「勝手にホラーゲーム大賞2025」開催!今やるべき素晴らしいホラゲー10選【年末年始特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「勝手にホラーゲーム大賞2025」開催!今やるべき素晴らしいホラゲー10選【年末年始特集】

大作からインディーまで、今年もホラーゲームが豊作でした。果たして「ベストホラーゲーム2025」はどの作品に?

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世の中には、「The Game Awards」「D.I.C.E. Awards」など4大GOTYを始めさまざまな団体や企業が、その年の優れたゲームソフトを選考するアワードを開催していますよね。ゲームライターの端くれとして毎年この時期は妙にソワソワしてしまいます。ホラージャンルが大好物な筆者からすれば、「ホラーゲームに特化したアワードも有ったら良いのにな~」と以前から感じていました。

……ん?無いなら自分で勝手に作ればいいじゃないか!

と脳みそがバグった筆者は、2024年に「勝手にホラーゲーム大賞」通称“KHT”と銘打ち、勝手にアワードを開催懐広いゲムスパ編集部のおかげで、無事にその記事は公開されたのでしたが…

The Horror Game Awards 2025

ちなみに、海外では「The Horror Game Awards」という素敵なアワードが2022年に設立されており、毎年12月14日に今年のベストホラーゲーム“Horror Game of the year”が決定されます。このアワードはKHTと違い、モノホンの影響力がある素敵なショーケースです。

というわけで、今年も奇跡的に第二回目の「勝手にホラーゲーム大賞 2025(KHT)」が開幕!!

本企画は、筆者個人的ベストホラーゲームを決めるスペシャルアワードであり、主にSteamで2025年に発売されたホラーゲームを中心に、厳選した10作品をランキング形式でご紹介しよう、という企画でございます。果たして、なんの権威も影響力もない、栄えある「KHT大賞2025」を受賞するのはどの作品なのか?!

記念すべき第1回目の「KHT」はコチラをご覧ください!




◆10位『柘榴団地』(Steam)

まず第10位にランクインしたのは、個人サークル是々然々が、PC(Steam / BOOTH)向けに2025年12月11日にリリースした『柘榴団地』です。

本作は、曰くつきの団地アパートの日勤警備員となり、住人や来客への対応、巡回と監視など様々なトラブルに対処する、イラスト風のビジュアルが特徴的な“住宅警備”ホラーアドベンチャーです。プレイヤーは、住人との交流や謎解きを通じて生き延びていくことが目的です。

業務中は、「警備における絶対に守るべきルール」が存在するので注意。

  1. 住人には必ず挨拶すること。

  2. 来客には必ず来客リストに本名を記載してもらうこと。

  3. 15時には必ずアパート内を巡回すること。

  4. 白装束の女には絶対に声をかけないこと。

4番目のルールがとても不気味ですね…。

本作の魅力は、昭和レトロな雰囲気と現代が入り混じったような、どこか懐かしくも不気味な世界観と、高品質なテキストを交えながら、住人たちの抱える心の闇や秘密に迫るストーリー、センシティブな表現で体験できる日常に潜む恐怖、手応えのある団地内の探索と謎解きなど、多岐にわたります。

味わい深いイラストも相まって、ホラーゲーム初心者にも取っつきやすいかもしれませんが、全編にセンシティブな表現が存在するのでご注意ください。エンディング分岐も多数あり、筆者的にはとても楽しめました。個性的なホラーゲームが好きなプレイヤーには特にオススメです。


  • 開発元:是々然々

  • プラットフォーム:PC(Steam/BOOTH)

  • ジャンル:ホラーアドベンチャー

  • 発売日:2025年12月17日


◆9位『日本事故物件監視協会』(Steam)

第9位は、続編もリリースされたばかりの『日本事故物件監視協会』です。本作は、一人称視点の「事故物件」監視シミュレーションであり、プレイヤーは、協会の「監視員」となり、実在する国内の事故物件に設置された監視カメラの映像から、深夜0時から5時の間に発生する異常現象(霊障など)を報告していき、朝まで生き延びていくことがゲームの目的です。

