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新要素も確認できた『ウィッチャー3 ワイルドハント』最新日本語版デモインプレッション─作りこまれた世界観に酔いしれる

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新要素も確認できた『ウィッチャー3 ワイルドハント』最新日本語版デモインプレッション─作りこまれた世界観に酔いしれる
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ポーランドのデベロッパーCD PROJEKT REDが贈る、PS4/Xbox One向けアクションファンタジーRPGシリーズ最新作『ウィッチャー3 ワイルドハント(原題:The Witcher 3: Wild Hunt)』。広大なオープンワールドの世界を舞台に、ウィッチャーと呼ばれるモンスター退治の専門家ゲラルトにまつわる物語の完結編が描かれる本作。5月21日の発売を前に、最新の日本語版プレイデモを体験できましたので、レポートをお届けします。

※本記事にはストーリー序盤のネタバレが一部含まれます。観覧にはご注意ください。


■ゲーム冒頭からのハンズオン、注目のスケリッジ諸島探索も



今回、ゲームの冒頭からグリフィン討伐クエストまでプレイしました。冒頭のムービーからスタートし、幼少期のシリと訓練を兼ねたチュートリアルイベント。その後、行方不明のイェネファーを追って村を散策し、彼女の情報を得る代わりに軍からグリフィン退治を頼まれます。サブクエストを少しクリアしてグリフィンをおびき出す罠を準備し、討伐を終えて終了となりました。



他にも、少しの時間だけでしたが、ゲラルトがレベル15になったセーブデータで、スケリッジ諸島の城も探索。城は海沿いの切り立った崖の上にあり、城内には賑やかに沸き立つ荒くれ者のバイキングたちが大宴会を催していました。城外には大小の諸島が見えましたが、島と島の間は泳いだり船で移動したりして探索ができるそうです。


■いよいよゲーム開始─壮大なストーリー幕開けと操作しやすいアクション!



それでは試遊の流れに沿って『ウィッチャー3』のゲームプレイを紹介していきます。初めはゲラルトたちの拠点となるケィア・モルヘンの城砦からスタート。見てのお楽しみのお色気イベント後、仲間のウィッチャーたちや幼少期のシリと訓練を兼ねたゲーム操作方法のチュートリアルを行います。本作のアクションは、2種類の剣と印と呼ばれる魔法が中心で、印は火を放ったり、衝撃波を起こしたり、敵から受けるダメージを軽減する障壁を起こすなどの効果があります。回避は大きくローリングするものと少しだけ動くものの2種類あり、室内など狭いフィールドでも相手の攻撃が避けやすいなと感じました。



その後、ある重大なイベントが発生し、舞台と時代が大きく変化。ゲラルトはかつての恋人で行方不明のイェネファーの手がかりを追って、草原と湿地帯が広がる牧歌的な雰囲気の村々を探索することになります。酒場で人々と会話をして情報を集めるのですが、ウィッチャーという職業に差別意識が持たれており、冷たくあしらわれたり戦いを挑まれる場面も。アクスィーという印を使って相手の思考をコントロールし情報を引き出すこともできましたが、アクスィーを使っても思い通りの結果が得られなかったり、印のレベルが高くないと思考操作ができなかったりすることもあるそうです。

愛馬のローチに乗って広大なマップの移動もできました。ローチはいつでも呼べるだけでなく、街道でXボタンを押すことで自動で道なりに走ってくれるほか、Xボタンを2度押すと全力疾走で進んでくれるので長距離の移動もラクラク。一度見つけた立て札からファストトラベルも可能ですが、遠くの風景を眺めてまだ見ぬ冒険に胸を馳せたり、人々の生活を覗き見るのも面白いので馬での移動がオススメです。



イェネファーを軍の駐屯地で見かけたという情報を得てゲラルトがそこに向かうと、村を荒らすグリフィンの退治を依頼されました。ゲラルトたちは、グリフィンをおびき寄せるための薬草を水中に潜って探したり、グリフィンのことを知る狩人に話を聞くなどして捜査を行います。ここでは「ウィッチャーの感覚」と呼ばれる、五感を鋭くするコマンドを使用し、一見すると分かりにくい足跡や敵の音を察知できる、探偵のようなアクションも楽しめました。細かなことですが、途中のムービーでグリフィンに襲われた馬の死体が、グリフィンの巣の近くに捨てられているなど、イベント1つとってもその結末や影響が丁寧に作られているなと感じました。

グリフィン戦では、直前に入手した石弓が便利でした。空中を移動するグリフィンに自動で照準を合わせてくれるので使いやすかったですが、より正確に当てるには、やはり自分で狙って撃つことが重要でした。敵のモーションも通り一遍等ではなく、こちらの動きに合わせて攻撃のパターンを変えてくるので、間合いを見ながら印や剣での攻撃を行って無事に倒すことができました。


