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【特集】『時代を先取りしすぎたゲーム』5選

ゲームの中には、先見の明がありつつも表現力が追い付かなかった作品、今の技術なら……と思ってしまう作品がいくつもあったのです。そこで本記事では、「時代を先取りしすぎたゲームたち」を5つ紹介していきます。

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■ROOMMANIA#203
発売: 2000年1月27日 機種: ドリームキャスト(後にPS2)
画像は続編『ニュールーマニア ポロリ青春』のものです

―シムピープルよりも先!?男性の人生に介入する謎ゲー
セガよりドリームキャスト用に発売された本作は、青年ネジ・タイヘイの部屋に住みついた神様となって、ネジの人生に介入していく異色タイトルです。1人の人生を覗き見しているような感覚で、時に放置し、時に介入するコンセプトは、MAXISの『シムピープル(The Sims)』に近いものがありますね。

もっとも、『ROOMMANIA#203』は2000年1月27日国内発売、『シムピープル』は同年2月4日に海外発売されていたのでほぼ同時期なのですが、単なる偶然にしては運命めいたものを感じてしまいます。さらに、他に似たジャンルの作品が今でもあまりないというのも先取りしているポイントです。

また、筆者的にオススメしたいのが、作中のネジがファンだという設定の音楽ユニット「Serani Poji(セラニ ポージ)」です。実際にCDデビューも果たしているのですが、楽曲は当時セガに所属していた作曲家ササキトモコ氏(現在フリー)が手掛けています。なお、ササキトモコ氏は音楽だけでなく、原案/脚本/Web制作も担当しています。

のちに、PS2では続編となる『ニュールーマニア ポロリ青春』も発売。その後シリーズ作品はリリースされておらず、遊ぶにはパッケージ版を買うしかない状況です。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

今回は、「時代を先取りしすぎた」ゲームを5つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

実のところ、紹介したい作品はまだまだたくさんあります。オープンワールドという括りで考えれば『GERMS 狙われた街』や『ミザーナフォールズ』も時代を先取りしていたと言えるでしょうし、ストラテジー要素を持つ『FRONT MISSION ALTERNATIVE』、テニスとドラクエ風RPGが何故か同居した『プロテニス ワールドコート』など、例を挙げれば枚挙に暇がありません。

それに、ゲームデザインが斬新で、マイクを使った野心的な『シーマン』『オペレーターズサイド』なども忘れてはいけないですね。今回はコンソールかつ国産のタイトルに限定していましたが、読者の皆さんはどのような「時代先取りゲーム」を遊んでいたでしょうか? コメント欄で、ぜひ意見をお寄せください。
《秋夏》
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