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【GDC 12】Microsoftが次期API「DirectX 12」の詳細公開。Xbox Oneにも対応、年内にもプレビューリリースへ

本日Microsoftは、現在開催中のGDC 2014にて同社の次期API「DirectX 12」およびその一部である「Direct3D 12」に関する詳細を発表しました。合わせてDirectXの公式開発ブログにて更なるディテールが公開されています。

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本日Microsoftは、現在開催中のGDC 2014にて同社の次期API「DirectX 12」およびその一部である「Direct3D 12」に関する詳細を発表しました。合わせてDirectXの公式開発ブログにて更なるディテールが公開されています。

カンファレンスを実施したMicrosoftによれば、「DirectX 12」は「Direct3D 12」と共に登場する予定で、携帯機器、タブレット、ラップトップやデスクトップに加えXbox OneなどMicrosoft全てのプラットフォームに対応。必要スペックに関しては、現在販売されているゲーミングPCの8割以上で、DirectX 12ゲームの全てのパワーを楽しむことができるとのことです。

対応するビデオカードはすでにFermi、Kepler、Maxwellが挙げられており、独立型のGPUと同時にCPU/GPUハイブリット型のチップセットの可能性も含め様々なGPUに対応していく予定。また携帯機器に関しては電源効率が上昇しており、コンソールおよびPC、モバイル間の移植がより容易になっているともMicrosoftは明らかにしました。

プレビューリリースが2014年の終わり、Early Access(早期アクセス)も実施される予定で、初の採用タイトルは2015年のホリデーシーズンを目標にローンチすることも明らかにされています。

■マルチスレッドへのスケーリングは50パーセント増加

公式開発ブログではDirect3D 11からの改善点として、まずCPU使用率の最適化が挙げられており、マルチスレッドのスケーリングが50パーセント増加したと解説されています。マルチスレッドが制限されていたDirect3D 11に対し、ランタイムおよびドライバーオーバーヘッドの組み合わせにより、各コアに大幅なアイドルタイムが確保出来るようになったとしており、CPU使用率は50パーセントの改善、またスレッド間での作業効率の改善も見られたとのこと。Microsoftはこの2つがDirect3D 12における主要な改善点だと伝えています。



■Direct3D 11とDirect3D 12

またGDC 2014の会場ではXbox One向けのローンチタイトル『Forza Motorsport 5』がNVIDIA GeForce Titan Blackを搭載したPCの上にて動作する60FPSロックのデモも公開。速度のあるフォトリアリスティックなレーシング体験でXbox Oneを限界まで押し上げたタイトルであり、またXbox Oneにてすでに利用可能な効率の良い低レベルのAPIを使用した例として挙げられました。

Microsoftは通常この性能レベルはコンソールのみで利用可能となるとした上で、アルファ段階ながらもDirect3D 12ではこの性能をPCや携帯機器でも上手く動作させることが出来ると解説。つまりDirect3D 11にて動作するようなXbox Oneタイトルを、PC上のDirect3D 12を使用してコアレンダリングエンジンで動作させることが可能になるとしています。


また公式開発ブログでは他にもアルゴリズムの効率を大幅に向上させるパイプラインオブジェクト、コマンドリストやバンドルなど詳細な技術解説も行われています。現在DirectX 12へのEarly Accessプログラムはこちらより受付中です。
《ishigenn》

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