本作最大の特徴というのは、ゲーム内外を含めて徹底的に「リアル」にこだわって制作されていることです。たとえば、設定上の「日本事故物件監視協会」は公式サイトがあり、本当にそのような団体が実在するかのような作り込みだったり、「実在する」事故物件をそのままゲームの舞台地にするなど、現実とゲームの境界を曖昧にする「代替現実(ARG)」的な演出がなされておりユーザーの没入感を高めています

このゲームの魅力は、本物の不気味な廃墟をカメラで監視し異常を見つけて報告するシステムで、複雑な操作はなく初心者でも入りやすいことです。もちろんジャンプスケア(突然の驚かし)も含まれますが、その頻度や質が評価されています。

また、深夜0時から5時まで監視を続け、ミスなく業務を遂行するのは、プレイヤーの集中力と恐怖耐性を試します。高時給の「特別手当付き」難易度選択なども世界観を盛り上げています。何より、プレイ中はちょっとした物音でもビビってしまうくらい本当にリアルで怖い想像してみてください、部屋の電気を真っ暗にしてプレイする姿を…さながら肝試しを体験しているかのようでした。

総じて本作は、「リアルな設定」「日本の事故物件というテーマ」「手軽な操作性」が融合した、新感覚の監視ホラーゲームとして、ホラーファンや「本気で作り込まれたネタ」を求める層にオススメです


  • 開発元:日本事故物件監視協会

  • プラットフォーム:PC(Steam)/iOS/Android

  • ジャンル:ホラーシミュレーション

  • 発売日:2025年8月15日


◆8位『ティングス・グース』(Steam)

続いて第8位にランクインしたのは、ちょっとした変わり種の『ティングス・グース』。本作は、超現実的な世界観で「奇妙なガチョウの木」を育てることが目的の放置系クリッカーで、ガチョウの口から出てくる赤ちゃん(ティンギ)を「ブロッサム」という装置にぶつけてお金を稼ぎ、木を成長させていくという、狂気とシュールがぶつかって溶け出したのような(?)ゲームです。

アーティストである「Master Tingus」氏のゆるフワ可愛い独特なビジュアルが特徴的で、ムキムキのヘンテコ人間から空高く生えたガチョウや謎の生き物たちなど、味のあるイラストが魅力的…というか、キュートな見た目と裏腹の狂気をはらんだデザインが筆者の目にはホラーに映りました

また、ガチョウの木に水をやり成長させていくことや、落ちてくる赤ちゃんを捕獲・合体させると進化するシステム、70種類以上のブロッサム(装置)を配置し、ガチョウの赤ちゃんを誘導して収益を最大化する戦略性のあるビルド要素など、ゲームプレイ(放置プレイですが)部分もしっかりと作られていることも魅力です。

奇妙でユニークなアートスタイルに惹かれたり、中毒性のあるクリッカーゲームを楽しみたいプレイヤーには特にオススメできる作品です。


  • 開発元:SweatyChair

  • プラットフォーム:PC(Steam)

  • ジャンル:クリッカー

  • 発売日:2025年12月2日


◆7位『Liminal City』(Steam)

第7位は、リミナルスペースを題材にしたホラーゲーム『Liminal City』です。本作は、インターネット都市伝説の代表的な存在のひとつである「バックルーム(The Backrooms)」のレベル(階層)11を舞台にしており、プレイヤーは、超高層ビルが立ち並ぶ空虚で広大な空間を探索し、不穏な何かがいる秘密の通路、遭遇する奇妙な出来事や異常事態をやり過ごし、出口を見つけ脱出しなければなりません。

本作は、誰もいないはずの巨大な都市、無限に続くかのような通路やプール施設など、「バックルーム」に代表されるような「現実にありそうで、どこかおかしい」非現実的なリミナルスペースを、一人称視点で没入感高く探索できることや、Unreal Engine 5による高精細なグラフィックと、「ファウンド・フッテージ」スタイルのVHS画質のようなアナログな質感が融合し、ノスタルジックで不気味なゲームプレイを楽しめます

