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新モード「侵入」がアツイ!『バトルボーン』発売直前プレビュー&ハンズオン

『ボーダーランズ』シリーズで知られるGearbox Softwareが贈る新作『バトルボーン』。先日、開発元によって行われた本作の概要と新対戦モード「侵入(Incursion)」の紹介プレゼンテーションおよび、今作のプレイインプレッションを3ページに渡ってお届けします。

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■バトルボーンのストーリーモードに関して

バトルボーンのストーリーモードはいくつかの章で構成されており、プレイに関しては1話完結型のゲームスタイル。ゲーム全体の流れを追っていきながらも、ミッションの1つを単独で楽しめるようにも作られています。1人でもプレイできますが、最大5人でのCo-opも楽しめます。

■ストーリーミッション 「レネゲード」をプレイ


今回ストーリーモードに登場する2つのミッションをプレイできました。まず最初にプレイしたのは「レネゲード」というミッション。マップ上に存在する防衛コアを襲来してくる敵から守りぬき、最後に登場するボスを撃破すればミッション完了です。という事で、レッツプレイ!
    The Renegade: (レネゲード)
    カルダリアスを救出し、防衛コアを守り切れば勝利ですが、そのためには、カルダリアスのアーマーにエネルギーが完全にチャージされて戦いに加われるようになるまで、シャードを使いトラップとタレットを築き、防衛コアのライフに気を配る必要があります。


まず最初に自分が使うヒーローを選択します。自分の使いたいヒーローを使うのも大事ですが、バトルボーンではヒーローの特徴が各々違うため、協力プレイをする場合はチーム内での役割分担がかなり重要です。全員が攻撃キャラでは防御力が少々足りず、かといって全員が回復・防御キャラだと攻撃力が足りず……といったバランスになってしまいます。

チームの人と相談し、攻撃が得意なヒーローと回復が得意なヒーローをバランスよく選ぶことに。今回筆者は“ソーン”を選択。ヒーロー選択画面ではキャラの特徴とスキル内容が表示されています。


    ソーン
    「Agile」「Sniper」 「Advanced(操作難易度の目安)」

    通常攻撃・パッシブ等
  • クレシェック:ソーンが使う弓はそのままでも強力だが、ダメージ、射程、命中精度を強化することが可能。また、矢をつがえて構えればチャージすることもできる。
  • エルドリッド・バイタリティー:ソーンはシールドを持たないが、高いライフ回復速度をもつ。
  • ネイチャーズ・ジャッジメント:矢を構えてチャージされた矢が命中した敵は、8秒間カース状態になる。 カース状態になった敵は、スキル及びチャージ状態の矢によって大きな追加ダメージ(35%)を受ける

  • アビリティ
  • ヴォレー:水平の帯状に5本の矢を放ち、それぞれが大きなダメージを与える。ヴォレーの矢は、敵以外の物体に当たると跳ね返る。
    ブライト:腐敗をもたらす結界を召喚する。結界に捕らわれた敵は、0.5秒ごとに大きなダメージを受ける。

  • アルティメット(Lv5から使用可能)
  • ワイルド・ラース:短時間のチャージの後、巨大なエネルギー弾を投げつけ、爆発によって大きなダメージを与えると同時に敵を後方に吹き飛ばす。


ソーンが使う弓はボタン連打で素早く撃て、長押しで矢をチャージ出来ます。左下にある緑色のバーが体力です。シールドを持っている場合はその上に水色で表示されますが、ソーンは最初からシールドを持っていないため、敵に囲まれてしまうとあっという間に窮地に立たされます。

ただ足が早く、体力の回復は速いヒーローなので、一旦逃げ切ればなんとかなる場面も多かったです。味方の後ろからチクチクといやらしい立ち回りで敵を追撃していくのがとても楽しいヒーローです。


