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【TGS 15】『エアシップQ』プレイレポ―面白さと革新性が同居する新しいモノつくり

東京ゲームショウ2015のSCEブースに出展されていたCygamesのPS Vita用タイトル『AirshipQ(エアシップQ)』を体験プレイする機会を得ましたので、そのプレイレポートをお届けします。

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東京ゲームショウ2015のSCEブースに出展されていたCygamesのPS Vita用タイトル『エアシップQ(AirshipQ)』を体験プレイする機会を得ましたので、そのプレイレポートをお届けします。

日本初のサンドボックスアクションRPGと銘打たれた本作では、猫の姿にされてしまった主人公を操作。自分の姿を元に戻すため、そしてさらわれた弟を取り戻すために翔船と呼ばれる空飛ぶ船を操って魔女を探しに行きます。


体験プレイがスタートすると、プレイヤーが目覚めたのは空中に浮かぶ監獄でした。まずはここから脱出することを目指すようです。最初はブロックの削り方や設置方法、クラフト要素など、チュートリアルが随所にかつ丁寧に挿入されるので、戸惑うことはありませんでした。

今作にはRPG要素が入ってるため、材料を持っていても物を作れるわけではありません。マップのいたるところに散らばっている大きな石像を見つけてレベルアップする必要があります。造船や生活、武器などカテゴリー別にクラフトできるアイテムが異なるため、それぞれの石像を探さなくてはなりませんが、段階的にやれることが増えていくのは、純粋にワクワクしました。


序盤から手に入る土のブロックは空中に1マスだけ置くと、すぐに壊れてしまううえ、自分の真上、もしくは真下には置けないので移動は常に考えながら動かなければなりません。ただし、すぐに壊れると言っても、飛び移って次のマスを置く、という行動を迅速に行えば上に登っていけるので高いプレイスキルがあれば、やれることは格段に増えるでしょう。


本作のタイトルにもある「エアシップ(翔船)」は重要な役割を果たします。空中を移動できる唯一の手段であるため、絶対に行けない場所にある石像や、ほかの島に行くためには必要不可欠。操作方法は右スティックのみの簡単操作なので、面倒な操作は要求されません。クラフトには帆をはじめとする造船アイテムも豊富にあるので自身の思うままに船を拡張できます。また、船の形そのものを自由に設計できるようなので、クリエイティブ精神のおもむく通りに改築してみるのも一興かもしれません。

様々な要素が絡み合い、複雑なのに単純明快な本作は、『Minecraft』や『テラリア』といった先達の面白さをしっかりと継承。さらに、ロケーションを空に移し「エアシップ(翔船)」を導入することでその面白さをさらに昇華させ、革新性を伴わせた作品だと感じました。今回はオフラインのソロプレイでしたが、アドホック4人協力プレイもできるそうなので、そちらもプレイしてみたいです。

『エアシップQ』はPS Vitaを対象に、11月19日発売予定。価格はパッケージ版が2,500円(税込)、ダウンロード版が2,000円(税込)です。
《秋夏》
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