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中華ゲーム見聞録:ケモミミ美少女3DACT『Mysteria ~Occult Shadows~』中国の現役大学生たちが開発したスタイリッシュバトルアクション

「中華ゲーム見聞録」第54回目は、ケモノ耳(ケモミミ)でゴスロリの美少女たちが活躍するスタイリッシュアクションゲーム『Mysteria ~Occult Shadows~(霊之秘境 ~異象残影~)』をお届けします。

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中華ゲーム見聞録」第54回目は、ケモノ耳(ケモミミ)でゴスロリの美少女たちが活躍するスタイリッシュアクションゲーム『Mysteria ~Occult Shadows~(霊之秘境 ~異象残影~)』をお届けします。

本作はU-Secret Studio(成都秘霊互動科技有限公司)が開発し、SakuraGameによって8月23日に早期アクセス版がSteamで配信されました。U-Secret Studioは現役の大学生たちによって設立されたインディーデベロッパー。中心人物の女性開発者・最終虚妄(FinalUnrealityCat)氏は小学生のころからゲーム開発に興味を持ち、UE4をメインにプログラムの勉強を続けてきました。

本作の前身である3Dアクションゲーム『Forest Secret(霊之秘境)』を友人と共に開発し、2017年にSteamのGreenlightにデモ版のムービーを公開したところ、予想外にも200万アクセスを超えたとのことです(ちなみに現在Greenlightは終了しています)。また開発資金調達のためにKickstarterでクラウドファンディングを行い、1000人以上のバッカーからファンディングゴールの50万香港ドル(約67万円)を大きく超える約17万香港ドル(約230万円)の調達に成功しました。


本作の内容ですが、襲い来る敵の群れを倒していく3Dスタイリッシュアクションゲームです。本作のテーマは「ケモミミ娘&ゴスロリ」とのことで、魅力的なケモミミの美少女たちが登場します。現在のところ日本語はありませんが、後日日本語字幕を追加予定とのこと。またキャラクターボイスは日本人声優が担当しています。さっそくプレイしていきましょう。

死神の力を持つ猫霊獣



ゲームを開始すると、まずは難度選択です。簡単から極難(ベリーハード)まで4段階。標準的な難度を知りたいので普通でプレイしてみましょう。それと本作のストーリーですが、舞台は「霊獣(ミスティ)」たちの住むアルナス大陸。超常現象が頻発することから、本作のタイトルでもある「霊の秘境(ミステリア)」と呼ばれています。霊獣は動物から進化した存在で、本作のケモミミ娘たちのことです。

アルナス大陸はおよそ100年前「ダークエネルギー」に浸食され、闇の深淵から現れた怪物たちにその文明を破壊されてしまいました。生き残った霊獣たちも、多くがダークエネルギーに汚染されて怪物になってしまいます。破壊されたストリア城の再建を目指す「ストリア神聖守護団」は、ダークエネルギーに対抗するため、死神の力を持つ猫霊獣「暗影」の力を借りることにしました。この暗影が本作の主人公になります。ちなみに暗影は仮の名で、本当の名前は忘れてしまったそうです。


ゲームスタート。ツインテールの少女が主人公の暗影です。元となっている猫の品種は「アメリカンショートヘア」。剣は3Dアクション『ニーア オートマタ』のように、背中で浮いている状態になっていますね。武器は最初から3種類を使用でき、いつでも変更可能です(後述)。

それと日本語字幕はありませんが、ゲーム中の会話などはすべて日本語音声です。現時点でもプレイするだけなら言語の壁の問題はそれほどないかと。それと本作は出血表現の有無や操作補助など、オプションメニューの選択肢が豊富です。遊びやすいようにカスタマイズしておきましょう。


日本人声優によるストーリーの説明とともに、いきなり敵が襲い掛かってきました。基本操作ですが、Xボタンで小攻撃、Yボタンで大攻撃、Aボタンでジャンプ(空中でさらにAボタンで2段ジャンプ)、Bボタンで回避(短距離ダッシュ)になります。XボタンとYボタンの組み合わせによってコンボ攻撃もできます。