『バトルボーン』には「ヘリックス」と呼ばれる成長システムがあります。ストーリーでもマルチでも、各ヒーローは1戦始めるごとにレベル1からスタートしてレベル10まで短時間で成長します。その際、レベルが1つ上がるごとに上記のヘリックス・スキルツリーにて、追加オーグメントがアンロック可能になります。

簡単に説明すると、1つレベルが上がるたびにヒーローの強化を2つの中から選択していく感じです。例えばソーンの場合、レベル6になった時に「ブライトの効果エリアが広がる(ダメージ15%)」か「ヴォレーのクールダウン時間が20%短くなる」のどちらかをプレイヤーが選んで強化する事ができます。レベル7では「普通の弓矢攻撃の命中率が50%アップする」か「より高くジャンプできるようになる」かを選択できます。

その時の状況や気分によって能力強化を選択できるので、同じヒーローを2度使ってもまったく同じ性能になるかどうかはプレイヤー次第です。ちなみにこのツリーをいじっている間もリアルタイムで戦闘は進みますので、地味にシビアな状況判断が求められます。余談ですがマルチプレイで悠長にツリーで悩んでいたら囲まれて死にそうになっていました。危険があぶない!


ストーリーモードでは、プレイヤーの復活回数が限られています。画像上部にある赤色の数字がチーム全体で復活できる回数です。プレイヤーがダウンした場合、一定時間内であれば味方を起こせますが、一定時間が過ぎた場合、あるいは参加者全員がダウン状態になった場合はこの復活を使わないと戦闘に参加する事ができません。

ソーンは囲まれると一気にピンチになるヒーローなので、とにかく安全第一の死なないように後ろからチクチク攻撃するいやらしい戦法で敵を退けつつ、無事倒れる事なく最終エリアへ。


道中、石のような宝石のようなオブジェクトがあり、それらを壊すと「シャード」と呼ばれるアイテムを拾えます。シャードは防衛コアの周囲にある砲台を開発するために使う事が出来ます。ちょっとしたタワーディフェンス的な物ですね。皆でシャードを持ち寄ってこの砲台をいっぱい建てておくと楽になります。



最後の防衛コアを守り抜くとボスが登場。ボスの登場シーンはボダランファンの方なら思わずニッコリしてしまう演出です。ここではボスの“ハイリス獄長”を倒します。周囲にシールドを張っているモブがいるので、まずそいつを倒してから全員でボスに総攻撃するという流れで無事クリア出来ました。

このミッションでのクリア時間は34分ほど。関係者の方から「今まで見た中だと一番早い記録」と言われました。きっと各ヒーローのバランスもよく、チームプレイが出来ていたのが大きな要因だったと思います。いろんなヒーローを組み合わせてのタイムアタックが流行りそう。

■ストーリーミッション「虚無の果て」をプレイ


続いてプレイしたストーリーは「虚無の果て」と呼ばれるミッション。目的地まで移動するセントリーを護衛し、最後にボスを撃破するとミッション完了です。セントリーは敵を一緒に攻撃してくれますが勝手に目的地まで移動していくので、少し目を離すと敵に囲まれてタコ殴りに合っています。目を離さずに敵を倒しながら一緒について行く事がまず第一のミッションとなります。

    The Void’s Edge (虚無の果て)
    最大の敵であるレンダインが 登場するこのミッションでは、ヴァレルシのポータルを閉じるため、爆弾を積んだウルフセントリーをポータルまで護衛しなければなりません。強敵ヴァレルシコンサーヴェイターとの激戦が繰り広げられることになるこのミッションをクリアするには、シャードを使ってウルフセントリーのために建造可能アップグレードを購入する一方、そのライフにも注意する必要があります。

