今回発表された内容は複数項目に及び、昨年の一時審査停止時期のタイトルだけでなく、今後は2019年4月22日以降の提出分についても並行して審査を行います。加えてライセンスの総量の管理を行い、低品質なコピーゲームや賭博テーマのゲーム、不道徳であったりわいせつなコンテンツも承認対象外になるとのことです。Niko Partnersの調べによれば、2017年の承認ゲームのうち37%ほどがポーカーゲームと麻雀ゲームであったとしています。
また、今後はミニゲームやHTML5のゲームも承認を必要とする他、すべてのモバイルゲームにゲーム中毒防止策の実施が求められていきます。そして、今後承認プロセスをより高速化するために、より明示的なコンテンツ規制ガイドラインを公開することも発表されました。
「オンラインゲームにオフラインコンテンツを含む場合の内容の表示・説明」、「死体や血溜まりの描写の禁止(色変えも不可)」、「モバイルゲーム審査の際のソフトインストール済みスマホの提出の廃止」、「禁止単語リストの紙書類提出の廃止」などが合わせてガイドラインとして明らかにされています。また、伝統文化を促進するゲームや中国の社会的価値観を念頭に置いたタイトルの奨励や、ゲームに歴史、政治、法律に関する正しい情報が含まれていることを確認することも推奨するとのことです。
なお、中国におけるゲーム審査に係る内容として、近年には『レインボーシックス シージ』が一時、「アジア圏での展開のため」としてゲーム表現の変更を実施し、その後多くの議論を経て、元の内容へと再修正したことがありました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
小島監督が最もハマったゲームとは?「ゲームクリエイター、小島秀夫だけど質問ある?」YouTubeで公開
-
『ドラクエX』全部入り版が12月22日から80%オフ!“ソフト7本分”の大ボリュームストーリーを超オトクに始めるチャンス
-
日本語対応・MMORPGがSteamで無料配布中!建築家、ヒーラー、パン職人、皮なめし師など何でもなれる
-
【PC版無料配布開始】アニメ調恋愛アクション『Eternights』年末第3弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて12月21日午前1時まで
-
女性キャラ中心に露出減少…話題のADV米スイッチ版、水着キービジュアルが規制される
-
「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂
-
セクハラも…『Mouthwashing』などで知られるパブリッシャーCRITICAL REFLEXの元従業員が不当な労働環境を告発【UPDATE】
-
日本語対応・超自由な宇宙生活シムがSteamウィンターセールで90%引き最安値!
-
『Starfield』次期アプデで“シームレス化”の噂。未発表PS5/スイッチ2版に合わせ?情報は間近か
-
Bungie新作脱出シューター『Marathon』発売前にアートディレクターが退社…海外メディア取材で判明





