未完成すぎる作品もある。
  • 最近、早期アクセスが多すぎる。

上記のデメリットのように幾つかの問題が指摘されているものの、その多くはユーザー及びデベロッパーの姿勢によるものであるため、早期アクセスのシステム自体は好意的に受け入れられているようです。

早期アクセスはまだ歴史が浅いので、今後一般的なシステムとして市民権を得るには、ユーザーとデベロッパーそれぞれが早期アクセスの意義をしっかりと理解する事が重要となるのではないでしょうか。それでは最後に、読者の皆様から寄せられたコメントを一部ご紹介。

* * * * * * * * *

    コメントNo.2: 名無しスパーク さん
    ぶっ壊れバランスだったりして面白いし、良いゲーム作るところへお布施できるから好き。

    コメントNo.4: 名無しスパーク さん
    ユーザーからの意見を反映させやすいしありだとは思うけど値段が高いのあるよね
    PCの場合すぐゲーム安くなるしアーリーは少し安くしていい気がするな

    コメントNo.5: 名無しスパーク さん
    モノに寄るかな~って感じはする。
    マインクラフトみたいに段階的に値段上げてくのが妥当だと思うし、早期アクセスでもリリース時点でそのゲームが持つ根幹のおもしろさは確証されてないと、ユーザーのフィードバックはあまり得られないと思うんだよね。
    だからDayZみたいにこれまだ未完成品だよ、バグ多いし実装されてない要素いっぱいあるよ、って状態で30$も取るのはいかがなものかなぁと。
    それだと製品版リリースまでMODでいいやってなっちゃうと思う。

    コメントNo.6: S27 さん
    KSP,Starbound,Rust,DayZ,etc...
    数あるEarly Accessゲームの中で、すでに相当数のファンがいるようなゲームがあるわけで。
    まだかなまだかなと待ち続けて、発売日にがっかり、なんてことが起こりにくい(意見の募集をしていたり、開発中だから変更を加えやすかったり)所はいいところだと思います。
    だけど、CubeWorldとかSNOWみたいに稼ぐだけ稼いで、放置みたなのもデキてしまう点は問題だと思います。
    期待した結果にならないかもしれない、だけどこれは応援したい!ってものだけ購入するのが正解なのかなーと思いました。

    コメントNo.7: 名無しスパーク さん
    やりたいゲームを早くできて嬉しい!という単純に感情的な面と、楽しみにしてるゲームなのに中途半端で完成度を低いモノをプレイしちゃって正式リリースの頃にはおそらく飽きてるかプレイしてないんだろうという推測。
    個人的にはやはりちゃんと完成したものを初めてプレイしたい。
    今の状況はこの方法のメリットもわかるんだけど、結局のところメーカー消費者両方甘えてるんじゃねと思う面も

    コメントNo.9: 名無しスパーク さん
    20USD以下なら、少しでも興味があれば
    「応援しているよ!」と云った感覚で購入しているかな

    20~30USDの場合は、かなり興味を惹かれた場合に限り
    「期待しているからね!」と云った少々強い意味合いで購入

    それ以上になると、完成品まで待ちますね

    コメントNo.10: まさ さん
    開発サイドはテスターを集めれてユーザーは誰よりも早くプレイできる
    ウインウインの関係だよね
    CS版でもやれよと思う。
    発売日に買ってやったらバグだらけでしたなんて誰も幸せになれないし

    コメントNo.11: 名無しスパーク さん
    この手の早期アクセスサービスについてはサービス提供側、ユーザー側双方の立場で異なるメリット、デメリット、起こりうる問題点等がありますが。それらは今日までの短い蓄積でも、ある程度はっきりしてきたかとも思います。ユーザー側としては、提供サービス側の意図やリリーススケージュール等をよく吟味して理解すること。その上で各自納得、料金を支払い参加する心構えが求められる点が一つ。それ以外の点はタイトルへの期待、開発側への純粋なファンや応援、技術参加や支援的な興味…といった様にユーザーにより全く異なる形で楽しむ、コアな参加型コンテンツのひとつの様に感じます。これもコアゲーム市場特有のサービスならではですね。

