弾幕STG『Graze Counter』Steam配信開始、小粒ながら手堅いバランスの秀作 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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弾幕STG『Graze Counter』Steam配信開始、小粒ながら手堅いバランスの秀作

日本の同人ゲームのSteamパブリッシングを行うHenteko Doujinは、びっくりソフトウェアが手がける、爽快・ 危険行為推奨系弾幕縦スクロールシューティング『Graze Counter』をSteamにて配信開始しています。

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日本の同人ゲームのSteamパブリッシングを行うHenteko Doujinは、びっくりソフトウェアが手がける、爽快・ 危険行為推奨系弾幕縦スクロールシューティング『Graze Counter』をSteamにて配信開始しています。

本作は、敵弾や敵機本体に自機を掠らせて、点数倍率の増加と強力なカウンター攻撃を狙うことが可能なシステムが特徴の弾幕系縦スクロールシューティング。カウンター攻撃中は敵弾を点数アイテムへ変換できるほか、無敵になるバリアも発生。

カウンター攻撃を行うために必要なゲージの溜まる速度も早く、また自機本体の当たり判定自体は一般的な弾幕STGほどの小ささでありながら、掠り判定は大きいため、どんどんカウンターを狙って、弾幕そのものを破壊していく事ができる爽快感も魅力です。


更に、一定以上点数アイテムを集めることで、発動時に画面中の敵弾を通常より高倍率の点数アイテムに変換、その後通常攻撃を一定時間強化する“ブレイクモード”が使用可能に。この状態では敵などに当たったこちらの弾が全て高倍率の点数アイテムに変換されるため、場面によっては画面中がアイテムで埋め尽くされていくのは壮観です。


自機は初期2種類、ゲームクリアを繰り返すことで計8種類まで増加。各々通常ショットとブレイクモードでのショット性能が異なる他、機体によっては特殊な能力があることも。他にも自機選択時に3種類の特殊能力のうち1つが選択可能で、中でも“オートシールド”は、通常はアイテムでなければ貼ることができない、被弾に一回耐えるシールドを、一定時間毎に付与してくれるというもの。ライフ制でない本作においては道中での凡ミスによる残機減を防いでくれる他、操作に自信がなくとも強気に掠りを狙いにいけるようにしてくれます。

TYPE-1「エイプリルディバイダー」とパイロットの「銀寄卯月(ぎんよせ・うづき)」。
ゲーム中は殆ど言及がないものの、びっくりソフトウェアの公式などによれば、なんでもいわゆる“男の娘”とか

難易度は計3種類。最低難易度のNOVICEでは、カウンター攻撃の強力さもあり、腕に自信があるプレイヤーなら初見ノーコンティニュークリアもそう難しくはない程度で、“オートシールド”の存在や、5,000万点ごとのエクステンドの敷居の低さも相まって、STG初心者でも気軽にプレイ可能です。逆にARCADE以上の難易度では、基本の弾幕が一気に苛烈になる他、生存時間によるランク制が導入され、大幅に難易度が向上。上級者でも満足できるものとなっています。

ボス前には会話シーンも。
オプションでOFFにすることが可能。ONのままだとハイスコアやリプレイが保存されない

ステージは全5面、いずれのステージも短めで1周全体のボリュームには欠けていますが、構成にメリハリがあり、ステージ背景と弾幕の色の相性も良好、ボスもパターンが明確な上に硬すぎるということもないため、ストレスを感じることなく再プレイを楽しむことができます。

他にもチュートリアル的な要素の強い、指定されたお題をクリアするミッションモードや、指定の条件で好きな面をリプレイ可能な練習モードも搭載。おまけとしてボスアタックや、通常の最高難易度を大幅に超えた、更なる高難易度モードも用意されています。他にも、往年の名作PC向けSTGを思い出させるような破片エフェクトが素敵なドット絵や、格好良いBGM群にも注目です。

後にアンロックされる機体の1機、「リボルギア2」。画像のようにブレイクモード時の圧倒的弾幕が特徴

なお、本作はリプレイ機能も搭載しており、後からハイスコアを取得した際のプレイを確認することができます。しかしながら、Steamトレーディングカードには対応しているものの、その他のSteam関連機能、特にSteamランキングボードに非対応なのは悲しい所。それでも、プレイヤーの熟練度を選ばず、誰でも楽しくプレイできるSTGとして、本作は非常に手堅い作りとなっています。


『Graze Counter』はSteamにてWindows向けに980円で発売中。スペシャルプロモーションとして2017年8月5日までは10%引きの882円にて購入可能です。また、同日発売予定となっていたサウンドトラックについては、2017年8月1日に発売が延期となる代わりに、スペシャルプロモーション中の割引率が40%となるとのことです。

《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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