- 息をつかせる瞬間を挟んだり、隠されたお宝を見つけ出したり、野生のイノシシを狩ったり通信塔を破壊することによって原住民の救出する、といった要素をリニアアクションゲームに取り入れるのは素晴らしい判断だ。そこには恐らくオープンワールドゲームでは見られないものがあるのだが、映画のようなスリル感から解き放たれるための休息的な要素は、進行ペースを巧妙に変貌させる。
●Impulsegamer: 96/100
●Game Informer: 95/100
- 『Rise of the Tomb Raider』は冒険に挑むスリルをしっかり描いているし、ララ・クロフトの更なる展開を感じさせる。きっとインディー・ジョーンズすらも羨むような、命知らずな続編、壮絶な瞬間、楽しい探索を体験できるだろう。
- 『Rise of the Tomb Raider』は、前作の騒がしい冒険譚や強力な敵、素晴らしい風景、そしてメイン攻略ルートと関係のないお宝を見つける為のスマートなパズル要素によって、前作からその水準を更に引き上げている。
●GameSpot: 90/100
- 良い点
- 探索する価値のある豪壮な世界観
- 魅惑的なコンバットシナリオ
- 巧みに紡がれるシナリオとキャラクター
- 素晴らしいクラフトとアップグレードシステム
- 素材集めは退屈
悪い点
●GameTrailers: 85/100
●The Escapist: 80/100
●Destructoid: 75/100
- 『Rise of the Tomb Raider』は前作を超える出来ではあるものの、その理由とのは追加要素のみであり、2013年版『Tomb Raider』の欠点はひとつも修正されていない。シナリオは角が取れて丸くなり、つまらない音声ログに隠されてしまった。リソースはたくさんあるし、敵を一網打尽にできるのだから、宣伝されていた“サバイバル”のような内容ではない。
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海外で11月10日にXbox One/Xbox 360版が発売されたシリーズ最新作『Rise of the Tomb Raider』の海外レビュー速報をお届けしました。Xbox One版平均スコアは87点。74件のうち72件が70点を超えるハイスコアを与えていました。なお、本記事執筆時においてXbox 360版スコアは公開されていません。
オープンワールドではないリニア進行の作品でありながらも高い自由度、そして探索のやりがいやスリルのある冒険譚は、本作が打ち出した高得点の大きな理由となっていた様子。前作を超える出来と評されていながらも、アイテム収集や代わり映えのないシナリオは一部でマイナスポイントとして評価されていました。
本作は国内では11月12日よりリリース予定。公式Webサイトでは日本向けトレイラーなども公開中です。