グラフィックカードGeForceシリーズで知られるNVIDIAは新たなグラフィックカード「GeForce RTX」シリーズを正式発表しました。
この「GeForce RTX」シリーズでは先日発表となった新GPUアーキテクチャ「Turing」を採用。世界初のゲーミング向けレイトレースに対応したグラフィックカードであることを最大の特徴としています。それに伴い、『バトルフィールドV』、『Metro Exodus』、『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の3作品を始めとした多数のタイトルのレイトレース対応が発表。テクニカルデモも公開されています。
発表された「GeForce RTX」シリーズのラインナップは「GeForce RTX 2080 Ti」「GeForce RTX 2080」「GeForce RTX 2070」の3種類。「GeForce RTX 2080」2機種は、別売りの「RTX NVLINKブリッジ」にてSLIも可能とのことです。
具体的な性能についてですが、「GeForce RTX 2080 Ti」ではCUDAコアは4352個、ブーストクロックは1800MHz、ベースクロック1350MHz。メモリは11G、帯域幅616GB/sを備えるGDDR6を搭載し、メモリ速度も14Gbpsと、GTX 1080から1.4倍程度、1070比では1.8倍近くとなっています。なお、「GeForce RTX 2080 Ti」の場合カードの消費電力は260Wとのこと。
「GeForce RTX 2080」「GeForce RTX 2070」のメモリはGDDR6の8G。メモリ速度は同一です。そして全機種共に、ファウンダーエディションではUSB Type-Cを備え、先日発表の汎用VR接続規格VirtualLinkに対応。対応VR機器をUSB Type-C 1本で接続可能となります。
「GeForce RTX 2080 Ti」「GeForce RTX 2080」はファウンダーエディションがそれぞれ1,199ドル、799ドルで、北米時間2018年9月20日発売予定。「GeForce RTX 2070」は599ドルで近日発売予定です。
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