『ヒットマン』の続編として期待の高まる、ワーナー・ブラザース テレビジョン&ホームエンターテイメントとIOインタラクティブによるステルスアクション『ヒットマン 2』。本記事では、「東京ゲームショウ 2018」でメディア向けに行われたゲームプレイのデモセッション、及びIOインタラクティブ マーケティング・コーディネーターのTheuns Smit氏へのインタビューをレポートでお届けします。
今回見ることができたのは、マイアミ・ロケーションのデモ。ターゲットは“ロバート・ノックス”と“シエラ・ノックス”の2名で、エキスポセンターとF1レース会場が隣接した海の美しいステージとなっています。その性質上人も多く、2,000人にも及ぶNPCがいるのだとか。
エージェント47の目的はターゲットの暗殺ですので、ステルスに重点が置かれます。敵の居場所、アクティベートできるものを強調表示する“インスティンクト”や、あらゆるNPCを気絶させて服を奪い“変装”すること、“盗み聞き”による情報収集などで暗殺の計画を練っていきます。
今回のセッションではオポチュニティを利用して、車に細工を施すことで事故を装いロバートを殺害。続いてシエラはレーサーであることを利用して、レース前の栄養剤補給に使用する点滴に毒を盛ることで殺害しました。どちらも、エンジニアやドクターに変装することで“怪しまれずに”細工を施し、被害を必要最小限に抑えるプレイ。最後に車に乗りステージを脱出。鮮やかな手際はまさに“ヒットマン”でした。
続いて本作の専属PRアンバサダーであるマフィア梶田氏が登場。似合うと好評の“エージェント47”のコスプレを披露、開発者である氏をも「最高」と唸らせました。同じステージをプレイして行きますが、氏はロバート暗殺にあたり「THE NEW ARMY」なるルートを選択。軍の幹部に変装してノックスが開発するAI搭載の新兵器のプレゼンを受けるという流れですが、ここで自由度の高いプレイが爆裂。
水溜りを意図的に作り、そこにおびき寄せて軍の幹部を感電死。服を奪った後は証拠隠滅の手段としてウッドチッパーで死体を粉々に……。そして戦闘ロボットのデモンストレーションですが、このロボットが顔を識別して敵を選んで殺害するロボットであることが判明します。そこで、事前に入手しておいたロバートの写真で……。
その後は警備に正体がバレてしまい、なし崩し的にゲームオーバー。戦闘が続いていくと敵を倒していくのが難しくなり、最終的には死んでしまうと語っていました。ただし、見つかってしまっても人混みに紛れ込む“ブレンディング”や、茂みに隠れることでやり過ごすことができるという紹介も。いかに暗殺を行うか……それが『ヒットマン』の醍醐味です。
色々な手段を取ることができることを強調し、1つのルートでもその中で様々な“選択”があるとしています。例えば、警備室を襲撃して監視システムをダウンさせることでよりスムーズに行動できるようにする、きぐるみで関係者口を堂々と行き来する、など。そのほかにも使用できる武器としてエージェント47が持ち込む“銃”はもちろん“消化器”や“ココナッツ”、“笛”も武器として利用できるとのこと。自分で暗殺の過程を考える自由度の高さが魅力として強く印象に残りました。
次ページ:Smit氏に本作の魅力をインタビュー!
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