    コメントNo.12: 名無しスパーク さん
    開発者は作ってみてダメだなと思ったらぽいできて金もそこそこ入るし
    プレイヤーの一秒でも早くプレイしてみたい欲求解消できるしwinwin

    コメントNo.13: 名無しスパーク さん
    最初このシステムが登場した時は「ほほーこういうのもあるのか・・・」と思っていたが、
    最近はアーリーアクセスがあまりにも多すぎて「またかよ・・・」と思うようになってきてしまった。

    文字通りの有料デバッグでメーカーにはありがたいシステムかもしれないけど、ちょっと頼り過ぎなんじゃないの?
    こういうのこそ審査が必要だと思うんだけど・・・

    コメントNo.14: 名無しスパーク さん
    開発側にとってもプレイヤーにとってもいい話じゃないか
    ゲーム開発ってのは本当にかなりの金がかかるみたいだし
    小さな開発がアイデアを披露し、出資を募り、プレイヤーはそのアイデアが形になったものにより早く触れる事ができ、さらにそのアイデアを高める意見を出す事ができる
    問題はまだ結構抱えてるかもしれないけどかなり面白い形態じゃないかな?と思うよ

    コメントNo.16: 名無しスパーク さん
    気になったタイトルでもあんまり熱心に協力してプレイしていると、製品版になった時に飽きが来やすくなるんじゃないかと思って手を出さないだろうと個人的には思う。
    まぁ仕組みとしてはまず先立つものが無いとゲーム開発はどうにもならないから、資金調達としては悪くないんじゃない。

    コメントNo.18: 名無しスパーク さん
    メーカー側は資金調達が目的ではないことをちゃんと認識して、テスト品として適正な価格で、価格に見合ったクオリティで提供する
    ユーザーはテスト品であること、自分が開発に参加することを理解した上で買うべき

    コメントNo.19: 名無しスパーク さん
    まあデバッグの必要もなくなるし何より発売した後にグダグダ修正パッチ更新し続ける手間も省けるよね。発売後に問題がどんどん出てくるとユーザーにとってもかなりストレスだし開発側も人件費はかかる上に一向に次の段階に進めないからな

    それなら最初から有志を募ってそういった問題は片付けておいた方が良い。
    実際にプレイする人たちの意見聞きながら修正できるんだから効率も段違いでしょ。

    コメントNo.20: 名無しスパーク さん
    完成まで時間はかかるが(しないかもしれん)ものすごいワクワクできるから好きだな俺は

    大抵低価格でくるから気軽に買えるしね

    rustとスターバウンドは超当たりだった
    nextcargameは今の所内容が無くて酷いが、コンセプトに投資したということで

    コメントNo.21: 名無しスパーク さん
    早期アクセスの意義はわかるけど、面白そうだと思っても早期アクセスというだけでこのゲーム完成するの?と二の足を踏んでしまう。
    早期アクセスの乱発とさらにはそれがセールになったりするとその制度いつか崩壊するんではないかと思うときがある。傍から見れば、未完成品を販売し、時には投売りしている状態にも見える。
    開発者の中には開発段階のスケジュールをしっかり提示している人もいるだろうけど、全体的にもう少し完成見込みを示してくれたらなあと思う。

    コメントNo.22: 名無しスパーク さん
    早期アクセスという名目で有料でテスター募るのはいいんだけど、金が集まったら音信不通になるのはやめてほしいな
    月一でいいから定期的に進捗状況を発表してほしい
    CubeWorldの悲劇があってから早期アクセスゲーには手を出しにくくなった

    あとユーザーにα版を買わせるという形で開発資金を集めてしまったら正式リリース後の売上にどれだけ影響が出るのか非常に気になる
    結局は金の前借りしてるだけなんじゃないかと

