「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Studio Seufz開発、PC向けに4月17日にリリースされたローグライクアドベンチャー『Lucky Tower Ultimate』開発者へのミニインタビューをお届けします。

連載・特集 インタビュー
「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】
  • 「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】
  • 「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】
  • 「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】
  • 「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】
  • 「最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーも」おふざけ要素満載ローグライクADV『Lucky Tower Ultimate』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Studio Seufz開発、PC向けに4月17日にリリースされたローグライクアドベンチャー『Lucky Tower Ultimate』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、カートゥーン調のグラフィックが特徴のおふざけ要素満載ローグライクアドベンチャー。プレイヤーは様々な罠や敵が待ち受けるダンジョンで、囚われの仲間を助けながら脱出を目指します。あらゆる物を活かした戦闘や、バナナの皮で滑って即死するなど、予測不能な展開が待ち受けています。記事執筆時点では日本語未対応。

『Lucky Tower Ultimate』は、1,700円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Studio Seufzドイツのゲーム・アニメーションスタジオ「Studio Seufz」です。これまでに『Murder』や『ザ・ロンギング』といったゲームを手がけ、最近ではユーモア溢れるナラティブ・アクションローグライト『Lucky Tower Ultimate』の正式版をリリースしました。

スタジオ内のメンバーの好みは本当に三者三様なのですが、自分たちのプロジェクトのデザインに影響を与えたゲームとなると、全員『Arx Fatalis』や『Gothic』シリーズ、そして『Spelunky』が大好きです。私たちはNewgroundsなどの「Flashゲーム全盛期」にゲーム開発をスタートしたため、私たちのユーモアのセンスは、当時のコミュニティから強い影響を受けているのです。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Studio Seufz『Lucky Tower Ultimate』をユニークなものにしているのは、ユーモアやフルボイスの会話、そしてプレイヤーの接し方にキャラクターたちが感情的に反応するという要素に大きく焦点を当てたローグライトという点です。自分の行動が結果として返ってくることにプレイヤーがすぐ気づくため、「色々と試してみたい」という気持ちを掻き立てる作りになっています。

私たちは、作っている自分たち自身でさえも驚くようなゲームを作りたいと考えました。本作のゲームデザインにおける最大のインスピレーションは、プレイヤーの「もしこれをやったらどうなるか?」「あんなこともできるかな?」という疑問に答えを用意することでした。例えば、何か持ち上げられそうな見た目のものがあれば、それは実際に持ち上げられなければならない、というような感じです。

また、私たちはこのジャンルでよくある共通のゲームシステムにあえて疑問を投げかけ、それがゲームの世界の中で辻褄が合うような形で実装するのも大好きです。一例を挙げると、リスポーンのシステムは「プレイヤーが魔人の入った魔法のランプを見つけ、もう一度チャンスがほしいと願い事をしたから」という説明がなされています。さらに、死んだ後にゲームをリスタートすること自体も、いわばこのゲームの「世界観」の一部になっているのです。ただ、あまりネタバレはしたくないので、この秘密はプレイヤー自身の手で解き明かしてほしいですね。

こうしたすべてのインスピレーションは、自分たちがゲームをプレイしている時に「なぜこのゲームではこれができないんだろう?」「どうしてこのゲームのキャラクターは喋らないんだろう?」と疑問に思ったことから生まれています。「それなら、自分たちで実際にやってみよう」と決断したのです。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Studio Seufz私たちは『Spelunky』のようなこのジャンルの名作から強いインスピレーションを受けています。ビジュアル面に関しては、私たちのアーティストであるAnselm Pytaが、「Kid Paddle」をはじめとするフランス・ベルギーのマンガから多くのインスピレーションを得ています。また、本作の設定や舞台を通じて、ドイツの数多くの民話や伝承をオマージュしていますが、数が多過ぎてここでは挙げきれません。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Studio Seufz「アドベンチャー・タイム」の生みの親であるペンデルトン・ウォードさんが私たちのDiscordサーバーに参加し、振り子だらけの部屋に閉じ込められているGIFを投稿してくれたことですね。

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Studio Seufzプレイヤーの皆さんが本作のユーモアやキャラクターたちを本当に楽しんでくれているので、私たちがこのゲームに抱いていたビジョンがファンに受け入れられたことを、とても嬉しく思っています。

熱心なプレイヤーたちが本作の世界で解き放った「狂気」の数々は、私たちも大のお気に入りです。私たちが存在すら知らなかったバグやシステムを見つけ出してくれるのですから。中には、本作での最もトラウマ級な死に様をまとめた動画集を作ってくれたプレイヤーもいて、見ていて楽しかったですし、改善の助けにもなりました。

多くの人がこのゲームを「ものすごく難しい」と感じているようですが、死んだ時にも同じくらい楽しめるゲームになっているので、本当に良かったなと思っています。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Studio Seufz少し煩わしいと判明したゲームシステムがいくつかあるため、プレイヤーの皆さんがよりスムーズに楽しめるよう、いくつか快適性の向上を含むアップデートを計画しています。こうした細かな変更の他にも大きな計画がいくつかあり、今後もさらに本作を作り込んでいく予定です。

『Lucky Tower Ultimate』のようなゲームは、コンテンツ(罠、敵、アイテム、クエスト)が増えれば増えるほど、どんどん面白くなっていきます。私たちが実施したコミュニティ投票でファンから特に人気が高かったのが「ゲーム内ペット」だったので、将来的には間違いなくペットが登場するでしょう。

――本作の日本語対応について教えてください。有志翻訳は可能ですか?

Studio Seufz現在、本作は日本語に対応していません。将来的にはさらに多くの言語へのローカライズができるよう計画を進めていますが、現時点でまだ発表できるものはありません。私たちのローカライズはすべて専門の会社に依頼していますが、もし将来的に有志翻訳を解放することになれば、公式Discordサーバーでお知らせする予定です。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Studio Seufz皆さんが私たちのゲームをプレイしてくれるのを見るのが大好きなので、Twitchで配信してもらえたり、InstagramのリールやTikTokに『Lucky Tower Ultimate』の動画を投稿してもらえたりすると、本当に嬉しいです。収益化も自由に行っていただいて構いません。それによって、私たちのゲームがより多くの人に広まるきっかけになりますからね。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Studio Seufzまだ日本語翻訳が用意できておらず、申し訳ありません。日本の皆さんが私たちのゲームをプレイし、楽しんでくれていることを嬉しく思っています。どんどん切り進め!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に1,000を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

n/a

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top