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【特集】『良作フリーゲーム』10選―無料でこんなに遊べるのか!

ゲームといえば海外製作の作品が特に取り沙汰されている昨今ですが、今回の記事では国内を中心に有名なものから隠れた良作まで、無料故に手に取りやすい「10本のフリーゲーム」を皆様にご紹介致します。

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【特集】『良作フリーゲーム』10選―無料でこんなに遊べるのか!
  • 【特集】『良作フリーゲーム』10選―無料でこんなに遊べるのか!
◆『混沌のルーシー』
制作者:ジスカルド・アンディーメンテ 配信:2015年開始
制作者サイト:まおうせい http://andymente.moo.jp/
配布サイトhttp://sky.geocities.jp/hersky9999/sd2.htm


――ねえルーシー教えてよ空で花を見たか
基本プレイ無料ですが、ゲーム内課金も可能なフリーゲームとして新たなる可能性を切り拓く本作。とは言え、課金なしでも全く遊べます。基本システムは非常に独特で、カードバトルノンフィールドRPGとでも呼びましょうか、ダンジョンに潜る際に「カードを消費して行動を取りながら進む」といった感じです。例えば“足”のカードを使ってダンジョンの中を進み、敵とエンカウントすれば“指”を使ってダメージを与えるといった具合。本作はいわゆるフィールドが登場しない“ノンフィールドRPG”というカテゴリーにある作品ですが、シンプルであるが故についつい時間を忘れるような中毒性があります。

◆『四月馬鹿達の宴 』
制作者:西高科学部 配信:2010年開始
制作者サイト:西高科学部 http://www.geocities.jp/nishikou_kagakubu/
配布サイトhttp://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se485729.html


――四月馬鹿達よ永遠なれ!
独特な台詞回しが特徴的な、アドベンチャー色の強いRPGです。様々な国や土地を探索することで物語が進みます。サブイベントが豊富でメインストーリーそっちのけでプレイしてしまうこと間違いなしでしょう。また、エンディングも一つではなくキャラクター育成の要素もあるのでやり込みたい人にもうってつけとなっております。台詞回しの中には、ひょっとしたら好き嫌いが分かれるものもあるかも知れません。「四月馬鹿達よ永遠なれ!」……こんなフレーズがお気に召したのであれば、この宴にずっと参加していたくなることでしょう。

◆『雪道』
制作者:ステッパーズ・ストップ 配信:2005年開始
制作者サイト:ステッパーズ・ストップ http://stst.cocot.jp/index.html
配布サイトhttp://stst.cocot.jp/mygame/mygame.html


――行く道、もう、戻れない道
本作は“ノンフィールドRPG”として今なお高い評価を得ています。思いつきそうで思いつかなかったシステムやテキストの雰囲気など、非常に軽妙で素晴らしい出来上がりとなっております。基本的なシステムは「進む」だけ、敵と出会うと「戦う」か「逃げる」だけ。死ねばそこで終わり。歩き回れるフィールドはなし(このことからノンフィールドRPGと呼ばれる)と、とことんシンプルながら非常に中毒性の高い作品です。あなたは雪道の果て、どこかに辿り着くことが出来るでしょうか?ゲームフォルダに出力される“レポート.txt”を振り返り、自身の旅路を思い返してみても良いでしょう。

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《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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