気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、ArtVostok開発、PC向けに11月2日リリースされた猫ゴーカートレース『Meow Motors』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、『マリオカート』のようなスポーツ系レースゲーム。可愛い猫たちが乗るゴーカートを操作し、レースで1位を目指します。普通のレースとは違い、コースには地雷や爆弾などさまざまなトラップが用意され、パワーアップアイテムやバブルガン、シャークバズーカーなどのユニークなアイテムを取ることで競争相手を出し抜くことが可能。日本語にも対応済みです。
『Meow Motors』は2,050円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Alex:本日、我が社を代表してお答えさせていただくAlexです。ArtVostok Gamesのトップを務めています。私たちは他社タイトルのゲーム開発を10年に渡って手がけてきましたが、ずっと自分たちのオリジナルタイトルを作りたいと思っていました。そして!『Meow Motors』が弊社初のインディープロジェクトとなります。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Alex:本作の開発は3年前、「モデリングとテクスチャリング作業をやめよう。もっと素晴らしいことをやる時だ!」という一言から始まりました。その時、インディープロジェクトの開発アイデアが私たちにはあったのです。そして、十分な経験もあることから、4人の力でこれを実現しようと決断したのです。
――本作の特徴を教えてください。
Alex:本作最大の特徴は、クールでキュートなネコ達です!本作ではカートレーシングゲームにありがちな操作感を一新したいと思い、カートにはよりリアルな物理を採用しています。それでもアーケードらしさは失っていません。あと、本作に登場する武器はどれも面白おかしくなっていますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Alex:インスピレーションの源は、『ソニック&セガ オールスターズ レーシング』、『クラッシュ・バンディクー レーシング』、『マリオカート』などといったゲームです。私たちは今でも時々、夕方に友達と一緒に画面分割でこれらのゲームを楽しんだことを思い出します。しかしこれらのゲームにおいて、私たちがどうしても好きになれなかったのが、カートの物理でした。そこで、本作ではゴーカートレーシングと『ニード・フォー・スピード』的なゲームの中間ぐらいの操作感を採用しています。
――本作の日本語対応について教えてください。
Alex:私たちの会社は日本と日本文化が大好きで、メンバーの数人は実際に日本を何度も訪れています!ですので、日本のゲーマーの皆さんには本作をフルに楽しんでいただきたいと思い、アップデートで日本語に対応させました。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Alex:やっほー。本作の開発には長い時間をかけ、全力で取り組み、美しく、可愛く、面白いゲームを作ることができました!日本の皆さんが本作を気に入ってくれると嬉しいです。日本のコミュニティが本作に興味を持っていただき、嬉しく思います。どうもありがとうございます。
――ありがとうございました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
海外レビューハイスコア『Spirit City: Lofi Sessions』―非の打ちどころのない雰囲気と『コーヒートーク』を彷彿とさせるサウンドトラックを備えている
-
高自由度ファンタジー人生シム『ワールド・ネバーランド2 ~プルト共和国物語~』Steamへの移植なぜ?シリーズの“今後”に迫る【インタビュー】
-
敵の力を身につけながら進むソウルライクなメトロイドヴァニア配信!悪鬼を倒し、自分自身が悪鬼になる―採れたて!本日のSteam注目ゲーム6選【2024年4月10日】
-
新作MMORPG『HIT: The World』でまさかの“プレイヤーvsゲームメディア”実現!“日本向けMMO”もいよいよリリース間近【イベントレポ】
-
海外レビューハイスコア『Inkbound』―友達や見知らぬ人と一緒に様々な“本”の試練を受けるのは間違いなく楽しい体験だ
-
海外レビューひとまとめ『Harold Halibut』―『クレイマン・クレイマン』を連想せずにはいられないが、それは見せかけにすぎない
-
【クラフトサバイバル名鑑】「英雄コナン」が原作の『Conan Exiles』増え続けるコンテンツで魅力を失わない!多彩すぎる遊び方でプレイヤーごとの楽しみが味わえる
-
PvE専用の『タルコフ』ライク架空現代ベトナムCo-op脱出シューター『Incursion Red River』配信/英雄の魂から能力を得ていくローグライクACT『蒐命のラスティル』発売日発表/Modを使わず『マインクラフト』で『DOOM』を再現【週刊スパラン4/5~】
-
海外レビューひとまとめ番外編「フォールアウト」実写ドラマ版―最も興味深い人間ドラマが“Vault Dweller”たちの物語だと理解していた
-
“非常に好評”な中華風サバイバルクラフト『Pathless Woods』は早期アクセスながらボリューム抜群! 建築・戦闘・農業から探索まで自由度高めで楽しめる【プレイレポ】