Eurogamerなど、複数の海外メディアが、小説家ジョージ・オーウェルの作品『動物農場(Animal Farm)』のゲーム化が進行していることを報じています。
同作は、1945年8月に初版が刊行された小説。農場の動物たちが自らの農場主を追い出し、共和国を作ろうとしたものの、国家体制の構築の過程でその志が変質していく様を描いた作品です。登場するキャラクターはあくまで知性を持った動物であるものの、そのキャラ造形は政治指導者などがモデルとなっており、全体主義などへの強い批判のメッセージが込められた内容となっています。
今回のゲーム化の内容は、プレイヤーが荘園に滞在する革命直前の動物の1体となって、動物たちの王国の行末を体験していく、ストーリー的な選択を伴うアドベンチャーと、経営ゲームを組み合わせたものとのこと。開発は『Surgeon Simulator』や『I Am Bread』で知られるBossa Studiosの創設者Imre Jele氏をトップとして、人気のインディーアドベンチャーやRPGなどで知られたスタッフが本作のためだけのチームを結成して行う模様です。
ゲーム版『動物農場』はPCおよび“他のプラットフォーム”向けに開発中です。公式サイトはこちら。
《Arkblade》
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