また、探索と移動に重点が置かれ、謎解きやアイテム管理といった要素が、雰囲気を壊さずに緊張感を生み出します。リミナルスペース系の作品が好きな筆者ですが、『Liminal City』は高品質で取っつきやすいので入門編としてもおすすめしたいホラーゲームです。


  • 開発元:LIGHTWORKER GAMES

  • プラットフォーム:PC(Steam)

  • ジャンル:ウォーキングシミュレーター

  • 発売日:2025年12月9日


◆6位『No, I'm not a Human』(Steam)

第6位に来たのは、「クセ強」なホラーゲームを多く世に送り出すCRITICAL REFLEX作品の中でもひときわ異彩を放つ『No, I'm not a Human』です。

太陽の異常で昼間は外出不能、夜は人間に擬態した怪物「来訪者」が徘徊する終末世界で、家に訪れる客が人間か怪物かを見極め、生き残ることを目指す選択式ホラーアドベンチャーゲームです。もうこのブッ飛んだ設定が最高なんですよね、気味の悪い独特なビジュアル含めて。

プレイヤーは、ドアスコープ越しの観察や身体検査で訪問者の正体を見抜き、人間だけを招き入れ、来訪者を排除する間違い探し要素と、「人かバケモノか」常に己の“疑心暗鬼”と葛藤しながらプレイすることになります

このゲームの魅力は、先述のように「誰を家に入れ、誰を排除するか」というプレイヤーの判断が物語の分岐とエンディング(10種類以上!)に直結します。その決断の重みこそが、ゲームへの没入感を高めています。

また、翻訳のクオリティが高く、人間味あふれるセリフが「本当に人間なのか?」という問いを深めていたり、ローポリ3Dと立ち絵を組み合わせた独特のアートスタイルなど世界観の完成度も非常に高い。

1周2~3時間程度で完結しつつ、ランダム性が高く、全エンディングを目指すには何度もプレイが必要で、周回プレイするたびに新たな発見があり、誰が「来訪者」の可能性が高いか推理する楽しみがあり、中毒的なリプレイ性も備えています

総じて本作は、単なる「間違い探し」に留まらず人間性や社会、そして自身の判断力と向き合う、深く考えさせられる体験を提供してくれるおすすめのホラーゲームです。


  • 開発元:Trioskaz

  • プラットフォーム:PC(Steam)

  • ジャンル:サイコロジカルホラー

  • 発売日:2025年5月14日


◆5位『DYSTHANASIA -ディスタナジア-』(Steam)

さて、ようやく後半戦に突入しました。残るはあと5作品!第5位にランクインしたのは、窓枠工房が開発する『DYSTHANASIA -ディスタナジア-』です。

本作は、その過激な内容から物議を醸した成人向けフリーゲーム『DEMONOPHOBIA(デモノフォビア)』から17年の時を経て公開された、精神的後継作ともいえる位置付けの作品。非常に高い暴力表現や凄惨な描写を含む三人称視点のサバイバルホラーゲームです。

プレイヤーは、記憶を失った少女となり、グロテスクなモンスターが蠢く施設から、アイテムを探して脱出することが目標になります。

過激な暴力表現やグロテスクな描写といった要素がフィーチャーされがちの本作ですが、中身はかなり正統派のサバイバルホラーです

他作品と同様に、ちゃんとインベントリ画面やスタミナゲージなど分かりやすいUIを備えているし、やりごたえのある謎解きパズルや、抵抗する手段はなく逃げるだけとはいえど、敵を回避するアイテムや手段はちゃんと用意されていたり、ゲームプレイ部分もしっかりと楽しめます

個人的に良かったのは、「クリーチャーデザインが非常に秀逸」だったこと。ホラーゲームの根幹ともいえる要素なので見逃せないところですが、本作の生理的嫌悪を催すようなグロい姿の敵は、追われていて凄まじい恐怖を感じました

