Eagle Dynamicsは、デジタルコンバットシム『DCS World』の最新モジュール『DCS: F-16C Viper』の予約販売を公式サイトで開始したと発表しました。
今回予約販売が開始された『DCS: F-16C Viper』は、数あるバージョンの中でSEAD機能を持つF-16C Block 50をピックアップ。ゼネラル・エレクトリックF-110-GE-129エンジンとAN/APG-68(V)5レーダー、AN/ALR-56Mレーダー警報受信機、チャフ・フレア・ディスペンサAN/ALE-47、AN/ALQ-131/184 ECMポッドを搭載し、CCIP改修(共通仕様履行プログラム、Common Configuration Implementation Program)を適応した2007年ごろのバージョンを再現します。
搭載兵装は、空対空ミサイルのAIM-9L/M/P/Xのサイドワインダーや、AIM-120B/CのAMRAAM、M61A1 20mmバルカン機関砲。さらにLITENINGターゲティングポッドやHARMターゲティングシステムを搭載し、敵防空網制圧(SEAD、Suppression of Enemy Air Defence)任務を可能とします。
2月に発表された計画では、『DCS: F-16C Viper』が大規模プロジェクトになることから早期アクセスの段階をフェイズ1とフェイズ2に別け、フェイズ1に空対空ミサイルや航空爆弾、レーダーモードなど基本的な要素を実装し、フェイズ2でLink 16や空対地ミサイル、MIDS、HARMやALE-50デコイなどを実装予定です。
『DCS: F-16C Viper』は公式サイトで予約販売中。価格は、記事執筆時点で79.99ドルより20%オフの63.99ドルで販売中です。
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