Chayes氏は「我々の初の拡張となる次なるリリースにて、『Hearthstone』を少しばかり"かき混ぜる"つもりだ」とコメント。「さらに大量のカードが存在する。我々は100枚以上について話し合っているよ。どのようにしてすべて整合性を保つかが中心の議題になるだろう」と、次期アップデートにて100枚以上のカードが登場することを明らかにしています。
このほかにもChayes氏は次期拡張パックが上手く機能すれば、今後1年間は異なるゲーム体験を生みだすため「Curse of Nexxramas」のようなシングルプレイヤーアドベンチャーと拡張を部分的に組み合わせていきたいと発言。短期的なものだけではない新たなゲームモードについてもアイディアがあるなど、今後も豊富な新規コンテンツを登場させる意向を示しています。
一方でChayes氏はBlizzardの開発チームがゲーム自体の歩調にくわえ「新規コンテンツのペース」についても議論を重ねているとも説明し、『Hearthstone』のプレイを続けているユーザーだけでなく、新規プレイヤーの開拓も成しとげるようなペースを実現したいと伝えています。追加するコンテンツ量がどの程度であれば適正なのか。特にカードの種類に関しては、増加すればそれだけ戦略がより多様になり複雑化するTCGジャンルだけに、Blizzardは細心の注意をはらいたいと考えているようです。
なお「Curse of Naxxramas」シリーズでは合計30枚のカードが追加されましたが、新規カードふくむアドオンコンテンツは一度に放出するのではなく分割して細かなDLCとしてリリースする形式が採用されていました。これについてChayes氏は、一度に全カードをリリースするとプレイヤーたちが頭を悩ませてしまうことを想定していたと伝え、当初は確信を持てなかったものの、Blizzard側の思惑通り一ヶ月を通してのコンテンツリリースが上手く機能したと解説しています。
海外メディアPolygonは『マジック・ザ・ギャザリング』を例に挙げ、『Hearthstone』のカードの種類が大量に膨れ上がりゲームが過度期を迎えることについて懸念しているかとChayes氏にたずねています。Chayes氏は何度かその件について内部で話し合いを行ったと明かし、現時点ではアイディアを実験できるデザインの余裕がまだまだあり懸念する段階ではないとした上で、将来的にいつかは『Hearthstone』の過度期について考えなければならないだろうと返答。すべてのカードを使用してプレイが続けられる方法を確保にしたいとし、様々なゲームモードへ参加することはとてもいいように感じるとしめくくっています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
PC アクセスランキング
-
美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう
-
PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調
-
サイレント削除で波紋呼んだララ・クロフトのセクシーピンナップ、次回アップデートで復活へ―『Tomb Raider I-III Remastered』
-
PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」
-
『Mortal Kombat 1』次期DLCキャラ「ホームランダー」チラ見せ! ドラマ「ザ・ボーイズ」より参戦
-
『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正
-
新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活
-
街づくり、資源管理、戦闘で村を成長させていく中世シム『Manor Lords』同接13万人突破!早期アクセス開始からわずか2時間
-
怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決
-
『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施