また画面左下にある緑のバーが体力、黄色のバーがスタミナになっています。その左側にある菱形の中のアイコンは武器の種類を表しており、十字キーの上(鎖鎌)・左(剣)・下(大鎌)で切り替えることができます(菱形の右のアイコンは現在装備中の武器)。


敵が出現するとフィールドには「見えない壁」が発生し、敵をすべて倒さなければ先に進むことができません。また敵を倒すことによって武器を強化するためのポイント「暗能魔魂」と、本作の通貨である「元魄」を獲得することができます。


ザコ敵を倒して先に進むと、大型の敵が登場。敵に向かってRスティックを押し込むことによって、常にその敵が画面中央に表示されるようロックオンすることができます。敵は攻撃に入る前に目が光りますので、それを見たら回避などを使って距離を取りましょう。


ある程度ダメージを与えると敵はひざをつきます。このときに近づいてRBを押すことで、いわゆる「処刑アタック」でフィニッシュを決めることができます。処刑方法は、敵によっていろいろなパターンがあります。


大型の敵を倒した後に現れた謎の少女。全身に黒いオーラをまとっています。会話の内容からして、どうやら二人は知り合いのようです(会話の音声は日本語)。「暗影を迎えに来た」とのことですが、暗影の方は謎の少女を嫌っています。

謎の少女は「神聖守護団こそが元凶。ダークエネルギーを利用してさらなる力を得ようとしている」と言いますが、暗影は信用せず攻撃を仕掛けます。謎の少女は「あなたと戦う気はない。信仰や正義を語る人に騙されないで」と言い残し、去って行きました。

3種類の武器と多彩な攻撃



ここで3種類の武器についての説明を。まずは剣(幽魔神剣)ですが、攻撃速度が速く、手数の多い武器です。「X・X・X・X」や「X・X・Y・Y・Y」などのコンボ攻撃や、ジャンプ後に「LB+Y」で斬り下しができます。武器レベルが2になれば、Xボタンを長押しして放すことで衝撃波を放ち、遠距離の敵を攻撃することもできます。


次に鎖鎌(末影双刃)ですが、攻撃範囲が広く、敵に囲まれたときや狭い場所での戦いに便利です。特に「Y・Y・Y」は攻撃力もあり、周囲を一掃するのに使えます。多数の敵が現れたときの武器として優れています。


大鎌(死神戦鎌)はパワフルな武器です。振りはちょっと遅めですが、攻撃範囲も広くて使いやすいです。特にLTでスタミナを消費して大鎌を地面に叩き付け、衝撃波で周囲の敵を転倒させるスペシャルアタック「夢魔審判」が便利。倒れた敵に追撃することでそのまま殺しきれたりします。


武器は「LB+Y」で敵を空中に打ち上げることができます。こののちジャンプして、空中コンボにつなげましょう。空中なら反撃されないので一方的に攻撃できます。


「LB+B」(死神勾魂)でワイヤーのようなものを投げ、小型の敵を自分のそばへ引き寄せることができます。敵が密集しているところで戦いたくないときには、これを使って各個撃破してしてやりましょう。


逆に「LB+X」の「死神之錨」を使うと、敵のそばまで一瞬で移動できます。敵にさっと近づきたいときや、遠くで孤立している敵を狙うときなどに使用するといいでしょう。またフィールド上の高い場所へ移動するときにも使います(後述)。


敵がドロップする緑色の石は、近くでLBを押すと取ることができ、体力を少し回復する効果があります。体力に余裕があれば、戦闘後にまとめて回収するのがいいでしょう。


ゲームを一時停止したときに出てくるメニュー画面では、敵を倒すことによって獲得した暗能魔魂を消費して、武器をレベルアップさせられます。また技やコンボもムービー付きで確認することが可能。レベルが上がると、新たな技を覚えます。

フィールド上の様々な仕掛け



謎の少女の登場後、敵を倒しながら先へ進んでいくと、ワープゲートを見つけました。近くでRBを押すことで別の場所へワープできます。


道なりに進んで神聖守護団の拠点に到着。ムービーが流れ、神聖守護団についての解説が日本語音声で入ります。神聖守護団は団長のサイナーと副団長のリサによって率いられ、破壊されたストリア城の再建を目指しています。