■数珠つなぎで展開していく、作りこまれたサブクエスト


※写真は海外版です。

サブクエストは、ドワーフの鍛冶屋の依頼で放火魔を探すクエストと、荷物を奪われた商人を助けるクエストの2種類をプレイしました。本作のサブクエストは、1つ1つにしっかりと物語があり、そこで行われた選択はNPCの将来を大きく左右します。放火魔を探すクエストでは、近所の知り合いの若者が犯人と分かるのですが、兵士に引き渡すか否かで彼の生死が変わります。商人のクエストでは、実はとある国のスパイで、彼を解放するかどうかで今後のちょっとした展開や、世界情勢に影響が出てきます。本作に登場する人々はそれぞれ事情を抱えており、必ずしも勧善懲悪ではないので選択が悩ましく、重要な選択肢には制限時間が設定されている場合もあります。


※写真は海外版です。

こうしたサブクエストだけでも50時間分以上のボリュームがあり、中にはエンディングに影響があるものも。登場するサブキャラクターたちは、出番は短くてもモーションや見た目がユニークに見えるよう工夫がされており、さらに日本語フルボイスでプレイヤーと会話をするので、ちょっとしたイベントも短いお話を読んだような達成感を得ることが出来ました。


■主人公のカスタマイズは、能力から見た目まで豊富!



ゲラルトの育成は、経験値を得ることでレベルアップし、アビリティポイントを獲得。ポイントを使用して好きなステータスや印、錬金術の能力を強化できます。アビリティポイントが獲得出来るレベルは50までですが、それ以降も育成することは可能です。

装備できる武器や防具は、能力が異なるだけでなく見た目も個性的。さらに、ゲーム内の時間経過によってゲラルトのヒゲがのび、大都市の床屋さんに行けば髪型と合わせてカットしてくれるそうです。ゲームボリュームがかなり多い本作なので、見た目がカスタマイズできるとその日の気分に合わせて遊べるので長く楽しめそうです。主人公をはじめ、キャラクターのグラフィックは、表情や体についた傷まで繊細に描写されておりリアリティがありました。


■アクションやイベントだけじゃない!作りこまれた世界観の一部を紹介



本作では、シリーズ初のオープンワールドということもあり、マップは前作の35倍以上の広さ。地域ごとに建物や人々の服装も異なり、見える範囲の場所はほぼすべて探索に行けるので、地平線の彼方の島や山脈にも洞窟や坑道があるなど探索のしがいがあります。水中も泳いだり潜ったりでき、水中にある洞窟では秘密のアイテムが隠されていたりするとのこと。メインクエスト中でも自由にあちこち移動が可能で、自分の好きなタイミングで好きなクエストを遊ぶことができます。

ゲーム中には時間の概念もあり、昼夜の変化によって、例えば子どもや女性は出歩かなくなったり、特定の時間だけ酒場で会えるキャラクターがいたりと、人々の生活に影響を及ぼします。天候変化も晴れや曇りだけでなく、強風がふいたり、雨も小雨や土砂降りなど微妙な変化が表現されています。また、雨が降ると人々が建物の中に隠れたりするそうです。

印象的だったのが、お店での買い物シーン。食べ物、果物、パン、飲み物、回復薬など色々な物が売られていて、店主の所持金を超える金額の売買ができないようになっています。お金は、人間型の敵を倒したり、宝箱から見つけたり、仕事の報酬から稼ぐことができます。
さらに、特定のNPCキャラクターとは、『ウィッチャー3』のゲーム内に存在する対戦カードゲーム「グウェント」で遊ぶことができます。全3ラウンドで2本先取。それぞれ特徴を持ったカードを順番に場に出しながらカードの合計ポイントを競い合うゲームで、シンプルながら戦略性が高く、勝負を仕掛けるタイミングが重要になると感じました。余談ですが、猪突猛進タイプの筆者は2ラウンドであっさり敗れてしまったので、本編プレイ時にはリベンジしたいと思っています。


■まとめ─世界観、キャラクター、サブイベントの細部まで、どこまでも丁寧な作り



今回の試遊で感じたのは、とにかく細部までしっかりと辻褄が合うように作られていること。グラフィックが美しいのはもちろんですが、天候、買い物、カードゲーム……など、世界を彩る要素全てが意味を持って作られていることに感動しました。サブイベントでわずかしか登場しないキャラクターやセリフのないキャラクターにも、固有のグラフィックや物語がしっかり存在し、そこに生活している空気感も感じ取ることができました。また、日本語ローカライズの仕上がりも完成度が高く、全てのセリフが日本語のボイスで再生されるので、まるで映画やドラマを見ているような感覚で自然にプレイできました。

自分だけのゲラルトの物語が楽しめる、『ウィッチャー3 ワイルドハント』の発売まであと2ヶ月弱。待ち遠しい日々が続きます。
《まいたこ》

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