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PS VR専用FPS『RIGS』メディアセッションーロボの種類や対戦モードも

幕張メッセで開催されていた「東京ゲームショウ2016」。それにあわせて、隣接する国際会議場にて『RIGS Mechanized Combat League』のメディア向けセッションが行われました。本稿では、その模様を紹介します。

ゲーム機 VR
(左から)通訳を務めたソニー・インタラクティブエンタテインメントの浦野圭氏、プレゼンターを務めたGuerrilla Gamesのギャレス・ヒューズ氏、デモプレイを務めた同オーリー・マクドナルド氏
  • (左から)通訳を務めたソニー・インタラクティブエンタテインメントの浦野圭氏、プレゼンターを務めたGuerrilla Gamesのギャレス・ヒューズ氏、デモプレイを務めた同オーリー・マクドナルド氏
  • RIGSの「クラス」の一種であるセンチネル
  • パイロットの性別やユニフォーム、バイザー、ヘルメットなどは変更することが可能
  • 「チャレンジモード」の様子
千葉・幕張メッセで2016年9月15日~18日に開催されていた「東京ゲームショウ2016」。それにあわせて、隣接する国際会議場にて『RIGS Mechanized Combat League』(以下、『RIGS』)のメディア向けセッションが行われました。本稿では、その模様を紹介します。

『RIGS』は、近未来を舞台としたPlayStation VR専用のFPSタイトル。プレイヤーはRIGS(リグス)と呼ばれる巨大なロボットに乗り込み、個人やチームで勝敗を競い合うことになります。なお、開発を手掛けているのは、『KILLZONE』シリーズなどで知られるオランダのGuerrilla Games社です。


(左から)通訳を務めたソニー・インタラクティブエンタテインメントの浦野圭氏、プレゼンターを務めたGuerrilla Gamesのギャレス・ヒューズ氏、デモプレイを務めた同オーリー・マクドナルド氏

■24種類のRIGSが登場

当セッションでは、デモプレイを用いた解説が行われました。その中で紹介されたのは、RIGSの種類。RIGSの種類は全部で24種類あります。RIGSには「クラス」と呼ばれるものが4種類あり、各「クラス」には6種類のアビリティが用意されています。そのため、計24種類となります。「クラス」とアビリティの内容は以下の通り。

■4種類の「クラス」

●ハンター
4mサイズの最も小さい機体。素早い動きを得意とし、ほかの機体では通れない狭い空間に入ることができる。

●ミラージュ
最も背の高い機体で、ダブルジャンプというアビリティを持ち合わせている。

●テンペスト
背中に羽根のような機構を備え、ホバリングによる浮遊が可能。上空から敵を捉え、狙い撃つ戦い方ができる。

●センチネル
遠距離攻撃ができ、ヒットポイントも高い。さらに、近接攻撃も全てのクラスの中で最強となっている。また、高くジャンプすることで着地時に強力な衝撃波を発生させることができ、周囲の敵を倒すことができる。

■6種類のアビリティ

●ノックアウト
近接攻撃が強力。近接攻撃を相手にすることで、その相手が数秒「アタックモード」(後述)を使うことができなくなる。また、相手の「オーバードライブ」状態(後述)を無効化することができる。

●シーフ
マップ上にある「パワースフィア」と呼ばれるアイテムを、撃つだけで入手できる。移動速度を上げる「スピードモード」時(後述)は、敵のレーダーに映らなくなるという特徴も。

●エンジニア
照準を合わせるだけで、味方のRIGSを回復させることができる。さらに、近くにいる敵のレーダーを妨害することが可能。

●ボム
敵にやられた際に、その場にボムを設置する。近くにいる敵味方がダメージを受ける。

●キャラペス
自機の後方にシールドを張っている。後から攻撃されても、ある程度シールドで攻撃をブロックすることができる。

●ヴァンパイア
敵を倒すことで、自分のライフを回復することができる。


RIGSの「クラス」の一種であるセンチネル

なお、各24種類のRIGSは、性能をカスタマイズすることはできません。この点に関しては、格闘ゲームの中からキャラクターを選ぶのに似ているといえるでしょう。ただし、RIGSに乗るパイロットの性別やユニフォーム、バイザー、ヘルメットなどを変更することは可能です。そうしたカスタマイズアイテムは、シングルプレイ時に楽しめる「チャレンジモード」から入手が可能なほか、「スポンサー」(『RIGS』の世界に存在する架空の企業)からのミッションをこなすことにより入手ができます。


パイロットの性別やユニフォーム、バイザー、ヘルメットなどは変更することが可能


「チャレンジモード」の様子

■3種類のゲームモードが登場

また、本セッションでは、3種類の対戦モードが登場することが明らかにされました。ローンチ時点では、オンライン・オフライン共通で下記3つのモードが存在します。ゲームモードが3つに絞られているのは、オンライン時にユーザーのマッチングをさせやすくするため。ついては、今後新しいゲームモードを追加する際には、人気のないゲームモードと入れ替えるといったことも検討しているとのことです。なお、オーリー・マクドナルド氏のオススメは「エンドゾーン」。チームメイト間でボールをパスするという協力が不可欠で、戦略を良く考える必要があるためだといいます。

■ゲームモード

●パワースラム
敵のRIGSを倒したり、「パワースフィア」を拾うことで「オーバードライブ」状態となる。その状態で、マップ中央にあるゴール地点に機体が飛び込むと得点。制限時間内にどれだけ得点を取れるかを競うモード。

●エンドゾーン
アメフトからインスピレーションされたモード。マップ上にボールがあり、ボールをチームメイトにパスしながら、相手のゴール地点にタッチダウンすることを競う。ボールの奪い合いが熱いモード。

●チームデスマッチ
戦うことを重視したモード。相手チームの敵を倒し、得られたスコアを競う。

■操作方法について

本セッションでは操作方法についてもいくつか紹介されました。

■操作方法

・従来のFPSとは異なり、右スティックではなく、目線の移動によって標準を合わせる。ただし、設定変更により、右スティックで標準を合わせることも可能。

・L2、R2ボタンで左右それぞれの武器を使用する。弾はオートリロードになっており、初心者でも簡単に操作可能。

・試合中に□ボタン、△ボタン、◯ボタンを押すことにより、スピードが速くなる「スピードモード」、自身のライフを回復する「リペアモード」、攻撃力を高める「アタックモード」に変更することが可能。

・死んで復活する場合は、リスポーン地点をひとつ選択する。リスポーンをする際のモーションはスピーディなため、VR酔いを起こしやすい人はそのモーションをオフに設定することが可能。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

最後にギャレス・ヒューズ氏はファンに向けて、「ロボットの中に入って操縦し、他のチームメイトと一緒に対戦する感覚を楽しんでほしい。巨大なロボットに乗って対戦することを夢見ていたユーザーには、特に楽しんでいただけるはず。これはPS VRの特徴でもあるが、RIGSの中に入ると、コックピットの臨場感を味わうことができる」とコメントしました。なお、『RIGS』は2016年10月13日に、Playstation VRと同時発売されます。新しいFPSの世界を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
《松木和成》
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