気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Pixelz Games開発、PC向けに11月9日正式リリースされた物理破壊パズル『Cefore』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、物理ベースの破壊パズルゲーム。プレイヤーはおヒゲのおじさんBaroを操作し、建造物をクリエイティブに解体します。レベルエディタもついており、自分でレベルを作成、Steam Workshopで他のプレイヤーと共有することも可能。日本語にも対応しています。
『Cefore』は1,010円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Raphael Fortin氏(以下Fortin氏):Pixelz GamesのCEO兼ゲームデザイナーのRaphael Fortinです。現在27歳で、時間があるときにはモントリオールのLaSalle Collegeでゲーム開発の講義をしています。現在、ゲームデザイン、レベルデザイン、そのほか関連するクラスを担当しています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Fortin氏:私たちのスタジオが本作の開発を始めたのは、2016年の夏 になります。まずはモントリオールの地元のカフェで、ブレインストーミングをするところから始まりました。最初にまず、ジェンガと『Angry Birds』をミックスさせるということを決めました。ジェンガ、というのは戦略面や全てを一度に破壊することはできないという面で、『Angry Birds』というのは、まぁ本作に爆発と破壊があるからですね。アルファ版に至るまで、2人で初期段階のプロトタイプ開発を行いました。それから一時的に3人目となるサウンドデザイナーAlexandre Rivaudが参加し、彼がすべてのSFX、音楽を作りました。これらは別売もしていますし、ゲーム内でも聞くことが出来ます。ベータ版に到達すると、もう少し多くの助けが必要だとわかり、フルタイムのプログラマーを雇い、パブリッシャーのCrytivoとパートナーシップを結ぶこととなりました。
――本作の特徴を教えてください。
Fortin氏:本作はパズルというジャンルに新しいアプローチをしています。オープンエンドのパズルデザインを採用しており、プレイヤーは各レベルにおいて様々な方法でパズルを解くことが出来ます。また、本作では全てに物理演算を採用していますので、モノの動きは予想が難しく、毎回異なる結果となります。レベルエディタでは自分だけのレベルを作ることもでき、これはSteam Workshopを通してオンラインで他の人とシェアすることが出来ます。人によってはサンドボックスモードやレベルエディタをいじっているだけでも楽しめますし、キャラクターを爆弾で吹き飛ばして笑うのもいいでしょう。
――本作の日本語対応について教えてください。
Fortin氏:本作はすでに日本語に対応しており、売り上げの10%は日本からによるものです!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Fortin氏:本作の日本語訳は絶対に改善させたいと思っていますし、日本のマーケット進出を目指しています!私たちは日本が大好きで、実際に行くことができる日を楽しみにしています!
――ありがとうございました。
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