ただし、やはり凄惨で精神的負荷の高いシーンが多数含まれているため、万人向けとは到底言えない作品です。前作で耐性がついているか、生まれつきのサイコパス野郎くらいにしかオススメできませんのでご注意ください。とはいえ、先に進む恐ろしさを十二分に味わえたので5位としました。


  • 開発元:窓枠工房

  • プラットフォーム:PC(Steam)

  • ジャンル:ホラーアドベンチャー

  • 発売日:2025年11月22日


◆4位『Cronos: The New Dawn』(Steam)

第4位にランクインしたのは、リメイク版『SILENT HILL 2』の記憶も新しいBloober Team謹製のサバイバルホラー『Cronos: The New Dawn』(クロノス・ザ・ニュー・ドーン)です。

本作は、三人称視点のアドベンチャーゲームで、プレイヤーは荒廃した未来と1980年代のポーランドを行き来し、人類滅亡の謎を追って時間と戦う作品です。敵を倒しても「融合」して強化されるユニークなシステムや、限られた物資でのサバイバル、過去の選択が未来を左右する物語が特徴としてあげられます。

舞台は、東欧のブルータリズムとレトロフューチャーが融合した陰鬱な世界。プレイヤーは「コレクティブ」に雇われた「トラベラー」として、未来の廃墟と過去のポーランドを往還します。

個人的に、Unreal Engine 5製の精緻なグラフィックによって作り込まれた数々の背景や美術は、舞台設定の説得力を非常に高めていたし、プレイ中は世界観にどっぷりと浸れて特に良かった点でした。

弾薬や燃料が限られ常に緊張感のある戦闘バランスや、体力や装備を強化する「エッセンス」の収集、融合するグロテスクな造形の敵、複雑で一筋縄ではいかないマップ探索、直感的で使いやすいUI、強大なボス戦、謎めいた壮大なストーリー……良い点を挙げたらキリがないほど、本作は魅力あわれる正統派のサバイバルホラーアドベンチャーゲームです。

とにかく、ホラー耐性があるなら騙されたと思って一度プレイしてみて欲しいと思います。


  • 開発元:Bloober Team

  • プラットフォーム:PC(Steam)/PS5/Xbox/ニンテンドースイッチ2)

  • ジャンル:サバイバルホラーアドベンチャー

  • 発売日:2025年9月5日


◆3位『SILENT HILL f』(Steam)

さあついにトップ3の発表です!第3位は、言わずと知れたサイコロジカルホラーの金字塔『サイレントヒル』のシリーズ最新作『SILENT HILL f』です。

シリーズで初めて1960年代の日本(架空の田舎町「戎ヶ丘(えびすがおか)」)が舞台地に選ばれたことも話題に。プレイヤーは、主人公の女子高生・深水雛子(しみずひなこ)となり、「美しいがゆえに、おぞましい」というコンセプトのもと、霧に包まれた町で自身や周囲の異変と向き合い、戦いと選択を迫られる物語が展開されます。

ちなみに、雛子を演じた女優の「加藤小夏」さんが、自身のYoutubeチャンネルの「本人プレイ動画」が大バズりし。注目されたことも記憶に新しいですよね。


さて本作は、竜騎士07氏による緻密で多層的な日本文化ベースのストーリー、60年代の日本の風景を緻密に再現した高品質なグラフィックおよび鮮烈な「陰鬱な和」のビジュアル、銃を使わない「見切り反撃」中心の緊迫した近接戦闘、そして周回プレイで真実が明らかになる野心的な物語構造にあり、深い没入感とシリーズの新たな進化を感じさせていました

もちろん筆者は何周もプレイしましたが、舞台がどこに変わろうと、やはり『サイレントヒル』というゲームは最高に面白い…!本当にコレに尽きます。とにかく、未プレイの方はぜひ一度手にとっていただきたい。最近のアップデートで「カジュアルモード」が追加されたので、ホラーゲームが苦手なプレイヤーも安心して遊べると思います


