スペクター氏は、該当のクリップの感想として「嫌なもの」であるとコメント。すべてのカットは悪い印象であり、該当のゲームの関係者は恥じるべきであるとしました。スペクター氏は自身の過去の作品『Deus Ex』と同作内の子供の殺害描写に触れ、プレイヤーが拒絶することを望んでいたと告白。子供の殺害の可能性を恥ずかしく思っており、再び行うことはないとしています。
しかしながら、スペクター氏はバーチャルな人間を殺害不可能なゲームを作るつもりはないとも発言。自身のゲーム内の暴力描写は選択肢を提供するものであり、暴力的なゲーム自体は気にしないものの、それを賞賛し、過剰なグラフィック描写や嫌なやり方で提示するゲームを問題視している旨を述べました。
ホワイトハウスにて公開された問題の映像それ自体については、スペクター氏は、文脈のない一種のプロパガンダであるとしており、ゲームが暴力を引き起こすという主張に対しても、それを明確に否定する考えを示しています。
グラフィックの進歩により、大きく精細化していくゴア描写。開発者側が何らかの自主的な線引を考える必要はあるのでしょうか。一連の流れは、また違った方向での議論を招いているようです。
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