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【文章書く彦のハードコアゲーマー占い】一緒にゲームについて語り合える「ゲーム好き女子」とお付き合いしたいです…

占いたくない……今日はもう正直占いたくない……気持ちが乗らないときってあるじゃん……。今、それ……。

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「ねえねえ、『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』って10回言ってみて!」
「も~、またかよ?お前ホントそればっかりだよな」
「いーじゃん別にー。あたしのこと好きなら言ってよ~」
「仕方ねえなあ、ポンコツ浪漫大活劇バンピートロットポンコツ浪漫大活劇バンピートロットポンコツ浪漫大活劇バンピートロットポンコツ浪漫大活劇バンピートロットポンコツ浪漫大活劇バンピートロットポンコツ浪漫大活劇バンピートロット……」
「じゃあここは?」
文章書く彦のハードコアゲーマー占い第9回

というわけで、今回のお悩みは「ラミアに締められ泰二郎」さんからの投稿です!

書く彦先生こんにちは!いつも楽しく拝見しています!
早速ですが、ご相談させて頂きたい事があります。
私はゲーム好きで気立ての良い女性と結婚したいのですが、私が出会うゲーム好き女子は何故かほぼ全員彼氏や旦那さんがいます。
出会った中で数少ないフリーのゲーム好き女子は……ちょっと性格が合わなくて友達になれない感じでした。
私は将来ゲーム好きの女性とお付き合いすることが出来ますか?
愛する人とゲームを楽しみ、ゲームについて語り合える家庭を築くという夢は叶うのでしょうか?(ラミアに締められ泰二郎さん)


……。

…………。

…………だるい……。

占いたくない……正直占いたくない……なんかもう飽きられてる感じもするし……気持ちが乗らないときってあるじゃん……。

今、それ……。

悩みが悪いってわけじゃないんだよね……。

正直あるよ。女の子と付き合うのっていろいろ難しいしさ、まあまずは出会いとかないし、そういうときに人間は占いに頼りたくなるんだという仕組みもわかるよ。ぜんぜん理解できる。ああ、理解できるなあって思う。できることなら力になってやりたいとも思う。人間だからね。そういう心はまだ残ってる。

でも……だるいんだよね……。考えるための頭も働かないし、布団からでられない。たぶん五月病ってやつなんだよね……。

五月……この時期になるとふと考えてしまうことがあるんだよな。「自分はなんで占いを始めたのか」「自分以外にも占い師はいるんじゃないのか」「このまま一生占いをして生きていくのか」とか……。大学を卒業して、トントン拍子に有名企業の占部(うらないぶ)に就職してさ、三年ぐらい働いたころだったかな……気付いたんだよね、「あ、オレって、最近笑ってないな」って。大学のころは毎日友達と飲み歩いたりさ、サークル活動でテニスとかもやって、すごく充実してたからさ……「オレ、あのときみたいに輝いてないな」って気付いちゃったんだよね。それも五月のことだったんだよね。

そんでさ、思い立ってすぐに独立。でもやっぱさ、話はそんなうまくいかない。大企業をいきなり辞めちゃったもんだからさ、干されちゃったんだよね。占い界で。独立して一、二年はほんと毎月一本も仕事がなくて、必死で町工場回ってさ、頭下げて、「占い、使ってください」って言っても“なしのつぶて”ってやつでさ。正直後悔したなァ……。あのまま社員として占いをやってたほうが、生活も安定したかもしれないし、いっときの気の迷いでとんでもない決断をしてしまったもんだ、と自分を責めてしまったこともあったっけなあ。


しばらくすると貯金も尽きちゃって、しょうがないから帰ったんだよね実家に。そこで親父の運送屋手伝ってるうちに、まあさ、居心地いいわけじゃない。社員もみんな知り合いだしさ。だから「これでもいいかな」なんて思い始めちゃって、……そこで漫然と働いてたら三十代、四十代は過ぎてっちゃって。まあ二十年なんてあっという間だったよね。んで、気付けば五十になった男一人。嫁さんもいないし、当然子供もいなくてさ……貯金はあるし、仕事もある。「でもこの人生でいいのか?」って疑問が、また湧いてきたんだよね。「オレは、占いがやりたかったんじゃないのか?」って。母の葬儀が終わって、自分一人になった実家を歩いてると、なんかこみ上げてくるもんがあって……自分の部屋の押入れを開くと、そこには占学部で占いを専攻してたころの学術書の山があってさ。卒論なんかも出てきて、それを「懐かしいな」なんて言いながらも、じっくりと読んでると、だんだんと占いをしてたころの楽しかった思い出みたいなのが蘇ってきたんだよな。

そんで……ふとよぎったんだよ……あのとき諦めずに、フリーの占い師を続けてたら今はちゃんとした占い師になれてただろうかって。もしかしたら妻も子供もいて……そんな自分の「あったかもしれない人生」がどんどんと思い浮かんじゃって……。その時も五月だったな。

会社を後輩に任せて自分は引退するって言い出したとき、社員の連中は止めたっけなあ。「書くさんには“運び”しかないでしょう」「いまからやめてどうするんですか」「占いなんて、もう若くないんですよ」……でもオレの意思は硬かった。占いの勘やテクニックを取り戻すのには時間がかかるだろうし、若い頃みたいに情熱いっぱいにはできないかもしれない。でもどうせこの世に産まれてきたんだったら自分のやりたい仕事を……死ぬときに「いい人生だったな……」って言って死ぬためにも……やりたいって思っちゃったんだよ。

それからどうなったかって……?ハハ、まだあんまり自慢できるような状況じゃないけど、こうやってゲーム占い師として、ちょっとずつ仕事はできてる。そりゃあ“運び”をやってたころほどの収入はないけどさ……一応食えてはいるし、顧客もついた。こうやって連載を持って、みんなに占いを届けることもできている。

……こういう経験を詰んできたオレが言えることとしては、「人生には転機と呼べるような瞬間がある」ということ。そして、それは五月に訪れることが多い、ということ。五月病ってのはその合図なのかもしれない。今自分がやってることがだるく感じられたり、疑問を持ってしまったときには……よく自分の立ち位置を確認して……なんか自分の話ばっかりになっちゃったな……。でも、こうやってまとめて書いてたら、自分がなんで占い師を目指してたのかも思い出せたし……ちょっとやる気が出てきたよ。

自分でやりたくてやってる仕事だもんな……五月だからって、だるいだるいって言ってるわけにもいかないし……よし……いっちょ気合いれて占うか……!

気合い入れてメチャクチャ本気でマジでメチャクチャがんばってマジ本気で占うぞ!


「できる」そうです。よかったね。おわり。



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《文章書く彦》

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