海外メディアDigital Trendsに掲載されたVR衰退論は、「HTC Vive」や、「Gear VR」、「Oculus Go」などを代表するヘッドセットのAmazon販売ランク急落やピーク時からの減少を中心としてVR衰退を語るもの。他にも記事ではコンテンツ不足や、操作形態の未成熟さからくるVR酔いなどを挙げ、ハードコアなVR愛好家でも「1度に1時間以上ヘッドセットを使用することはめったにありません」と伝えていました。
これに対しHTCの反論では、スマホ向けVRキットが既に時代遅れになりつつあることや、「HTC VIVE Pro」などでVR体験は向上し続けていること、企業の投資が伸びている施設系のVRや、様々なトレーニング系のVRが消費者予測には反映されないことを述べています。
また、「HTC Vive」のAmazon販売ランク急落については、発売3年を経過するエレクトロニクス製品としては異例なことに、既に何週間もの間、最高の販売ペースを記録しており完売状態にあるためとコメント。「HTC Vive」の生産を増やしており、今後数週間に渡りオンラインや小売店に提供していくとしました。
日本では、魅力的なVR対応ゲームタイトルが日本販売されていなかったり日本語対応していないケースが多々ある一方で、2018年に入ってから「VRChat」の隆盛、VTuberのブレイクや、それに付随した様々なアバターチャットの登場、ユーザー自身のキャラクター化需要などが大きく注目。「HTC Vive」は大半の店舗で入荷後時間を置かずして品切れが続くなど、HTCの反論の一部を裏付ける形となっています。また、「VR ZONE SHINJUKU」といった施設系のVRでもHTC Viveが利用されています。
先日もドワンゴとインフィニットループが株式会社バーチャルキャストを設立。事業戦略として、『Vカツ』、『カスタムキャスト』など操作や理解が容易なアバター制作ツールを大きく特集するなど、更なるVRコミュニティの拡大も見込まれる状況。果たして本当にVRの衰退が進んでいるのか、それともこれから更なるブレイクを控えているのか、注目が集まるところです。
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