コアゲームスはゲームフリークの関連会社。スマートフォン向けゲームを手掛けてきました。本作のコアゲームス側のプロデューサーを務める花屋雅貴氏はコナミやインデックスを経て同社に参画。質の高いゲームを作り続けてきたゲームフリークの精神は本作にも受け継がれており、iOS向けゲームとしては異例の1年3ヶ月にも渡って作り込まれてきたとのこと。
「街コロ」は元々はグランディングが手掛けたサイコロを使ったボードゲーム。各プレイヤーは毎ターンに1回、山札からカードを選んで購入しデッキに追加し、最後にサイコロを振ります。カードは1~6のサイコロのマスに紐付いた効果があり、サイコロの出目によってデッキにあるカードの効果が発揮されます(だいたいお金を集めたり、相手から奪ったり)。お金を集めていき、最終的に幾つかある建物を全て購入したプレイヤーの勝利です。
「街コロ」ではサイコロの出目が自分だけでなく相手のデッキでも効果を発動すること、手札の中から相手と自分が好きなカードをデッキに追加していくことができること(=相手と全く同じデッキにするようなこともできる)、の2点から相手との駆け引きの要素の強い戦いが繰り広げられることになります。
iOS版『街コロ』は「街コロ」をベースに街作りの要素を加えたゲームとなっています。ボードゲームパートでCPUに挑戦。クリアすると建物が手に入ります。建物を建設していくと街が発展。ボードゲームで得られる資金にも良い影響があるそうです。ボードゲームは沢山のレベルが用意されていて、上位のレベルでは良い建物が手に入ります。ちなみにボードゲームは通常戦では5~10分程度がプレイタイムとなるようです。
さすが1年以上開発が続けられてきただけあってゲームの完成度は非常に高い印象。街作りをしていく手触り感も抜群に感じられました。「街コロ」自体も手軽なボードゲームとして人気が高い作品ですから、両社が組み合わさったゲームは良いものになる可能性が高いでしょう。
現在事前登録が行われており、登録しておけばゲーム内追加と建物「温泉旅館」が手に入ります。配信開始は3月下旬予定です。
編集部おすすめの記事
特集
ニュース アクセスランキング
-
Epic GamesストアにおけるPCゲーム無料配布の今週分は日本対象外―4月5日はSFRPG『アウター・ワールド』&アクションADV『Thief』予定
-
“ゲーム中毒になったから”訴訟します!…米で相次ぐ訴訟に大手ゲーム会社反論「憲法に違反する」
-
3分の2近くの人員を投入し『ウィッチャー』新作開発が本格化か?CD PROJEKT REDの2024年度人員配置が明らかに
-
『AC6』や『Ghostwire: Tokyo』が3,499円、スイッチの新品ソフトも2,999円! PS4は2,000円以下も豊作─ゲオ オンラインの新セール対象をチェック
-
2023年ゲーム賞を席巻した『バルダーズ・ゲート3』が3,828円!『スーパーマリオRPG』『テイルズ オブ アライズ』もお買い得なゲオ店舗セールを現地調査
-
『Hellgate』またもや復活!?ハクスラシューター『Hellgate: Redemption』発表―「やり残したこと」を生みの親自身による清算へ
-
『Risk of Rain 2』や『Vampire Survivors』などの開発が参加する謎のプロジェクト「iii initiative」が進行中―29日午前3時に新情報公開
-
賞金稼ぎRPGシリーズ最新作『メタルサーガ ~叛逆ノ狼火~』最新プロモーション映像公開!音楽はベイシスケイプの工藤吉三氏が全楽曲担当
-
『ウィッチャー』続編「Polaris」2024年中に本格的な製作段階突入を目指す―『サイバーパンク2077』続編にはマルチプレイ搭載を検討中
-
『ライフ イズ ストレンジ』などで知られるDON'T NODが「RPG」「ナラティブADV」「アクションADV」に特化した3つの部門を新設