2019年10月18日よりドイツ・ベルリンにて開催されたParadox Interactiveファンイベント「PDXCON 2019」。本記事では同イベントの様子をお届けいたします。
Paradox Interactiveといえば数々のストラテジーでコアゲーマーには名高い会社。今回Game*Spark編集部では今後『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』と『ステラリス』を日本展開するDMM GAMESおよびParadox Interactiveの協力の元、メディア及び高額チケット参加者向けの初日と、一般公開日にお伺いすることができました。
今回の会場、“Funkhaus Berlin Nalepastrasse”はベルリン市街から外れた倉庫街に立ち並ぶライブハウス。外見からではライブハウスであるということすらわからない感じですが、質実剛健、といった建物の内部に入るとしっかりとライトアップされ、雰囲気を醸し出していました。
初日はツアー形式で展開し、1日で合計9本ものゲームの紹介が。スキルツリーや子供のシステムが大きな新要素の7年ぶりの新作『Crusader Kings III』、『Hearts of Iron IV』に諜報やレジスタンス、スペイン内乱などを強化する「La Resistance」、『Age of Wonders: Planetfall』にキャンペーンミッションなどを追加する「Revelations」、刑務所運営ストラテジー『プリズン・アーキテクト』の拡張や心理学要素の追加などなど、様々なゲーム情報がFAQ込みで解説。一方でファン向けの生放送配信が最速での情報公開になるという、ファン重視の姿勢を感じ取ることもできました。
初日は、取材が数グループに別れてのツアー形式であったため比較的閑散としていたものの、一般日では各試遊台も盛況。多数のファンが新作ゲームや新コンテンツに触れていました。同様に盛況だったのは、やはりの物販コーナー。内部では『Magicka』の魔道士ローブや各タイトルのTシャツといったアパレルのほか、ぬいぐるみ、ポスターなど様々なグッズが販売。
また、一般日ではボードゲームコーナーも盛況で、「バトルテック」は言うまでもなく、「Vampire: The Masquerade」のTRPGやカードゲーム台、そして『シティーズ:スカイライン』や『Hearts of Iron IV』のボードゲーム台も。
屋外や併設のバーではバーベキュー形式での焼きたてソーセージの販売やビールなどの販売も。全体の広さとしては日本の大イベントホールの1~2ホール分、といった具合で会場の大きさ自体はそこそこでしたが、十分1日遊べる充実の内容です。また、メディア日・一般日初日ではパーティーも実施。夜まで多くのユーザーが楽しんでいました。
なお、現地でこの取材に同行くださったDMM GAMESの担当者様いわく「今後もParadox Interactiveのタイトルを手掛けていきたい」とのこと。今後、Paradoxタイトルの日本でのリリースがさらに増えることに期待です。
<取材協力:DMM GAMES、Paradox Interactive>
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