先ほどは攻撃タイプのソーンをプレイしたので、今回はサポートタイプの“レイナ”でプレイ開始です。


    レイナ
    「Rescuer」「Shielder」「Advanced(操作難易度の目安)」

    通常攻撃・パッシブ等
  • レーザーピストル:強力なレーザーピストルで敵にダメージを与える。
  • プラズマパルス:レイナのサブ攻撃はコマンドガントレットからシールドを溶かすプラズマパルスを発射し、シールドに50%の追加ダメージを与える。
  • フェイルセーフ:レイナが味方にシールドブースターでオーバーシールドを与えるとき、自分にも発動する。

  • アビリティ
  • シールドブースター:ターゲットにした仲間を数秒間、ダメージをブロックするオーバーシールドで守る。この間レイナはプラズマ パルスでターゲットのシールドをチャージできる。
  • プライオリティターゲット:ホーミング弾を発射し、ターゲットにダメージを与えると同時にその位置を可視化する。ターゲットは、数秒間ダメージを受ける。

  • アルティメット(Lv5から使用可能)
  • フォトニックウォード:巨大なエネルギードームを展開し、瞬時に敵をドームの外に弾き飛ばす。ドームは数秒間、敵の射撃をさえぎる。



レイナ自身、最初からシールドを持っており多少敵に攻撃されても平気です。さらに特徴の「Rescuer」「Shielder」が示す通り、味方にダメージをブロックするオーバーシールドを展開でき、パッシブのフェイルセーフで自分自身にもオーバーシールドがかかるので、チームの生存率をあげるにはもってこいなヒーローです。

ただあくまでも「サポートキャラ」なので、レイナ自身の防御力は普通です。タンクキャラと勘違いして、調子にのって前線に出ると敵の総攻撃でボコボコにされる危険もあるので位置取りは慎重に。(ボコボコにされた人です、はい)シールドブースターも1人に展開すると数十秒間はクールダウンで使えないため、シールドが必要な味方の状態を見極める事も大事です。


さっきのレネゲードは余裕だったし今回も余裕でしょ~とチームプレイを意識しなかった結果、メンバーを見殺しにしてしまいました。申し訳ない…。このゲーム協力は超大事。


この「虚無の果て」は、まず3人でギミックを解除して残りの2人を目的場所に送り込み、閉じていたゲートを解除してもらうなどの協力要素が多いミッションです。最後のボスを登場させるにも5人が用意された装置に乗らなければ登場しなかったりと“協力”を意識させられる作りになっています。


今回はとても禍々しいボスが登場。画像じゃ伝わり難いですが、登場の演出や技の演出の迫力がすごいです。



途中でちらばった場所に現れる5つのコアを壊さなければボスの放つ闇が巨大化して飲み込まれるという技。攻略法を発見しないと一瞬で全滅しそうな技です。


そしてしばらく戦っていると異空間へ飛ばされ、その場でしばらく敵の猛攻を耐えしのぐターンとなります。最初にやったミッションに比べて難易度が跳ね上がりすぎてるとも感じましたが、個人的に協力プレイは難しいミッションほどやりがいも多いし楽しくなると思います。(どMじゃないですよ!)


迫り来るボスの攻撃に耐えしのぎなんとかクリア出来ました。クリア時間は40分弱。「レネゲード」ではチームの誰も死ななかったのですが、今回の「虚無の果て」ではチーム全体で6,7回は死んでしまいました。チームメンバーで協力しないとクリアが難しいミッションですが、その分やりごたえのあるとても面白いミッション。全員で攻略法を見つける事がクリアへの鍵となりそうです。


ストーリーモードに関して今回2つのミッションをプレイしましたが、とてもやり応えのあるミッションでした。1人でもプレイできるとの事ですが、この手のゲームは5人で遊べば楽しさも5倍になるタイプのゲームだと思います。ソロゲーマーの方には申し訳ないですが、これだけ能力が違うヒーロー達を組み合わせずに1人で遊ぶのは少々勿体無いと感じてしまいました。

他にどんなミッションがあるのか、発売日まで筆者も楽しみにして待機中です。

次ページ:ついに白熱の対戦モード「侵入」に触ってみた!

《Shin Imai》
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