    コメントNo.23: 名無しスパーク さん
    (´・ω・`)先行者のおかげで大多数のユーザーが地雷を踏む前に回避出来るメリットはあるんじゃね、俺は地雷踏んだ側だが

    コメントNo.24: 名無しスパーク さん
    バグを発見してフォーラムに投稿しようかと迷うが、英語が出来ないので諦めてしまう
    日本だとあまり馴染みの無い方式だから、日本でやると未完成を売るな!って苦情が来るかもねw

    コメントNo.25: 名無しスパーク さん
    早期アクセスができてから体験版を出すところが極端に減った気がする。

    コメントNo.27: 名無しスパーク さん
    いいんじゃないかな
    開発としては早くお金が手に入るし、人件費ゼロでデバッガーが来てくれるからうれしい限り
    ユーザーとしては早くプレイできるし、費用も安く済むからうれしい限り
    まぁ結局完成しないとか、デバッグ以前の問題だったりとかいろいろあるけど、「お布施」と「開発を応援する」って意味を理解できる人ならそこは受け入れられるだろう
    問題は「有料体験版」だと勘違いしてる層
    早期アクセスを見て「バグだらけだ!」って悪評をまき散らされちゃたまったもんじゃないからな

    コメントNo.28: flipper さん
    アイディアは面白いので他の方がそう言ったプロジェクトに参加されるのは結構だと思いますが、自分は参加しません。
    従来のパッケージ商品でもバグ満載の全くひどい状態でリリースされる商品がありました。全く楽しめないし腹立たしい。アーリーアクセスは事前に分かっているので腹立たしくはないですが、品質としてはそう言った不具合ゲームと同じものが提供されるわけでやっぱり楽しめません。今楽しめず、将来楽しいものになる保証もないものにお金は出せません。

    コメントNo.29: 名無しスパーク さん
    ユーザーは興味のあるゲームを遊べて、それの完成を開発者と一緒に楽しむことが出来るし、開発者は資金の調達とデバッグを一度に出来るし悪いモノじゃないと思う というかすげー良いシステム
    ただし、これは開発者にやる気がある場合だけなわけで…そのまま逃げられる可能性もあるし、期待通りの作品にはならないかもしれない
    ただ、Takedown Redsabreみたいな悲劇を繰り返すことが無くなると考えれば素晴らしいものだと思うよ 開発者にお布施も出来るし

    コメントNo.30: 名無しスパーク さん
    早期アクセス初日に買ったInterstellar Marinesというゲームが
    正式リリースしていないのにセールで66%OFFになってた時は苦々しい気持ちを抑え切れなかったわ。

    好きなゲームにお布施したい!とか、テスターとして貢献したい!
    等の理由がないのなら買わないほうがいいような気がした。

    コメントNo.31: 3o3 さん
    悲劇が生まれてる作品がいくつかあるし
    というかそれがコメントでも指摘されてるその時点で
    この早期アクセスは良い物とは言えない

    というかデモ版のダウンロードが主流だったんだから
    早期アクセスではなく早期デモとかで無料公開するなりした方がマシ
    Minecraftも最初は無料公開で成功してるんだし

    コメントNo.32: 名無しスパーク さん
    クラウドファンディングの一種じゃないの

    コメントNo.33: 名無しスパーク さん
    未完成品でお金を稼ぐための甘やかし制度と勘違いしているデベロッパーが多すぎる。
    早期アクセスはフィードバックを受けて磨き上げる制度であって欲しい。
    後者の顕著な例だと、昔ならMinecraft。最近だとKerbal Space ProgramやDayz。これらのゲームだったら早期アクセスでも喜んでお金を払うよ。

    コメントNo.35: 名無しスパーク さん
    >>33
    それ有料早期アクセスの前に無料で出来が確かめられるゲームばかりでは?
    ということは逆にいきなり有料早期アクセスの駄作に引っ掛かるユーザもユーザだって言える気もするわ
    投資と同じでリスク管理は自己責任でって事じゃね?