暗影の向かいに座っているのが団長のサイナー。そのすぐ横にいるのが副団長のリサです。サイナーの種族はオオカミで、リサはレッサーパンダ。リサが言うには、暗影が出会った謎の少女は「エアー・エリアン」という名で、かつて神聖守護団の一員として怪物たちの攻撃をたった一人で防いでいました。しかしストリア城の城壁が怪物たちに壊された後、彼女はどこかへと消えてしまったそうです。今も生きているとしたら百歳以上になりますね。エアーはダークエネルギーによって汚染された生き物を匿っているようです。


ダークエネルギーの調査のため、サイナーの命令で峡谷へ向かう暗影。遠くに赤いオーラに覆われた球体があります。敵の出現ポイントで、近づくと戦闘が始まります。ゲーム難度を「普通」にしていますが、敵はそれほど強くないので、アクションゲームが得意な方は高難度で遊んだ方がいいかもしれません。


青い紋様があるところは、「死神之錨」(LB+X)を打ち込むことによって紋様の場所まで移動することができます。ジャンプでは届かない高台に紋様があったりするので、行き止まりになったときには頭上など周囲を見渡してみましょう。


吊り橋が上がっていて通れないところは、向こう岸に氷の塊があり、それにロープが固定されています。メニュー画面からファイアボールを装備し、氷に向かって撃てば溶かすことができます。レティクルがないのでちょっと照準が付けにくいです。


青く光る井戸のようなところでは、敵を倒すことで得られる「元魄」を使って買い物ができます。戦闘に備えて回復アイテムを買っておきましょう。ゲームが進むと、売られているアイテムの数も増えていきます。


メニューの図鑑では、登場したキャラクターや敵、アイテムなどの詳細が閲覧可能。フィールド上にはゲーム世界の設定に関するファイルが落ちていることもあり、入手すると図鑑からチェックできます。図鑑のコンプリートを目指すのもいいかもしれません。


空から振ってくる攻撃をかわしつつ前進していくといったアクションシーンも登場します。障害物が多いので、何度かここで死んでしまいました。死ぬとチェックポイントからやり直し。「死神之魂」というアイテムがあれば復活可能です。


フィールドの奥までたどり着き、宿敵であるエアーとの対決。近距離攻撃・遠距離攻撃に突進技と、様々な攻撃を仕掛けてきます。果たして暗影は勝てるのか。そしてこの世界の真実とは。この先の物語は自身の目で確かめてみてください。

可能性を秘めたスタイリッシュアクション


本作は魅力的な可愛いキャラクターたちや3種類の武器による多彩な攻撃など、アニメ系3Dアクションゲームとしての大きな可能性を秘めています。ただ早期アクセスということもあり、ゲーム中に動作が急にカクカクしたりなど最適化が上手くいっていない場面も見られました。

また画面の解像度が1080iを基準にして開発されているようで、それより低い解像度にすると画面表示が見切れる場合があります。開発チームは問題点について真摯に対応していますので、気になる点があれば報告をするといいでしょう(日本語でもOK)。


それと現在の早期アクセス版でプレイできるのは、エアーを倒したところまでになります(プレイ時間は1~2時間ぐらい)。日本語サポートも含め、今後アップデートによって順次追加されていく予定です。

それにしても、「中華ゲーム見聞録」の第18回で紹介した『Bright Memory』もそうでしたが、学生の内から独学でプログラミングを学んでゲームを開発する人が増えてきたように思えます。やはりUE4やUnityなど、プロと同じ開発環境を誰でも無料で利用できるようになったのは大きいですね。今後も様々なゲームが登場することを期待しています。

製品情報



※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字を日本の漢字に置き換えています。

■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国の歴史ものを書いている作家。母は台湾人。人生の大半を中国と台湾で過ごす。中国の国立大学で9年間講師を勤め、現在台湾在住。シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、ブログ「マイナーな戦略ゲーム研究所」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。Twitterはこちら
《渡辺仙州》

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