Lengyel選手のチーム退団についての詳細な経緯は発表されていませんが、Dallas Fuel所有者のMike Rufail氏は、「この決定は、私たちの組織とLengyel選手にとって最善の道であった」とコメント。Lengyel選手がチームに捧げた情熱と時間に感謝すると述べています。
Dallas Fuelは焦点として、今後共継続してチームの成功に貢献できる選手の育成を掲げている他、Lengyel選手のリリースによって、Lengyel選手がリーグ移籍期間中に追加契約を結び、今シーズン他のチームでプレイする可能性についても触れています。
Felix“xQc”Lengyel選手については、2018年1月に同性愛者の他選手に対し同性愛差別を含む侮辱を行ったとして、チームより1週間の謹慎処分が行われた他、先日、2018年3月には再び、リーグの公式ストリーミングでの人種差別・暴言などを理由として、今ステージの残り全試合の出場停止処分がリーグより下されていました。なお、2018年3月の処分の際には、Dallas FuelのTimo “Taimou” Kettunen選手を含む別の3選手も同時に、同性愛差別や人種差別、ユーザー規約違反で、それぞれ罰金などが発表されています。
人気プレイヤーでもあったFelix“xQc”Lengyel選手の、リーグ途中での“放逐”とも言える状態にはファンの間でも賛否両論が巻き起こっている状態。海外メディアPolygonが伝える所によれば、この処分の背景の一端には「TriHard」と呼ばれる、黒人男性の笑い顔を描くTwitchエモートの存在が挙げられています(元はストリーマーTriHex氏の顔を使用したもの)。このエモートは元々黒人差別的感情を含んだ文脈で使われていたもので、Lengyel選手はこれを、他の黒人プレイヤーが画面上に映っているときなどに、チャットの“空気”に合わせて自身でも使用していました。
有名なネットスラングが、元々ある種の差別的・侮辱的感情から発生しているケースは多々見受けられています。今後盛り上がりが予想される日本のe-Sports業界でも、こういったケースは無縁の話ではないのかも知れません。
なお、リーグでは2018年2月の末に“競技規則と行動規範”と題したエントリを投稿、選手たちへのより一層のモラルの引き締めを呼びかけていました。
※ UPDATE(2018/3/13 12:43):Tae-yeong “TaiRong” Kim選手とTimo “Taimou” Kettunen選手の所属チームを修正しました。ご指摘ありがとうございます。
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