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工場全自動化ストラテジー『Factorio』プレイレポ―『マイクラ』のノッチもハマった!

2016年2月26日よりSteam早期アクセスにて配信開始となった、Wube Software手がける新作ストラテジーゲーム『Factorio』のプレイレポをお届けします。

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2016年2月26日よりSteam早期アクセスにて配信開始となった、Wube Software手がける新作ストラテジーゲーム『Factorio』のプレイレポをお届けします。

本作では未知の惑星を舞台に、資源の収集や加工、施設の建設などを行いますが、特に“作業の自動化”に焦点を当てており、ベルトコンベアやロボットアームを利用した大量生産が魅力的な作品です。ビジュアルはクラシックなPCゲームを彷彿させる2Dグラフィックス。緻密に描かれているとともに、細やかなアニメーションでよく動くので、見ているだけでも飽きません。


公式日本語対応。フォントも見やすい

基本的なストーリーとしては、宇宙船の事故により未開の惑星に不時着したプレイヤーが、惑星の資源を基に掘削機から工場、発電所まで様々な施設を建造し、最終的にはロケットで脱出を図るといった内容が設定されています。また、異なる目標が設定されたキャンペーン(チュートリアルやパズル的なミッションも)、Modのカスタムシナリオ、マップエディタなども用意されているので、楽しみ方は色々です。


チュートリアルキャンペーン


パズル的なキャンペーン。ベルトコンベアをうまく配置する

それでは早速プレイを始めてみましょう。チュートリアルで基礎を学んでから、フリープレイに挑戦。前述の通り惑星からロケットでの脱出を目指して準備を行います。当然、開始直後はロケットを作る材料も技術も持っていないので、1からコツコツと集めていく必要があります。まさに「千里の道も一歩から」です。


何もないところからスタート


最初に石炭や鉄鉱石を探そう

まずは石炭や木材、鉄鉱石や銅鉱石といった基本的な資源を確保。最初は十分な掘削機も無いので手作業で掘り出します。そして鉄鉱石や銅鉱石を石の炉で精錬し(燃料は石炭か木材)、鉄板や銅板を作成します。これらは将来にわたって要求されるので、なるべく早い段階で量産体制を構築したいですね。


鉄鉱石から鉄板を作る


大量生産

量産体制の構築にはロボットアーム(インサータ)が不可欠。掘削機が掘り出した資源をインサータが炉に放り込み加工。加工したものを再びインサータが取り出して保管あるいはさらなる加工に利用します。資源の掘削場所、加工場所、保管場所、それらをいかに効率よくベルトコンベアで結ぶかも重要な要素です。


石からレンガ、レンガから防壁へ


銅板製造ライン

ベルトコンベアは設置すれば勝手に動きますが、掘削機やインサータ、その他多くの施設は動かすためのパワーを要求します。特に組立工場や研究所などのハイテク施設、というより基礎的な機械以外はほぼ電力が必須。序盤では水場からポンプで水を吸い出してボイラーで熱し、蒸気機関に流し込んで発電します。


発電開始!


電気の力でさらなる発展を目指す

電気が確保できたら研究所を建設。研究所は様々なテクノロジーをアンロックし、新たなアイテムや施設の製造を可能にします。それらを利用することで、製造ラインのさらなる効率化が望めます。研究を進めるにはサイエンスパックなる材料を消費するので、そちらも量産体制を整えましょう(手動での作成も可能ですが、時間がかかります)。


サイエンスパックを作り、研究所へ送る


ロケットサイロ開発までの道のりは長い

新たなテクノロジーを手に入れて工場の拡張が進み、大量生産が安定すれば一安心……というわけにもいきません。虫のような原住生物が大挙して押し寄せ、施設を破壊しようとします。そりゃあ、いきなり惑星に降り立った奴が勝手に資源を乱獲して、汚染物質を撒き散らす建物を立てまくるのですから、プレイヤーを敵とみなす彼らの気持ちもわかります。


ぎゃー


死~ん(「ゲームをクリア」と表示されていますが死んだだけです)

しかしプレイヤーもみすみすとやられるわけにはいかないので、防壁やタレットで防御を固めます。このあたりはタワーディフェンスぽくもあります。突破されたり巣穴を潰しに行く時のために、銃器やアーマーで主人公自身の防御力を上げることも重要です。生産や研究、効率化に没頭して防衛を疎かにしていると、あれよあれよという間に壊滅させられて死んでしまうので要注意です。


防御壁を築いて迎え撃つ!


死屍累々

もっとのんびりプレイしたいという方もご安心を。マップ開始時の設定で敵からの攻撃がなくなる“ピースフルモード”が用意されています。また、各資源の生成割合や埋蔵量も細かく調整できるので、平和的プレイから資源カツカツプレイまで、様々なプレイスタイルに適応します。


マップ設定


こちらはすべてを自由に配置できるマップエディタ

今回ご紹介したゲームプレイは最序盤であり、車輌や鉄道、ロボットなど、本作にはまだまだ多くの要素が詰まっています。加えて、開発は早期アクセスの段階であるため、今後もさらなる楽しみが追加されるかもしれません。


一旦のめり込むと寝ても覚めても効率化を考えるようになってしまう『Factorio』は、PC/Mac/Linuxを対象に2,300円で配信中。公式サイトではデモ版も配信されているので、興味が湧いた方は購入前に一度プレイしてみると良いでしょう。『Minecraft』で知られるノッチことMarkus Persson氏も「目を閉じるとベルトコンベアが見える。私はFactorioをやり過ぎたかもしれない……」との評価を寄せています。

《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

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