任天堂アメリカが著作権侵害を申し立てたのは、Angry Joe氏が公開していた『マリオパーティ10』プレイ映像。Angry Joe氏は7年近くゲームプレイ映像の配信を行い続けており、独特の語り口から多くのユーザーの間で話題になっていました。任天堂アメリカの申し立ての末に、同氏の「Angry Joe Plays Mario Party 10!」映像は削除されましたが、これに対してAngry Joe氏は「Final Nintendo Angry Rant! - Anti-Youtuber Policies」をアップロードしました。
10分超にわたって映されるこのムービーの中で、同氏は「任天堂のゲームハードにはこれまで900ドルほど費やしてきた」と語りながら、「(任天堂を指して)彼らは私がゲームプレイ映像を共有することにすらお金を求めている」と怒りを露わにしています。今まで多くのゲームプレイ映像を公開してきた同氏ですが、Twitterでは「(削除された映像が)私にとって最後の任天堂ゲームのプレイ映像になるだろう」と言ったコメントも投稿しています。
また、任天堂は先日よりクリエイタープログラムと呼ばれるYouTube向けアフィリエイトプログラムを公開していました。これは「任天堂の著作物が含まれる動画から得られる広告収益をユーザーと分かち合うサービス」として発表されています。Angry Joe氏の映像が受けた「申し立て」がこのプログラムと関与しているかどうかは定かでない模様ですが、任天堂が公開しているクリエイタープログラム対象タイトルに『マリオパーティ10』は含まれていませんでした。
そして、この件に関して『God of War』開発者デイビッド・ジャッフェ氏は「私はゲーム配信が大好きなんだ」と口火を切りながら、企業が持つ権利に対し不満をぶつける一部の「傲慢な配信者」を問題視するTweetを投稿。ジャッフェ氏は一連のTweetの中で、それぞれの企業が持つ「ゲーム配信」への姿勢は尊重すべきであると語りながら、「私はゲーム配信を愛してるし、みんなには私達のゲームをどんどん配信して欲しいと思ってるんだ!」ともコメントしています。
現在もAngry Joe氏のファンやTwitterフォロワーの間では、様々な議論が交わされている模様。YouTubeやTwitchなどで盛んになっている「ゲーム配信」カルチャーですが、今後もユーザー/企業間のモラルが問われる重要な問題として、多くのゲーマーから注目視されていくのではないでしょうか。
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