    コメントNo.34: maru さん
    kickstarterよりかは幾分消費者側のリスクが減っている分にはいいが、
    ゲームのジャンルにもよるところが大きく一概に良い手段とはいえないと思う
    早期アクセスが増えまくっているこの状況はインディーゲーム全体の開発負担が消費者に押し付けられているような気がしてくるので、デベロッパーはもう少し慎重に早期アクセスという手段と向き合うべきだと思う


    コメントNo.36: 名無しスパーク さん
    新しいシステムで雨後の筍のようにいろんなところが出してますが、一過性のものかなと思います。
    これからこのシステムの問題も出てくるだろうし(開発放置だとか、正式版が過疎化するとか)最終的にはなくなるんじゃないかなと

    コメントNo.37: あ さん
    これは投資だし、良くも悪くも自己責任だよね。
    支払前に英語でだけどその旨は出てくるし、それをacceptして支払うシステムになってるしね。
    これは支払う方よりも開発の方がリスクも大きいだろうし、今のところはうまくいってるんじゃないかな。
    完成まで持って行けなかったり、駄作だった場合はメイン開発者の評判は地に落ちるだろうし。
    支払う方はせいぜい2000~5000円くらい出す程度だから、冷やかしで飛込みの飲み屋一軒入るような程度の投資だし。

    コメントNo.38: 名無しスパーク さん
    メーカーがテスターを雇う代わりにユーザーからお金を取って有償ベータをさせてる印象
    中途半端なものでお金を取るべきじゃない

    コメントNo.39: 制度への理解を深めてもらうことが先決 さん
    日本では投資という感覚が薄いので単なるデバッガー気分の人も多く拒否反応が強いのかなと思います
    大きなパブリッシャでは手を出してくれないような作品に自分がお金を出して意見を述べて育てていくというのはゲームのこれからを考えると素晴らしい制度だと思うんですけどね

    コメントNo.40: 名無しスパーク さん
    「有料の早期アクセス」と「無料の早期アクセス」があったとして前者はお金を支払っているのだから、よりプレイヤの意見を反映して貰いたい、反映すべきだという思いが生じることは想像できる。
     ただ実際のところゲームが完成するにあたってプレイヤの気持ちをより反映すれば良いゲームなる訳ではなく有料、無料での差異があるかというとどうなんだろう。
     多数の意見だろうけど、「有料の早期アクセス」とはより良い完成を期待したデベロッパへのお布施活動ではないだろうか。まぁ今のトレンドなんでしょうね。

    コメントNo.41: 名無しスパーク さん
    アーリーアクセスは好きだが割引無しで売ってるゲームは消費者舐めてると思うわ。

    コメントNo.42: 名無しスパーク さん
    はやく遊べるのはありがたいが、完成度が低すぎる状態で早期リリースされ
    アップデートも遅々としていて正式版がみえないものがある
    ディベロッパーの姿勢によるとしかいえないね

    コメントNo.43: 名無しスパーク さん
    株みたいなもん
    ただ株より全然リスク無いからいいんでない?

    コメントNo.44: 名無しスパーク さん
    製品版で値上げになると文句言う人もいるしなぁw
    逆にEA中にセールしちゃうゲームもあるし。
    嫌なら買うなとしか言い様がないシステムだな。
    EA自体は別に良いと思うけど俺はもう買いませんw

    コメントNo.45: たこ さん
    よいと思う。

    ユーザが求めていない旧作のリメイクばかり作ってる、ガラパゴス日本を代表する会社のフルプライス製品よりよっぽど素晴らしい作品に出会えるきっかけになった。

    コメントNo.46: 名無しスパーク さん
    mighty No.9でもやったkick starterみたいな応援システムでしょこれ。
    作る側は良い資金調達になって、買う側は支援出来る上にゲームを遊べる。

    ただ、全てのゲームが早期アクセスになるって考えるとちょっと嫌かな。
    ちゃんとした完成品になってからやりたいのに、未完成品をやらないと他の人と出遅れる、なんて気分になっちゃうと買う意欲も失せるかも?

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《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

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