9月26日に日本マイクロソフトが都内で開催したファンイベント「Xbox One 大感謝祭 2015」。このイベントに出展していた『Mighty No.9』を試遊したので、そのハンズオンをお届けします。
本作は、稲船敬二氏率いるcomceptが開発中の3D横スクロールアクションゲーム。開場まもなく長い列が形成された今回の試遊では、英語版が出展。チュートリアル、水中、軍事基地の3つのステージを選択してプレイできました。筆者は、操作感の異なる水中ステージよりも難易度が低いというスタッフの助言により軍事基地を選択しました。
操作方法は以前Game*Sparkでお伝えした通り、Aボタンでジャンプ、Xボタンで攻撃、RBボタンで吸収ダッシュと呼ばれる本作ならではのアクションが可能。攻撃して光った敵をダッシュで一定以上吸収することで一時的にステータスを向上させられます。また、今回のデモでは倒したボスの能力が使用できる変身(Yボタン)に触れることはできませんでした。
基本は稲船氏が過去に手掛けた『ロックマン』シリーズに近く、どこか懐かしさを感じる作りでした。しかし、前述した吸収ダッシュの汎用性の高さが、今までの横スクアクションになかった爽快感や疾走感をプラス。特に複数の敵をまとめて吸収できたときの達成感は純粋に「気持ちがいい」作りになっていました。
敵はデフォルメされた可愛らしい風貌をしていながらも、プレイヤーを危機に陥れる凶暴なやつらばかり。盾を持ち、正面からの攻撃を防ぐ敵や、大きな資材を運びこちらに向かってくるフォークリフトのような敵など、その種類も多彩。それぞれの挙動や攻撃方法も違うので、飽きることなく進められました。
また、動く床や即死するスパイクなど各所に設置されているギミックも実に多く、息の抜けない地点もしばしば登場。残念ながら試遊時間の都合上、ボス戦にはたどり着けませんでしたが、横スクロールアクションが苦手な筆者としては非常に歯ごたえがあり、その可愛らしい見かけによらない、自らのプレイスキルが存分に試される作品だと感じました。
『Mighty No.9』は北米で2016年2月9日、国内で2016年2月12日発売予定です。
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