これはイギリスギャンブル委員会がまとめた2018年度の若者とギャンブルについての調査報告書。11歳から16歳までの児童45万人を対象として行われた調査によれば、3割ほどが「ルートボックス」を開けたことがあり、3%は仲間内やオンライン上にて、(非公式な)「スキン」ギャンブルに参加したことがあるとしました。なお男子の方が大きく利用率が高いとのこと。
なお、イギリスギャンブル委員会は「ルートボックス」について、現実の金銭への換金機能を有していない場合はギャンブルに値しない姿勢を崩しておらず、調査もけして具体的な問題点を指摘するようなものではありません。しかし、イギリスのギャンブル中毒の若者が直近2年間で5万人以上、以前の4倍となっていることなどを受け、海外メディアDestructoidは「ルートボックス」が「ギャンブルへの導入」となっている可能性を指摘しています。
若年層が触れる機会も多い「ルートボックス」。果たして本当に「ギャンブルへの導入」となっているのでしょうか?今後の何らかの追加調査が待たれるところなのかも知れません。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
『Apex Legends』eスポーツ決勝戦で「選手にチートが付与される」ハッキング被害が発生…公平性が損なわれているとして大会は延期に
-
都市建設シム『Cities: Skylines II』近日Mod対応!新たな建物を追加するアセットパックも登場
-
『遊戯王 マスターデュエル』のガチャ画面、特許資料では“牛”や“カピバラ”が排出されていた…イメージ図もとことんシュール
-
ふと見つけた落書きまみれの高額ポケカ…!その犯人とは…海外ゲーマーも嘆く「子供のころの自分は馬鹿だった」
-
友達から「なにやってるんだ」とツッコみを入れられた珍プレイ経験談たち―『モンハン』『ゴッド・オブ・ウォー』『サブノーティカ』などが話題に
-
eスポーツ大会で「クロックス」を履いていた選手に罰金…原因はまさかの規約―見かねたクロックスは罰金を肩代わり、チームとスポンサー契約結ぶ
-
eスポーツ大会で“選手にチートが付与される”騒動を受けアンチチートシステムが調査…「うちの脆弱性ではない」と結論
-
米ソニー「頂点に立つPlayStationゲームは?」―しかし選択肢にない『Bloodborne』所望されすぎる
-
「Steam Deckで最もプレイされたゲームトップ100」ーValve直近12か月間で遊ばれたタイトル公開
-
「Steamスプリングセール2024」メインアートがキュート!「グッズが欲しい」「ネコをクリックしてみるべき!」といった反応も