ROCKFISH Gamesの宇宙船オープンワールドシューター『EVERSPACE 2』。同作についてのインタビューが海外メディアにて掲載されました。
gamesindustry.bizに掲載されたROCKFISH GamesのCEO Michael Schade氏のインタビューでは、今作のジャンルが「ローグライクの宇宙船シューター」から、「アイテムルート要素を備えたオープンワールドシューター」へ変更された理由に言及。ジャンルファンから、『Freelancer』(近年では『Star Citizen』で知られるクリス・ロバーツ氏が手掛け、マイクロソフトからリリースされた宇宙船ゲーム)のようなものを求める声が非常に大きかったとコメントしています。
もともとは破産したモバイルゲームメーカーFishlabsから派生した同社が、当時の財務的な状況では十分なオープンワールドゲームを作れなかったことも、前作がローグライクとなった一因である旨も語っています。なお、『EVERSPACE 2』の開発費は十分確保できており、開催予定のKickstarterキャンペーンについては、キャンペーン終了後に支援者に間をおかず配布されるデモ版を通じて、熱心なファンに初期のフィードバックを行ってもらうことを主な目的としていることを明かしました。
また、同作がUnreal Engine 4を利用した美しいビジュアルを特徴としていることから噂された「Epic Gamesストア専売化」についてもコメント。Schade氏はEpic Gamesとなんらかの話し合いを持ったこと自体は認めながらも、専売を明確に否定しました。「Epic Games(とUnreal Engine)がなかったらROCKFISH Gamesや『EVERSPACE』は存在しなかった」とする一方、「それはSteamも同様であり我々には必要不可欠だ」と述べながら、Steamのコミュニティや高機能なツール群が必要であり「前作の筋金入りのファンはSteamで販売されることを望んでいる」と発言しました。
『EVERSPACE 2』はSteamにて2020年に早期アクセスを開始予定。2019年10月2日にはKickstarterキャンペーンが開始される予定のほか、9月12日からの東京ゲームショウ2019においても、ドイツパビリオン(ブース8- NO.3)の11番ブースにてプレイアブルデモが出展されます。
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