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【GC 14】 『Battlefield Hardline』開発者インタビュー ― 何故Dead Space開発元がBFを作ることになったのか?

今秋日本でも発売が予定されいてるBattlefieldフランチャイズ新作の『Battlefield Hardline』。我らがGame*Sparkではgamecom 2014にて本作のプロデューサーであり、Dead Spaceシリーズの開発会社『VISCERAL GAMES』

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今秋日本でも発売が予定されいてるBattlefieldフランチャイズ新作の『Battlefield Hardline』。我らがGame*Sparkではgamecom 2014にて本作のプロデューサーであり、Dead Spaceシリーズの開発会社Visceral Games(以下、Visceral)の副社長Steve Papoutsis氏にインタビューする機会を得ることが出来ました。何故このフランチャイズ新作を製作することになったかの経緯から、新しいマルチプレイヤーモードの詳細まで細かにお伝えします。


本作プロデューサーのSteve Papoutsis氏

――タイトルの副題となっているハードラインとはどういった意味でしょうか?

この場合は善悪を隔てる境界線と言う風に理解して欲しいね。ゲームの中でプレイヤーは善につくか、或いは悪に染まるか判断を迫られる訳だけど、その境目に横たわる線と言う意味合いでタイトルに付けたんだ。

――人物モデリングが従来のシリーズと少し趣きが違ったり、ライティングがVisceralらしいホラーチックだったりとヴィジュアルが従来の路線とは異なるように見えましたがVisceral製作を意識しての事なのでしょうか?

それはあるね。先ず一つに我々とDICEのアートチームは当然違うしそれぞれに見せ方の拘りがある。エンジンはパワフルだから想像していた以上のヴィジュアルを実現出来るんだ。でもホラーチックなライティングは意図したものじゃないな(笑)。恐らく僕らの使ってるライティングのサブセットによる効果だと思う。

――何故、ホラーゲームで有名なVisceralが、バトルフィールドシリーズを作ると言うことがが実現したのでしょう?経緯を簡単に教えてもらえますか?

面白い話さ。3年とちょっと前にDICEのヘッドであるカール-マグナス( Karl-Magnus Troedsson, DICE CEO)と会う機会があったんだ。そしてお互いが作るゲームの話になった。僕は『Battlefield 1942』が好きで、彼は『Dead Space 2』が好きって具合にね。そんな話をしてるうちに僕が「Battlefield Bad CompanyやBattlefield 2142みたいなのを作ろうよ」って言い出したんだ。すると彼もノってきてその場で設定を考えだした。その時に僕がふと「警官隊と強盗団の市街戦はどうだい!?」って思いついたのがこの話の原点だね。彼もVisceralがやってくれるならって大賛成でさ、プロジェクトがその日のうちに動き出したんだ。



――でもVisceralが今まで作ってきたゲームとは路線もシステムも全然違いますよね?

そう、僕らはバトルフィールドシリーズには勿論携わったことはない。

――つまりシステムもノウハウもエンジンもないと?

その通り。だから先ずは研究から始まったよ。DICEと協力してね。そして次にBattlefield 3のダウンロードコンテンツである『End Game』を作ることになった。ちょっとした試験みたいなもんだね。で、それがBattlefield 3プレイヤー達の好評を勝ち得たんだ。そして本格的にこの話が現実化したって訳さ。

――エンジンはBattlefield 4と同じものをお使いですか?Frostbite 3をそのまま?

Frostbite 3だけど、僕らなりの味付けをしてあるよ。エンジンがとてもパワフルだから僕らは思うようにやれるんだ。

――シングルキャンペーンの実演デモを見させていただきましたけど、導入部分のオープンフィールドバトルなど従来とは違いますね?

キャンペーンモードでは今までのシリーズとは変えていこうと意識して作っているよ。プレイヤーにより多くの選択肢を与えようってのが骨子だね。正解を得るのためには方法は一つではないってことだ。スニークしてもいいし、大きな銃をかかえて突撃してもいい、その辺はプレイヤーの選択に委ねるようにしている。一本道の解き方より、プレイヤーがその場の状況を見て戦略を変えられるんだ。実演デモでも見せたように「ほら、こう言うやり方だってあるんだぜ!」ってね。



――マルチプレイヤーモードについて教えて下さい。

OK!先ず今までに4つの新しいマルチプレイヤーモードを紹介してるよね。E3では『Blood Money』、『Heigst』、そしてこのgamescomでは『Hotwire』と『Rescue』を初披露した。Hotwireは広大なマップでビークルを集めるモードだ。ビークルへの搭乗時間が長ければ長いほどポイントが加算される。だからハイスピードのカーチェイスやクラッシュ、ジャンプなんかが展開されるエキサイティングなモードだ。レスキューは5対5のeスポーツを意識したモードだね。7ラウンドを戦って4ポイントを先取したチームが勝つ。警官隊が強盗団に拉致された人質を救出すればポイントと言う具合になっている。今この4つが披露されている。勿論この先もっと増やすつもりだよ。

――コンソール版の解像度について質問です。以前PlayStation 4版とXbox One版は同様に1080pで動作すると言う話が出ていますが。

最終的にはそうなるように今は奮闘中だよ。それよりも60fpsを優先するつもりだけどね。まだ最適化の真っ最中だ。それ(両機種1080P)は我々の理想的なゴールという風に理解してて欲しい。

――それではPC版とコンソール版の違いはどうでしょう?

僕個人的に思うのはPCはお金をかければかけるほどより良い環境が得られると言うことだね。だから解像度をより上げたり、レンダリングの技術をより多くサポート出来ることになる。だから当然PC版は高解像度でリッチなグラフィックでプレイ出来るようになる。勿論これは君が高価でハイパワーなPCを持っている場合の話だけど。

――ありがとうございます。最後にDICEが作るBattlefieldとはここが違うと言うポイントを教えて下さい。

そうだね。一言で言ってしまえばテーマがより”パーソナル”と言うことだ。シングルキャンペーンの話だけど。もっと人の内面や心理描写を深く掘り下げたシナリオになっている。我々の得意な手法を生かしたんだ。是非その辺を注目して欲しい。

――今日はありがとうございました。

ホラーゲームの名手Visceral Gamesが送るシリーズの新しいフランチャイズ『Battlefield Hardline』。新しいマルチプレイヤーモードも満載な本作のリリースは、PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PCを対象に、2015年初頭発売予定です。

※発売日の記述を訂正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。
《パムジー》

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