  • 開発元:NeoBards Entertainment

  • プラットフォーム:PC(Steam)/PS5/Xbox

  • ジャンル:ホラーアドベンチャー

  • 発売日:2025年9月25日


◆2位『ROUTINE』(Steam)

第2位にランクインしたのは、13年という長期の開発期間を経て、ついにリリースされた『ROUTINE』です。本作は、一人称視点のSFホラーアドベンチャーゲームで、80年代の未来観(レトロフューチャー)に基づいて設計された、廃墟と化した月面基地が舞台です。

プレイヤーは、月面基地内で起きた異常事態の謎を解き明かすため、未知の脅威(殺人ロボットなど)から逃げたり隠れたりしながら探索を進めます。

本作の特徴的な点は、没入感を高めるため、画面上のUI(体力ゲージなどの表示)を極限まで排除していること。そのため、音や環境の変化から状況を判断する必要があり、それが非常にゲームプレイにおける緊張感に繋がっていました。

具体的には、マップやマーカーがいっさい無い手探りの探索と、緻密な空間描写による強い没入感、静かな恐怖、そして「C.A.T.(特殊ツール)」を駆使したハードな謎解きとサバイバル体験にあります。誘導が少なく、プレイヤー自身の観察と思考で真実に迫る点が特徴で、物語を自ら生み出す感覚をもってプレイできる楽しさと喜びがありました。


  • 開発元:Lunar Software

  • プラットフォーム:PC(Steam)/Xbox

  • ジャンル:ホラーアドベンチャー

  • 発売日:2025年12月4日

◆第1位『Tormented Souls 2』

そして、栄光の第1位は──クラシックなサバイバルホラーの続編である『Tormented Souls 2』です。本作は、『バイオハザード』『サイレントヒル』など90年代の主要なホラーゲームに影響を受けた作品で、前作の主人公キャロラインが失踪した妹アンナを救うため、呪われた町「ヴィラ・ヘス」を探索していきます。

本作の魅力は、初代バイオハザードのような固定カメラ視点(一部ダイナミックカメラ)を採用しており、画面外から忍び寄る恐怖や、限られた視界の中での探索ができることや、弾薬や回復アイテムが極めて乏しく、戦うか逃げるかの判断を常に迫られる、生々しく緊迫した戦闘など、王道かつ往年のサバイバルホラーに忠実なプレイ体験が味わえることです。もうこれが楽しくってしょうがない。

そのほかにも、ライターで周囲を照らす間は武器が使えないなど、暗闇を利用した「脆弱性(一発死)」の危険がある緊張感を高めるシステムや、修道院、ショッピングモール、廃校など、前作以上に不気味に描かれた豊富なロケーションでの探索と手応え抜群の謎解きが、進化したポイントであると同時に、本作のオリジナリティでもあります。

これほどの圧倒的なクオリティと完成度を持って純粋なサバイバルホラー体験をできるのは、直近では『Tormented Souls 2』しかないと断見できますぜひこの長期休みに一度手にとってみてはいかがでしょうか。


  • 開発元:Dual Effect

  • プラットフォーム:PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox

  • ジャンル:サバイバルホラーアドベンチャー

  • 発売日:2025年10月23日



ということで、栄えある「勝手にホラーゲーム大賞 2025」を受賞したのは───、

『Tormented Souls 2』に大決定!!おめでとうございます!!

…とは言っても、本賞は別になんの重みもありがたみもないですが、これを見て一人でも多くプレイしてくれることを願っております。



これにて、今年の「勝手にホラーゲーム大賞2025」を閉幕いたします!いかがだったでしょうか?2025年のホラーゲームは、大作からインディー作品までクオリティの高い作品が次々とリリースされて豊作で大変満足できる一年でした。

願わくば「KHT」が毎年開催されることを夢見ながら、本稿を締めたいと思います。それでは、また来年!


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ライター:DOOMKID,編集:みお


ライター/心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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