『World of Warships』に待望の潜水艦が正式実装!日米独ソなど収録艦も語られた発表会レポ―開発者インタビューも | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『World of Warships』に待望の潜水艦が正式実装!日米独ソなど収録艦も語られた発表会レポ―開発者インタビューも

Wargaming.netは、都内のオフィスにて8月6日にオンライン海戦ストラテジー『World of Warships』の新艦種である「潜水艦」実装に関するサマープレスカンファレンスを実施しました。

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Wargaming.netは、都内のオフィスにて8月6日にオンライン海戦ストラテジー『World of Warships』の新艦種である「潜水艦」実装に関するサマープレスカンファレンスを実施しました。

今回の発表には、Wargaming.netのエグゼクティブプロデューサーであるアルトゥール・プロチェニック氏が登壇。初めに、『World of Warships』の現状についてが語られました。2019年8月時点で、『World of Warships』の登録アカウント数は3000万にのぼり、10の国家と300以上の艦艇、40のマップ、そして6種類のゲームモードを備えています。



1億3000万の艦隊が存在し、現在まで戦闘されてきた時間を合わせると10万2325年に、全艦艇の移動距離を合わせると約180億kmにもなるとのこと。戦闘で発射された艦砲は約6120億発、うち命中弾が約1899億発、撃沈まで至ったのが約41億発を数えます。



2019年には8月までに空母のリデザインや、イギリス空母、「Space Warships 銀河間ゲームズ」、ソ連戦艦、「烈波」、フランス駆逐艦などが追加されました。今後はイタリアの巡洋艦と、オランダやポーランドなどのヨーロッパ諸国の艦艇が追加される予定です。


新艦種「潜水艦」の中身とは?


新艦種の潜水艦は、2018年10月にハロウィンイベントという形で試験的に実装され、正式実装に向けた様々なフィードバックを受けていた状態でした。ここで、開発ステージの基本的な流れを紹介。基礎調査→企画→モデリング→プロパティ開発→バランシング→テストという段階を経てリリースに向かいます。ここで「潜水艦」のプレイ映像を披露しました。



潜水艦の国家は米独ソの3カ国で日本の潜水艦は後に実装される予定。TierはVIとVIII、そしてXに割り当てられています。潜水艦の特徴として、HPは駆逐艦ほどですが、潜航中に魚雷を発射し音響パルス(潜望鏡深度で使用可能)を敵艦の前後に当てることで魚雷の誘導が可能です。潜水艦の深度は水面と潜望鏡深度、そして最深度(ディープアンダーウォーター)の3段階の浮き沈み出来ます。



また潜水艦の実装にあわせ、駆逐艦に敵潜水艦への対抗手段が追加。潜航中の潜水艦を完全に探知できなくても半径5kmほど近づけば探知が可能で、さらに敵潜へ近づくと艦艇の対空射撃と同様に爆雷での攻撃を自動的に加えることができます。



アメリカツリーでは、Tier VIにカシャロット級潜水艦「Cachalot」、Tier VIIIに新S級とも呼ばれるサーモン級潜水艦「Salmon」、Tier Xにバラオ級潜水艦「Balao」が追加。ドイツの潜水艦はTier VIにUボートVIIC型「U-69」が、Tier VIIIにUボートIX型の「U-190」が、Tier XにUボートXXI型の「U-2501」が導入されます。またソ連潜水艦はTier Xに「K-1」が入ります。また現在開発が進められている日本の潜水艦である巡潜乙型「伊58」の姿を披露し発表を終えました。



続いてコンソールで展開されている『World of Warships: Legends』の現状と今後の展望に関する発表が行われました。PC版が12 vs 12に対して『Legends』は9 vs 9で対戦。60以上の艦艇や15種類ものマップ、30名の艦長、HDR、そしてボイスチャットにも対応しています。



今後の展望としては、アメリカとイギリス、日本、ドイツの実装や戦艦アイオワや天城などの艦艇追加。PS4 pro/Xbox One Xにおける、4K解像度やHDRへの対応などが盛り込まれています。8月12日に実施されたアップデートでは、ドイツのTier VIIプレミアム戦艦「Tirpitz」が追加され、トロフィーにも正式に対応しました。



潜水艦を一足先に体験プレイ!感覚は潜航できる駆逐艦?


開発者インタビューの前に、潜水艦を一足先にプレイできる機会がありました。潜水艦のプレイ感覚は、1万ほどのHPやその撃たれ弱さから駆逐艦に近い印象を受けます。


操作やシステム自体は、2018年のハロウィンイベントで実装された時とほぼ変わらなく、深度も前述の通り水面/潜望鏡深度/最深度の3段階です。最深度では立体的な海底を移動するために、水底の地形を読みながら衝突せずに進むことが求められます。


基本的に潜望鏡深度まで潜れば敵艦艇からの攻撃をほぼ受けることがなくなるために、戦域に近づく時には潜航している状態から近づいていくのが有効。魚雷そのもののダメージは、戦艦に対し8000ほどで、音響パルスによる魚雷の誘導もそこそこの性能であるために(とはいえ駆逐艦の急な旋回には追いつけないほど)、絶対的な強さを誇る艦種というわけではありませんでした。

また酸素量や急速潜航/浮上の時間管理など、様々な要素を管理するのがそれなりに難しいものの、潜航した状態で隠れながら魚雷を直撃させるのは、これまでには味わえなかった楽しさがあるので、正式実装が待ち遠しい艦種であるとも思えます。




《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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